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施設に入った親の家は解体するべき?

2023年6月13日

※当サイトは広告を含む場合があります。読みづらかったら申し訳ありません

施設に入所したあとの親の家は解体するべきでしょうか。

また、親が入所中に解体をすることはできるのでしょうか。

実家の一番良い対処法を早めに考えてみましょう。

親の施設入所と家の解体

親が施設に入って数カ月、余生を施設で送ることとなり、実家が空き家となっている。解体するべきだろうか

お答え

親の家の解体は親の同意があれば、委任状を作成、あるいは、親本人に署名をしてもらうなどをして解体それ自体は可能です。

それ以上に、解体後にどうするのかの計画がはっきりしていることが前提となります。

解体が絶対に必要なのは、親の家を建て替える、すなわちその後に自分か誰かがそこに住むときです。

いずれは売却を前提としているのなら、解体は慎重に行う必要があります。

答えの根拠

築40年の私の実家は、問題あり物件で地元の不動産業者他には全部断られましたが、それでも家があったために、東京の買取業者が2社も見に来てくれて7桁で売却に成功しました。

買取の場合は、土地だけよりも家があった方が断然有利です。

そこから徒歩2分の叔母の家は、先に家を解体してしまったので、土地だけとなりどうしても売れないので、知人に譲渡する形で手放すこととなりました。

親の家を解体する場合には建て替えで自分が住むのが前提です。

売却をするのなら家があるままで査定を受けて、必要ならそのあとで解体をしましょう。

親が施設に入所したら空き家に

現代では高齢化が進み親が施設に入るのが一般的となっています。

そのまま何年も療養するケースもあり、高齢者の住んでいる家は築年が古いことも多く、施設入所の間にも老朽化が進んでしまう恐れもあります。

住んでいる家と空き家の老朽化の進み具合は、かなり違いがあります。

なので、できれば、築年の古い家は一刻も早く解体したいところなのですが、解体が一概にいいとは言えない理由があるのです。

親の家を解体するメリット・デメリット

家の解体は解体後にどうするかのビジョンがはっきりしている場合に限られます。

うっかり解体してしまって、逆に費用がかかって損をする場合もあるので注意が必要です。

親の家を解体するメリット

親が生前中に家の解体をする最大のメリットは

  • 解体費は親が負担する
  • 空き家の管理の必要がない
  • 空き家のリスクがなくなる

というところにあります。

親の家を解体するデメリット

解体の最大のデメリットは、なんといっても、固定資産税が6倍になってしまうというところにあります。

  • 解体後は固定資産税が最大6倍になる
  • 更地でも除草・庭木の管理が必要
  • 地方は土地のみだと売れにくい場合がある

そして、売却を前提とする場合は、安易に解体をしないで、売れた場合に解体をするという条件で売りに出すか、または家のあるまま業者買取で売るという方がいいのです。

解体をしてしまうともちろん解体費用がかかるためで、解体費は以下の通り高額だからです。

家の解体費はどのくらい

家の解体費は、最低でも150万円、40坪前後のやや大きな家となると200万円はかかります。

※解体費用について詳しくは
田舎の家の解体費用はこのくらい 安くあげる方法もお知らせ

家の解体 通常の解体費用

解体費の坪単価の目安は以下のとおりです。

住宅の種類坪単価の目安
木造4~5万円/坪
鉄骨造6~7万円/坪
鉄筋コンクリート造6~8万円/坪

なお、あんしん解体業者認定協会による見積もりはかなり安めですので、以下も参考に比較してみてください。

住宅の種類坪単価の目安
木造3万円~3.5万円/坪
鉄骨造4万円~4.5万円/坪
鉄筋コンクリート造(RC造)4.5万円~5万円/坪

家の解体の見積もり

個別の解体費用についてはあらかじめ見積もりを取っておきましょう。

あんしん解体業者認定協会の解体の一括査定は6社の比較で一番安いところに依頼できます。

あんしん解体業者認定協会ならもちろん見積もりは無料、依頼後に解体するかどうかは自由に決められます。

無料見積りのページへ

6社比較で安く解体

実家解体の目的は

最大200万円の費用をかけて解体するのなら、それ以上の利益が得られるということが前提です。

そうなると解体の目的は以下のものに限られます

  • 売れたので解体をして引き渡しをするとき
  • 解体後に新築して身内が住むとき

家の売却の際は、築20年を過ぎた家は価値が0円と言われています。

親野家となると築40年前後の家が多いので、家そのものは売却代金は得られません。

なので、「土地のみ・古家あり・更地渡し」という条件で売却をします。

そして売却が決まった時点で解体費用を差し引いて売却をします。

解体費はどのみちかかるのはかかるのですが、その場合は売却益から差し引くわけで、出費はありません。

親のお金も相続人のお金も減らさずに、解体の上で売却ができます。

実家を解体後に新しく新築を建てて住むという場合は、土地を相続できるため、土地を売却するのでなくてももらった人には大きな利益があります。

土地はほぼ無料なわけですので、その場合は解体費を掛けても必要な費用でしょう。

空き家は解体せずに残そう

解体で困る場合は、古いのでとりあえず壊して置いたら、後に売ろうと思った時に、土地が売れないという場合です。

土地が売れるか売れないかは地域差があり一概には言えませんが、地方の住宅地、特に郊外型団地の場合は住民がいっせいに高齢化をして相続物件が多発している状況となっているところが多いのです。

売却するなら家を残した方が良い

そうなった場合には、買主の立場になってみると土地のみの購入と家付の購入とではどう違うでしょうか。

土地のみの場合は、土地を購入した上で最低でも1500万円以上の費用をかけて家を建てなければ、住宅としての利用ができません。

家があれば、一戸建てを全面リフォームした場合でもリフォーム費用は600万円台で新築同然の仕様となります。

空き家や空き地が売れにくい地域であれば、断然後者の方が利用率が高いのです。

空き家を賃貸に出す選択

空き家をすぐに売りたくはないが、後で使いたいという考えがある場合は、賃貸に出すという選択肢があります。

空き家が利便性の良い土地にある、賃貸に出す前の準備費用がいるということはありますが、そもそも賃貸でいくらになるのかを知る必要があります。

※実家を賃貸にする参考記事
施設に入った親の家を賃貸に活用 賃料がいくらかネットですぐわかる

その際の賃料を知るのに利用できる無料サイトは、リビンマッチマンションナビマンション貸す.com があります。

戸建の賃料は、10万円を下らないので、借りる人が見込める地域なら、実家を賃貸住宅として活用、解体は、その後でじっくり考えてからでも遅くはありません。

不動産,一括査定

仲介・買取・賃料査定
>>【リビンマッチ】公式サイトへ

賃料の比較が最大6社から。その日に知らせてもらえます。

マンション・戸建を賃貸にした場合の賃料査定は
>>マンション貸す.com の無料査定

空き家の買取前の解体は慎重に

空き家が売れないので買取で売却をしたいというケースはたいへんに多いです。

空き家を買い取るのは、土地に新築の建売を立てて販売するパワービルダーとリフォーム再販業者のどちらかです。

  • パワービルダー
  • リフォーム再販業者

どちらも空き家がある状態で売れますが、夫の実家の買取の査定では、パワービルダーが300万円、リフォーム再販業者が620万円でした。

つまり、パワービルダーの方は、解体費が入っているということになります。

また、パワービルダーは、土地が道路より高い家や、2つに分割できない形状の土地を嫌いますので、そのためもあって安かったと思われます。

にしても、空き家が売れずに買取で売却をするという可能性がある場合には、家の解体は慎重に行うべきでしょう。

実家の解体のまとめ

結論を言うと、実家の解体は、解体後に新築をして自分か誰か身内が住むという場合に限られます。

それ以外の場合は、できるだけ売却ができるかどうかをまず試してから検討を進めましょう。

解体費は捻出できてもこの後もずっと持っている方がいい土地なのかどうかを、あらためて検討してみてください。

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