空き家の不用品やゴミ、掃除など、空き家をいざ売りに出すときには、どのようにしたらいいのでしょうか。
たいてい高齢者が1人で住んでいた家というのは、ゴミ屋敷とは言わないまでも、不用品がそのまま残ってしまっていることが多いです。
うちの場合も、最初は建屋を壊す心づもりでいましたので、不動産業者に見積もりに入ってもらう前に、ゴミ処分をまず以来しました。
そして、買い手に引き渡すときに、再度業者に見積もりを依頼しましたが、金額は思ったより高額でした。
空き家のゴミ処分の費用
目次
今では自治体の多くがゴミ処分が有料であるため、物に拠って取り決めをしているところが多く、業者側もそれに沿って、ソファーが2000円、小さい椅子なら1000円、袋ゴミ一つ500円というように、品目と金額が全部決まっています。
袋ゴミなどは自分で持ち帰って捨てられる気がしますが、空き家が自宅から離れている場合には、体積が小さいものであっても、一括して頼んでも変わりないです。
2回目の荷物は、そのあと短期間住んでいた私一人分の最低の家具で、自分でも電卓で計算しましたが、それでも10万円位にはなりました。
たぶん、家族分の家具が残っている時点でしたら、それ以上の出費があったと思います。兄弟で費用を分断する時などは、あらかじめ少なく考えてしまわない方がいいと思います。
庭木の処分の費用はどのくらい
高齢者が1人だと庭木の手入れもままなりません。介護中は、子どもも手が回らないので伸び放題になっていることが多いのです。
うちは100坪程度の家で、庭木もそうたいしたものがないと思っていましたが、これも見積もりでは、草取り込みで15万円と言われました。
なので下手をすると、不用品と庭木だけで、数十万ということになりかねません。相場で売れる家なら何と言うこともないでしょうが、値がつかない家には厳しい出費となりますね。
ハウスクリーニングは必須
不動産業者に見積もりに家に入ってもらった際、売りに出すその前にはハウスクリーニングを勧められました。
最初は掃除くらいは自分でできそうだと思いましたが、専門家のハウスクリーニングは、素人では及ばないとも聞きました。
キッチン、浴室、トイレの水周りが資産価値を下げる
いちばんは水回り、台所とお風呂などで、特にお風呂は古いと不衛生に見えるので、見た感じが清潔かどうかで売却の際は印象がまったく違ってきます。
要となる場所がきれいであれば、他の部屋は何とでもなるものです。水回りだけはピカピカにしておきましょう。
ハウスクリーニングの料金はどの位か
今なら、100平方メートルで10万円〜15万円くらいが相場だそうですが、業者によってもかなり違います。
売ってしまう家に出費は避けたいところですが、空き家になってしまうと自分の家であっても相当古びて見えますので、初めて見る人の印象を思えば成約までは出費を惜しまない方がいいかもしれません。
リフォームするよりは費用は格段に安く済みます。
慌てて、自分で掃除なども始めてしまわないこと。
まずは見積もりを取って予算に合わないようならそれから始めても遅くありません。
ゴミ処分とハウスクリーニングを両方頼めば格安
ゴミ処分だけで掃除は自分でしようと考えがちですが、どうせなら両方を一緒に頼んだ方が費用も安く上がります。
また、プロの場合は道具や洗剤などが家庭用のものとは違い、掃除の仕方もノウハウも熟知しています。
きれいになって印象アップ。
売れさえすれば費用は還元できますので、ぜひお見積りをお試しください。