買取保証付き仲介とはどのような売却になるのでしょうか。
仲介で土地の売却を依頼しても売れなかったら困りますよね。そんな場合に買い取ってもらえるとありがたいですね。
実際そのような不動産屋さんとの契約の方法があります。
今日の朝刊の新聞広告にチラシが入った不動産屋さん、以前から注目しているところで、町の銀座通りに店を構える不動産屋さんですが、ここはその方法、「買取保証付き仲介」を行っているところなのです。
成績優秀な営業マンのいる町の不動産屋
目次
買取保証付き仲介を行っているという不動産会社、その支店の1つがうちの近く、関東地区の500人の中から売り上げナンバーワンの営業マンがいるというところです。
写真を見ると所員が若い。フットワークも軽そうな上、広告文面も含めて活気にあふれている感じです。
これから売却予定の家はいずれ、この不動産屋さんに依頼の問い合わせをしようと考えているところなのですが、そこに「MM不動産だけの新システム買い取り保証付き仲介システム」という文言を見つけました。
売れない土地と空き家を高く売る方法1~仲介と口コミ
買取保証付き仲介システムとは
内容を見ると、「2か月間の売却活動後、万が一売却できない場合、当社にて売却を保証するシステム」なのだそうです。
つまり賃貸アパート経営でのサブリース契約の家賃保証などとも似ていて、依頼した物件が売れなかった場合でも、会社が金額を保証の上買い取る。そういう契約での仲介です。
広告ではMM不動産だけの新システムとなっていますが、ネットで調べると他にもあるようです。
最終的には買い取るというのには、仲介で買いたいという希望者が現れないということを想定しているということです。
今の家余りの不動産事情から考えられた新しい売却モデルであるともいえるでしょう。
すべての不動産業者が買い取りをするわけではない
実家を扱うときに買い取りのところは、これも散々探しましたが、町の不動産屋さんの中で買い取りをしてくれるというところは、皆無でした。
買い取りを希望する場合には、最初から買取を明示してくれるところでなければ、扱ってはくれません。
また、町の不動産屋さんがそういう業者を知っていて、紹介をしてくれるようなこともありませんでした。
そういう意味では、私のように買い取り希望でも、買い取り業者を探す場合には、自力で探さなければなりませんでした。
上のようにこれまでの不動産店で、仲介の上買取をするというところが出てくれば、売れない土地に困っている人は、大いに助かると思います。
買取のデメリットとは
買取のデメリットは、売却の価格が安くなるということです。
ネットで調べると7割~9割と説明してあるところもあります。
ただし、私の考えだと、物件の条件によってはその位で買ってくれるところもあるかもしれませんが、立地などの条件の良くないところに関しては、もっと低い金額になると思います。
実勢価格とはかけ離れた土地評価
なぜ買取の額が下がってしまうのかというと、そもそもが、売れない土地であれば、価格を安くせざるを得ないからです。
今では土地の実質的な値段は、実勢価格とはかけ離れています。
いくら固定資産評価額の欄にXX円と書かれていても、売却の際に欲しいという人がなければ、その土地の価格は実際は0円と同じです。
0とは言わないまでも、その土地の上にきれいな家を建てて、その上で他と比較して安いというようなプレミアがつかなければ、わざわざ買いたいとも思わないような土地が田舎では今まで以上に多いのです。
なぜ買取ができるのか 買取業者が安く買い取る理由
不動産会社で、買い取りをするというところは、そのような工夫をするノウハウを持っています。だから買い取るのです。
所有者が売る際には、何の工夫もされていない現況の土地のままです。
ですので、買い取りの会社に売る場合は、そのノウハウの知恵の分、安くなるのは致し方ないと思います。
さらには、業者の方もすぐに売れなかったり、その間の土地の維持管理の費用もかかりますので、安い値段でないと合わないということもあると思います。
地方の多くの土地の場合は、所有者が期待している価格があっても、その値段では売れない可能性が高いでしょう。
要は買い取るというその価格で売るか、それとも持ち続けるかのどちらかです。
私なら、実家の売却の際に、町にそのような不動産屋さんがあれば相談したと思いますし、実際数社で査定も受けました。
土地を持っていたい人はむりしてうるひつようはありませんが、短期に売却を終えたいのなら、考えたい一つの方法です。
不動産会社に仲介を依頼する場合の注意点は下記の記事でご確認ください。
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皆様におかれましても、よりよい方法が見つかりますように。