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晴海フラッグが補償請求の調停に 五輪延期で資産価値低下の懸念

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晴海フラッグ、東京五輪の選手村マンションとして、話題を集めたタワーマンションですが、五輪延期で入居が遅れることが決まり、購入した一部の人が補償を求める調停を起こしたというニュースが伝わっています。

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晴海フラッグの購入者が補償を求める

晴海フラッグというのは、東京オリンピックに参加する選手たちが利用する宿舎を五輪後にリフォームするという約束で販売されたマンションです。

いわゆる”五輪レガシー”というプレミアと、湾岸エリアの広大な土地が開発される新しい町として、一時期は、晴海フラッグの話題で持ちきりでした。

五輪延期が晴海フラッグの入居に影響

ところが、新型コロナの影響で、オリンピックが延期となり、そのために晴海フラッグの入居も1年延期されることが購入者に通達されていました。

通知があったのは、昨年の6月のことと伝わっています。

それだけではなく、その前には、小池都知事が、晴海フラッグを新型コロナの患者の施設として使うという発言をしたため、晴海フラッグを既に購入した人たちには不安なニュースが続いていました。

晴海フラッグのそもそもの入居時期

元々、晴海フラッグの入居は、2023年4月引渡予定というものでした。五輪後のさらにマンションのリフォーム完了後ということなので、購入してもすぐには入れないところが難点とも言われていました。

オリンピックの延期に伴い、購入した入居予定者に向けての通知があったのは確かですが、「1年程度遅れる見通し」ということで、けして決定したというわけではなかったようです。

しかし、それによって、様々な支障が生じる可能性は多々あります。

それに対して、今回、それらに対しての補償を求めるという動きがあることが伝わっています。

五輪延期でハルミフラッグに補償なし? 中止なら入居が早まる憶測も

 

晴海フラッグの現在の状況

晴海フラッグの契約は900戸と言われています。引き渡し時期は、現時点では「未定」。

一時は、キャンセルは難しいと言われていましたが、今回は「手付金返還でのキャンセルは可能」となっています。

昨年7月時点での報道では、「キャンセルはほとんどない」(榊敦司さん)とのことでした。

その後、キャンセル可能の通達から、まもなく1年が経とうとしていますが、そこから先に、同じ榊さんが「わからない」としていますので、キャンセルがあったのかなかったのかについては公表されていないようです。

調停を起こしたのは晴海フラッグ購入の20人

そして、今回の調停については、補償を求めたのは、900戸の契約者のうち、20人ほどだそうです。

何についての補償か、内容はいまいちはっきりわからないのですが、「入居の遅れに伴う経済的損失」ということのようです。

ただし、現在入居の延期が決まっているわけではなく、そもそも23年の引き渡しなので、その損失が、現時点でどれだけはっきり示せるのか、それについても不明です。

そもそも、晴海フラッグのペナルティなしのキャンセルについては、大変に異例なことだそうです。

現時点で、最大限に入居者の便宜を考えた措置が取られており、契約者は不都合を自覚した時点で、理由の如何に関わらず、いつでも契約をキャンセルできるようになっているのです。

投資目的の購入者か

このヤフーニュースのコメント欄を見ると、そのような請求を行うのは、投資家として、晴海フラッグを購入した人だという意見が多く見られます。

最初から、経済的利益を前提として、マンションを購入したので、それが得られないので、調停で補償を請求しようということらしいのです。

ただし、この出来事を伝える榊さんは、そもそも、コロナは自然災害で延期もやむを得ない、なので、請求が通るということは極めて難しく、調停の費用を負担するだけになるのではないかということを危惧しています。

晴海フラッグ購入のデメリット

しかし、今回の記事で最も驚いたのは、そこではありません。

当ブログの筆者は、晴海フラッグのことは、ずっと続けて書いているため、たいていのニュース記事には目を通しているのですが、今回、晴海フラッグのデメリットばかりが並べられています。

もちろん、今までも、専門家が良いところばかりを宣伝したわけではないのですが、今回は、それが特に強調されている感じがあります。

たとえば、

冷静に眺めれば資産価値を評価できない

そして、

唯一のウリである「選手村跡地」でさえなくなるかもしれないのである

 

晴海フラッグの販売状況

そして、晴海フラッグの販売状況について

第1期600戸の販売を約3カ月も後ろ倒しした揚げ句に、「即日完売」すらできなかった。抽選倍率が70倍などの人寄せ「パンダ住戸」を作っても、なお即日完売と表示できなかったのだ。業界の常識としては「販売不振」と言う他ない。

「即日完売」しなかったことが、しきりに強調されています。

今までは、晴海フラッグの売れ行きは、「まずまず」とか「悪くない」とか言われてきていましたが、上記の記載だと、これまでの報道以上に”売れていない”感が漂います。

特にマスコミは、”70倍”を大きく取り上げ、住宅評論家の櫻井幸雄さんは「申し込みのなかった部屋もある」と迂遠な言い方をした程度でした。

以前の文言では、「ほぼ完売」という表現も見られましたが、「販売不振」となったら、大きな違いです。

晴海フラッグ、今後の資産価値

そしてさらに、晴海フラッグの売れない原因が、「価格が高い」というのは、これも以前から云われていることなのですが、その上に、

毎日駅まで20分以上歩かなければならないマンションなんて、「選手村跡地」というフレーズが使えなければ、中古では買い手がつかないのは目に見えている。築10年の中古になった時には市場から見放されているはずだ。

つまりこの要因、駅までが遠いという点、そして、選手村跡地でなくなるというところが、榊さんが「資産価値がない」というところなのです。

これも今までも繰り返し言われてきたことなのですが、オリンピック延期ということでここまで言われてしまうのか。

ということは、どういうことかというと、今回のオリンピック延期はやはり、晴海フラッグにとっては、単なる入居の延期という以上に、”致命的なダメージ”ということになるのかもしれません。

こうなってはとにかく、コロナの一日も早い収束を願うばかりです。

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