広告 中古住宅

雨漏りの原因は家の老朽化ではなく中古住宅の屋内の配管にあった

※当サイトは広告を含む場合があります

購入した中古住宅に雨漏りが見つかった問題、その後、リフォーム業者が入り、原因がとうとう判明。

雨漏れの原因は意外なことに、建物それ自体の老朽化ではなく、家屋内の複雑な配管にあったことがわかりました。

スポンサーリンク

中古住宅を購入することに決定

数年来探していた住み替えのための中古住宅を探していましたが、いよいよ購入することが決まり、契約を終えて、頭金を支払い、その後、決済と引き渡しが住みました。

その後は、リフォームとなって、今はまだリフォームが始まったところです。

中古住宅購入の流れがわかるように、中古住宅の契約の前後にしたことと、これからするべきことを考えます。

 

中古住宅に雨漏りが!

 購入した中古住宅に、決済の3日後に雨漏りが見つかりました。

というよりも、これについては、購入前にすでに気が付いていて、不動産店の担当者に「雨漏りですか」と聞いているのに、生返事で終わったという現状です。

うちの場合は、夫が工業系の水関係の専門家なので、当人は承知だったようです。

ですがもちろん、原因のはっきりしない雨漏りのある物件は、皆さまには絶対におすすめしません。

万が一、上のような水のシミが見つかった場合は、必ずインスペクションを入れるべきです。

不動産店と売主は、それについてどう対応、返事をしたかというと、それについては、下の記事に

 

雨漏りの補修費用は補償されない

雨漏りの補償についての結論を言うと、不動産店はそれについては、何の保証もしないし、責任も負わないということです。

万が一雨漏りがあった場合は、補修の費用は飼い主が全部持つことになります。

尋ねても認めない不動産店

実際に目の前で見て尋ねてみても、不動産店の業者は、「雨漏り」とは絶対に認めようとはしません。

誰か、専門家が、「雨漏り」と断定しなければ、それについての話は始まらないということです。

全ての不動産店がそうとは限りませんが、これから購入される方には、注意をしていただきたいと思います。

所有者は雨漏りを「なし」と認定

今回の場合、書類には雨漏りの有無について「なし」に売主がチェックを入れています。

最初から「ない」と言っているのと同じことですので、仮に「あった」ことを知っていたとしても、売主の責任を問うことはできないと思われます。

 

雨漏りの意外な原因が判明

今は、リフォーム業者が、お風呂をタイルからユニットバスに入れ替えるリフォームを開始したところですが、その際に塗装もt頼んだので、雨漏れの原因となりそうなところも全部見てくれました。

すると、雨漏りの意外な原因が分かったのです。

バルコニーに室外機のビス止めで雨漏りに

普通、中古住宅で雨漏りというと、建物の老朽化だと思われますが、今回の場合は、簡単に言うと、建物内部に通常ではない配管があり、そこからの水漏れが原因でした。

この家は、二階に広めのバルコニーがあります。そこにエアコンの室外機が置いてあります。

通常は、エアコンの室外機はバルコニーには置かない方がいいのだそうですが、建物の前面に置く場所がないので、バルコニーに置いてある。

それが、電気屋が、ビス止めにしたので、そこから若干水が入っているのではないかというのが一つ。

これは、建物そのものではなくて、電気工事の方の問題点です。

そして、もう一つは、この家の不思議な作りにありました。

 

建物内部に雨水の配管が

バルコニーには、通常、バルコニーにたまった水を逃す排水口と、それにつながる雨どいのようなパイプがあるはずなのですが、夫が購入前にもそれを探したのですが、どこにも見当たらない。

そして、雨漏りをしている1階の和室には、エアコンがあるのですが、そのダクトもどこにもないということなのです。

どうやら、1階の押し入れの裏に家の見取り図にはない、スペースがあって、そこをバルコニーの雨どいとエアコンのダクトが通っているということが、壁の厚みを計ってわかったことです。

そして、今回リフォーム業者が入って、クローゼットに変えるため、押し入れの床を壊したので、その配管が確認できました。

この縁日のパイプは、2階のバルコニーから、壁の内部を通って1階の床下に抜けているのですが、バルコニーのゴミが、パイプの中に入り、水が落ちなくなっていたので、それがつたって1階の和室に雨漏りの跡が残ったということでした。

エアコンのドレーンも家の中を通っていた

さらに、2階のエアコンのドレーンもこのパイプに合流するようになっていました。

加えて1階のキッチンには、今は取り外されてしまってわからなくなっているところにエアコンがあり、そのドレーンもこれにつながっていたようだと夫が言います。

普通は、雨水を通す雨どいが建物の中を通るなどということはありませんが、この家の場合は、外壁が曲線となっている部分があり、外観をできるだけきれいに見せようとした工夫の結果なのだろうと思います。

建物の内部の配管の是非はよく知らないのでわかりませんが、このような配管があるのに、点検口をつけなかったことについては、大きな手落ちといえます。

それでなければ、雨漏りが起こってもすぐに対処ができたことでしょう。

そしてもうひとつ、売主が建物図面を紛失してしまったので、これが建物を壊して確認しない限りでは、わかりにくくなっていました。

家の建物図面は、必ず必要です。

さらに言えば、家自体は悪くなくても、うちのように、16年に近い期間を賃貸に利用した家は、やはりこのようなメンテナンスは遅れることは言うまでもありません。

今度は天井に点検口をつけてもらいました。

また塗装の際に、バルコニーの防水を行ってもらい、ドレーンは今後は外に出すということになっています。

雨漏りの原因は

雨漏りは見つかっても原因がわからないということが良くありますが、今回の場合は、とりあえず、原因は特定できたものと考えています。

なお、これまでにしたことと言えば、塗装店が、リフォーム業者以前に一度散水試験を行っています。

しかし、その時は、原因の特定はできませんでした。

建物の内部に配管があるということをそれまでは誰も知らなかったためです。

夫はバルコニーのドレーンがないため、薄々は考えていたようですが、目で見るまでは、はっきりしたことは述べなかったようです。

このような原因の雨漏りは特殊ですが、逆に、建物の図面さえあれば、すぐに判明したものと思われます。

建物の図面は売却に備えて必ず保管するようにするのが安心です。



-中古住宅
-,