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世田谷区が空き家数4.9万戸で最高に 2020年空き家数ランキング

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世田谷区の空き家の数が多くて驚きです。

空き家数ランキングが公表となり、空き家数で最も多いところが、東京都の世田谷区、次いで大田区であることがわかりました。

関東圏では宇都宮が5位、他に東京都足立区が6番目に入っています。

全国の空き家数ランキングと世田谷区の状況、生産緑地問題の見通しについても併せてお知らせします。

空家数最多は世田谷区と大田区

全国空家数ランキングは、総務省の2018年の住宅・土地統計調査の確定値に基づいて日本経済新聞が分析した、空き家数の最新データとなります。

それによると 空き家数の最多は世田谷区の、4.9万戸、続く大田区が 4.8万戸に上ることがわかりました。

 

空家数ランキング一覧

全国の空家数ランキングの一覧は下の通りです。

1位 東京都世田谷区 49070万戸
2位 東京都大田区 48080万戸
3位 鹿児島市 47100万戸
4位 東大阪市 44181万戸
5位 宇都宮市 44150万戸
6位 東京都足立区 39530万戸
7位 大阪府吹田市 38360万戸
8位 松山市 38320万戸
9位 岐阜市 38320万戸
10位 兵庫県尼崎市 37130万戸

関東では東京都世田谷区、大田区、足立区の他、栃木県の宇都宮市が5番目に空家数が多いという結果になりました。

 

世田谷区の空き家数増加

世田谷区の空き家数増加の要因としては、日経新聞は、下のように記載。

・世田谷区内は東急世田谷線沿線や祖師谷地区など、戸建てや比較的小さい集合住宅が集まる地域
・65歳以上の人口の割合が高い。

世田谷区はエリアが広く、緑地が多いので、一時期に多くの住宅が建てられました。

しかし、都心からの距離が遠く、通勤や通学に利用するには、アクセス性と利便性は低い地域といえます。

その上、住民の多くは高齢化し、建物も老朽化しましたが、近年は殊に駅近が流行、世田谷は最寄り駅から徒歩20分など、距離のある住宅地も多く、中古住宅としての二次利用がなく、入れ替わりがない。

そのため、利用されなくなった戸建がそのまま空き家として老朽化していると思われます。

 

新築マンションの売れ残りが多い世田谷区

戸建だけではなく、世田谷区では、新築マンションの売れ残りも顕著であるといわれています。

空き家が、4.9万戸、そして、新築マンションの4割が売れ残っているとも指摘されたことがあります。

このような傾向は、既に2016年時点でも見られたといいます。

それから、現時点までの開発もなく、空き家数の増加が進んでしまったということでしょう。

二子玉川の人気は衰えた?

世田谷はかつて高級住宅地として知られたところでもあります。

中でも有名な二子玉川は、「ニコタマ」との愛称で親しまれましたが、今はどうなったのか。

マツコ・デラックスさんが「ニコタマなどには住めないんで」”川を越えたところ”にマンションを買ったと発言したこともあります。

 

2022年問題 世田谷の生産緑地の見通しは

世田谷区や練馬区には、生産緑地と呼ばれる土地が多数あり、それらが法律の期限が切れるにしたがって、一斉に売りに出されるのではないかと言われてきました。

それがいわゆる”2022問題”と言われるものです。

売りに出される土地が多くなると地価が下がるとも言われてきましたが、あるいは状況によっては、世田谷区の再開発が進むきっかけになるかもしれません。

 

2022年問題の専門家の見方

ただし、2022年問題については、専門家の意見も割れており、

「周辺の不動産価格や、賃料の下落は避けられない」(さくら事務所 長嶋修)

 

という意見もある一方で、

「市場を大きく変えるほどかというと、そうは思えない。生産緑地の本質の影響は限定的なのではないか。今後の会話を判断する上で、2022年という節目に固執する必要は全くない」(みずほ証券上級研究員 石澤卓志)

ということで、実際にどうなるかは、2022年になってみないとわからないことかもしれません。

しかし、少なくとも、世田谷区の空き家数が増加をしており、現時点においても地価が下がっていることは確実ですので、2022年にさらにそれが下がる予想をしておいた方がいいと思います。

今からでも遅くはありません。世田谷区や大田区、足立区に空き家をお持ちの方は早めに売却をすることが肝要です。

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