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スルガ銀行が岡野家との関係を解消 日本橋スルガビルも売却

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スルガ銀行が懸案となっていた岡野家との関係を解消したというニュースが入りました。

岡野家とのかかわりを残したままで資本提携となっていましたが、これでスルガ銀行の企業価値が高まり、スルガ銀行はさらに本格的な再建の道を歩むことになります。

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スルガ銀行が岡野家との関係を解消

スルガ銀行は14日、シェアハウス投資への不正な融資の発覚以来、問題となっていた元会長岡野光喜氏の創業家、岡野家ファミリー企業への融資をすべて回収、関係を解消したと発表しました。

岡野家がスルガ銀行を支配した企業風土

シェアハウス問題の発覚後、投資用不動産向け融資を巡る不正の横行は、創業家が支配する企業風土が招いたとされ、創業家との関係の解消を重視していました。

スルガ銀の有国三知男社長が

「一連の問題の根本原因には創業家に支配されていた企業風土があった。業績を上げることが創業家への忠誠心を示すことであるかのようになり、業績に焦点が当たり過ぎていた」

と指摘した通りです。

スルガ銀行と岡野家のこれまで

スルガ銀から創業家ファミリー企業への融資残高は433億円、それまでの交渉で昨年10月には、岡野光喜元会長の創業家側がスルガ銀に全額返済するという合意書を結びました。

しかし、岡野家の保有するスルガ銀行の株売却など、交渉が合意に至らないことが度々報道されました。

そのため、岡野家との支配関係が残ったままであっては、他企業との業務提携や資本提携が難しいとされてきたのです。

シェアハウス問題の発覚後、岡野光喜元会長は、結局、会見を開くことも、マスコミに向けて謝罪の言葉を述べることも一切ありませんでした。

会長職を辞任し、その後不動産や株式をすべて手放すこととなり、スルガ銀行は、初めて岡野家の手を離れることとなったのです。

日本橋のスルガビルも売却

岡野家の保有する株は、昨年10月に家電大手ノジマが取得、資本関係はすでに解消されていました。

そのあとは不動産などを売却することにより、資金回収が進んでいた模様です。

東京の日本橋のスルガ銀行の東京支店があるスルガビルも、三井不動産に売却されています。

スルガビルはスルガ銀行が手放さないだろうといわれていた、東京の一等地に構えた拠点でした。

日本橋の土地はスルガ銀行の聖地のひとつ

株主総会の招集通知書にあるスルガ銀行の沿革では、この場所について、次のように。

「創業者岡野喜太郎は、商用で上京し、日本橋駿河町(現在の東京都中央区日本橋室町界隈(かいわい))を通るたびに、いつの日かこの日本の金融経済の中心に拠点を構え、一層の隆昌(りゅうしょう)を期したいとひそかに決意していた」

岡野喜太郎氏の後、土地を所有しているのは、岡野光喜元会長の弟の岡野喜平太氏が社長を務めるエスジーアセットメントというファミリー企業でした。

売却代金はスルガ銀行から融資を受けた分の返済に充てられたと思われます。

クレマチスの丘と美術館

同じく岡野家が死守するといわれてきた、スルガ平のクレマチスの丘と美術館複数を含む文化施設は、売却の話は出ていませんので、そのまま岡野家の企業、エスジーアセットが保有すると思われます。

岡野家の関係解消で再建進む

スルガ銀の企業価値は岡野家との関係解消で高まります。

ノジマは今後、互いの顧客に特典を設けるクレジットカードやフィンテック分野で連携を模索するとみられています。

シェアハウス投資の借金は帳消しに

また、シェアハウス投資のオーナーらに対しては、借金を帳消しにすることが既に決まっています。

以上、スルガ銀行と岡野家の関係解消のニュースをお伝えしました。

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