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レオパレスが倒産を免れて再建で残る方法 22日株主総会続報

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施工不良問題から経営再建の最中のレオパレスが、7月22日に株主総会を行いました。

債務超過直前のレオパレスの再建には提携が欠かせないと言われてきました。

その候補と目されていたヤマダ電機は。レオパレスとの提携を役員が否定したことが伝わっています。

レオパレスの株主総会をめぐる続報をお知らせします。

レオパレスの株主総会内容

7月22日にレオパレスの定時株主総会が行われました。

創業48年目、2年連続の赤字と株価の急落を見たレオパレスにとって、これがいちばん苦しい総会であったことでしょう。

レオパレス、施工不良から赤字に転落

多数のアパートオーナーを抱えるレオパレス、昨年アパートの施工不良が明らかになり、それに伴って、アパートの新規契約が減少、一時は逆ザヤと呼ばれる、入居率が8割を割る事態に落ち込みました。

それも、4月の引っ越しシーズンに入って何とか回復したところに、今度はコロナの打撃に見舞われ、今は、入居率は再び79%の逆ザヤ。

原因は何かというと、日本にいる外国人の数が減って、入居者が大幅に落ちたとのことでした。

そして、予定していた、アパートの改修もストップ。

工事は継続されるでしょうが、遅れれば遅れるほど費用がかさむことになり、それだけレオパレス自身が苦しくなることは目に見えています。

改修工事はいったん規模を縮小

宮尾社長は、22日の総会では、既に発表になっている1000人の人員削減、それと、改修工事はいったん規模を縮小したうえで体制を見直し、入居が見込める物件から優先順位を付けて行うことなどを説明したといいます。

これについてオーナーの理解を求めた形になりますが、株主や株主オーナーからは、怒号が飛ぶ場面もあったと伝えられました。

「業績回復のために改修工事の規模を縮小するのではなく、早期に改修するのが会社の責務ではないか」という意見と、「早く改修を終えて、ちゃんとしたアパートを供給してもらいたいと思うが、会社の存続がいちばんなので増資などの今後の対応を早く決めてほしい」という意見の両方があったようです。

 

レオパレス802億の赤字で危ぶまれる会社の存続

何しろ、2020年3月期決算は最終損益が802億円。前年度が686億円の2年連続の大赤字、それに伴って、株価は6月4日に急落。

その後は200円台を維持していたものの、現在は200円を割っていますので、株主にとっても大変な状況ですが、会社がどうなるのかの問題も心配なところです。

「先の見えない」レオパレスの提携は

経営が改善される施策としては、今後の提携が望ましいのですが、現在のレオパレスについて、あるアナリストは

「今のレオパレスには先の見えないリスクが多すぎて、単独で救済に名乗りを上げる企業が現れる可能性は極めて低い」

―https://jbpress.ismedia.jp/

と述べています。

これまでに言われたところでは、旧村上ファンドのレノ、そして、ヤマダ電機の2つがありますが、それらはどうなったのか。

旧村上ファンドとの提携は続報なし

村上世彰氏率いるレノは、その前の株主総会では、経営陣の刷新を含めた株主提案への動きを見せていました。

また、その後のレオパレスの業績の悪化の方を受けて、すぐさま援助を申し出ましたが、その後の報道はありません。

以前なら村上氏がアクションを起こしましたが、22日の株主総会でも、そのようなことも起こらず、レオパレスの言及もなかったようです。

 

ヤマダ電機の役員は提携を否定

代わって、新しいスポンサーとして、名前の挙がったのが、ヤマダ電機で、一時は話が進んでいるような報道の方向でしたが、ヤマダ電機側は否定。

それでも、「あるいは」と待っている人は少なくなかったと思います。

しかし、ここへきて、役員が下のように語ったことが伝えられています。

ヤマダ電機役員「資金的な余裕はない」

「レオパレスを買収する可能性は本当にゼロなのか」の問いに、インタビューに答えたヤマダ電機の役員は

「大塚家具再建に苦戦中で、レオパレスを買収する資金的な余裕はない。また、レオパレスの施工不良問題がいつ決着するのかも見通しが立たず、投資リスクが高すぎる。」

ヤマダ電機が、出資額43億円で大塚家具を傘下に入れたのは、昨年の12月です。

大塚家具と合わせてレオパレスにも力を貸すには余裕がない上、ヤマダ電機としてはアパートよりも戸建の方が良いということなのです。

そのあとに「まあ、最終的には山田会長の判断に委ねられるのだが・・・」とあるところが気になります。

 

りそな銀行はレオパレスから撤退

なお、レオパレスの主力銀行だったりそな銀行、それと三井住友銀行については、現在はレオパレスの実質の融資打ち切りとなっています。

りそながレオパレスのオーナーに貸し込んでいる残高は、既に、8000億~1兆円。

現在、レオパレスを支えるのはみずほ銀行だけだということなので、こちらも提携を阻む要因の一つです。

 

レオパレスが今後できること

それでは、レオパレスが今後できること、し得ることとは何かというと、これまで通りスポンサーを探すことですが、これが上記のヤマダ電機が言うように極めて厳しい状況です。

アナリストが挙げる残りの方法としては、海外へのファンドを頼ることと、もう一つが、民事再生の手続きを開始することだそうです。

そして、後者の場合は、経営陣は継続できるが、上場廃止が前提ということで、株価がどうなるのかが心配なところです。

民事再生とは

民事再生とは、債権者の多数の同意を得、かつ、裁判所の認可を受けた再生計画を定めること等によって、債務者の事業又は経済生活の再生を図る手続

 

それにしても、レオパレス最盛期にアパートを建てたオーナーさんたちは、このような時が来るとは、夢にも思わなかったに違いありません。

今はただ、レオパレスに何とか持ちこたえてもらうことを願うばかりです。

ただし、レオパレスが存続したとしても、既に報道であったように、オーナーへの経費打ち切り、そして、これまでにもある家賃減額は引き続き予想されることです。

できるうちに、オーナーさんも考えられる準備をすることが望まれます。

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