武蔵小杉のタワーマンション、台風で浸水被害を受けたその後はどうなったのでしょうか。
雑誌のプレジデント誌が取材を試みており、それによると、武蔵小杉の賃貸の家賃価格、人気などは以前に比べて変わっていないということがわかりました。
しかし、飲み水はまだ使えない、ということで、完全な復旧に至るには、まだ日数がかかるのは間違いないようです。
武蔵小杉の浸水タワーマンションの現在の状況についてお伝えします。
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武蔵小杉で浸水被害のタワーマンション
武蔵小杉のタワーマンション、10月12日の台風被害で、地下室に浸水が起こりました。
停電や断水、特にトイレが使えないといった報道に、ネットに風評被害が広がったのは記憶に新しいところです。
武蔵小杉のブランドイメージが低下
住民の方にしてみれば、ネットでのひどい言われように、武蔵小杉全体のブランドイメージが低下しするのではないかを心配される方が多くいたようです。
武蔵小杉に永住するという人はともかく、タワーマンションをいずれは売る予定のある方ならば、今回の報道を機に、資産価値の低下が起こるのではないか心配された方も多かったことでしょう。
浸水被害タワーマンションの今
プレジデント誌が、被害に遭った武蔵小杉のタワーマンションの関係者にインタビューを行いました。
武蔵小杉の浸水被害マンションは、今どうなっているのでしょうか。
住民に緘口令、マスコミ対応を指示
武蔵小杉のタワーマンションは、今のところ全部で11棟、そのうち浸水被害に遭ったのが、2棟のタワーマンションです。
その一つ、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーにおいては、住民に緘口令が敷かれているらしく、住民に取材を申し込むと、「マスコミ対応には災害対策本部を通すように通達がありました」という返事があったそうです。
階によって被害に個人差も
おそらく、住民の方も、今遭っている被害についてはともかく、今後どうなるかなどの詳しいところは必ずしも把握できてはいない可能性もあります。
そもそも、47階建てのタワーマンションですから、上層階と下層階では被害にも個人差があります。
エレベーターが動かない場合に、2階や3階の人なら、さほど移動には困らないでしょうが、それ以上の高層階に住んでいる人は生活に支障が大きく、上の階ほど生活が不可能になってしまいます。
一口に被害と言っても、取材をする相手によっては、だいぶ違いが出てくるのではないでしょうか。
浸水被害のタワーマンションを借りたい人も
プレジデント誌によると、話ができないタワマンの住民本人に直接ではなく、マンションの内見をしてきた男性に話を聞いた、その談話を掲載しています。
そもそも、浸水被害の後のマンションでも、借りたいという人がいるのだろうかと疑問になりますが、そうではなく、その逆で、取材をした男性は「今回の災害で家賃が下がるのではないか」と思い、そのあとにすぐ連絡をしたというのです。
災害の被害と並べてしまっては双方に失礼ですが、事故物件狙いという人も案外いますので、驚いた話ではないのかもしれません。
賃貸の人気状況は変わらず
ともかくも、それで様子がわかったわけですが、災害後の賃貸料金の値下がりを逃すまいとすぐに電話をしたにも関わらず、もっと先に電話をした人がいて、2番手だったというのですから、豪胆な借り手もいるものです。
結局、浸水被害があれだけ報道されたにもかかわらず、賃貸の人気状況は普段と変わらないということでした。
しかもそうなると逆に浸水被害で、希望者が増えたタワマンもあるといえるかもしれません。もちろん、その場合は被害に遭ったマンション2棟のみです。
武蔵小杉のタワーマンションの家賃は
ちなみに、その場合の家賃はいくらだったかというと、「家賃23万3000円、管理費1万5000円の賃貸契約」だというのですが、これでは安くなったといっても、相当な金額です。
おそらくは、会社の家賃補助などがあるのでしょうが、それでなくては購入を考えた方がいい金額でしょう。
武蔵小杉のタワマンの復旧度
それでは、被害マンションの復旧度は、賃貸の希望者を受け付けられるほど回復しているのかというと、どうもそうではないようなのです。
飲み水は使えていない
浸水被害があったタワーマンション、現在は、水も電気も復旧しているということですが、現在も、飲み水としては使えていないようですし、いつ復旧するのかも伝わってきません。
水は水道から出るものの、タンクの中に雨水などが入ってしまったためで、今後も水質調査などが行われるということなのですが、それでも復旧を見越して希望者はあるということですね。
エレベーターは問題なし
電気は復旧しているため、もちろんエレベーターの使用には問題はないそうです。
賃貸料の返却も
タワーマンションの賃貸物件については、今回の災害で、タワーマンションを投資用に購入したオーナーは、家賃の返却を迫られたという報道がありました。
エレベーターが止まって、とても高層階には生活できないとなったら、マンションを返却するという事態になりかねませんので、管理会社がその間の家賃を取らないということになったようです。
そういう意味では、逆に賃貸として利用する住民の方にとっては、タワーマンションに住んでいても万が一の災害時の、一時的な住み替えはあっても、費用負担等の心配はないわけです。
しかし、理想的にはそうでも、必ずしも管理会社や外国人オーナーが適切な対応をしたところばかりではなかったようで、トラブルも発生したということに、プレジデント側が触れています。
いずれにしても、浸水被害に遭ったタワーマンションの少なくても1棟に関しては、完全な復旧にはまだまだ日数がかかるようです。
いくら、需要は衰えてはいないとはいっても、当の住民の方にとってみれば、飲み水も使えない状態であっては、マスコミに口が重くなるのは当然のことかもしれません。
被害タワーマンションの住民の方にとっては、大変お気の毒なことですが、生活の不便に加え、これからの対策に関しても心配が続くことになりそうです。
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