「どんな家でも買取します」が本当の買取業者５選！

「どんな家でも買取します」は不動産の買取業者のサイトにある言葉なのですが、本当なのかどうか疑う方が多いようです。

不動産の買取業者は、訳あり物件を含めてほぼ１００％の買取です。

なので、買取業者のうたい文句に見える「どんな家でも買取りします」「どんな不動産でも買います」は本当です。

私の実家は築４０年の雨漏りとシロアリ被害のある訳あり物件でしたが、買取での売却に成功しました

「どんな家でも買取します」が可能である買取業者の買取の理由をお知らせします。

「どんな家でも買取ります」の真偽

田舎にある空き家を買い取ってもらいたい。よく「どんな家でも買取します」って書いてあるんだけれども、本当に買取してもらえるのかな

お答え

空き家他の不動産買取は、おおむね９割を超える高率で成約しますので、「どんな家でも買い取りする」は本当です。

「100％買い取ります」「買取を断らない」会社も実在する一方、買取する空き家の条件によって買取を断る会社ももちろんあります。

つまり、買取をする会社には「すべての家を買い取りするとは限らない会社」と「どんな家でも買い取りする会社」の２種類があるということです。

「どんな家でも買い取りする会社」は「訳あり物件」を専門とする不動産会社で、買取する不動産の範囲がたいへん広いです。

一般的なリフォーム再販の業者は、リフォームにコストがかかるなど条件に合わない家は買取しません。

答えの根拠

私の実家はカチタス他４社に買取を断られましたが、その後インターネットで見つけた東京の会社２社が見に来てくれて、どちらも買いたいという申し出がありました。

業者によって違いがあるだけなので断られてもがっかりする必要はないですよ

この記事では、どんな空き家でも買う会社、買取を断られる会社の違いについてご説明します。

▼電話不要！メールの査定▼

不動産買取の専門業者、アルバリンク社の訳あり物件買取プロのいいところは、１日でスピード査定ができるところ。

そして、フォームに家の条件を書いて送る際に電話番号は記入不要なところです。

メールで査定金額の返答がもらえるため、電話応対の気遣いがいりません。

買取価格のお知らせはメールで翌日までに知らせてもらえます。

これなら金額だけを知りたい場合でも気兼ねなく依頼できますので、下のフォームから送ってみてください。

訳あり物件の買取業者のおすすめ

「どんな家でも買取します」とサイトに記している会社は、ほぼ１００％空き家や不動産の買取を行っています。

買取率の高い会社は下のようなところがあります。

上記の実際の不動産会社の買取率について調べてみました。

Wakegai（ワケガイ）は１００％買取

訳あり物件の買取率は、訳あり物件買取の最大手のWakegai（ワケガイ）では、１００％買取（例外アリ）としています。

この場合の例外というのは、家でなく土地であるため、墓地や家の建てられない土地以外の住宅地の買取は１００％の買取です。

■Wakegai(ワケガイ）
対応エリア　全国
	・不動産買取の最大手 ・買取率100％ ・即日現金化可能 ・自社買取で高額買取 ・売主に費用負担なし
＞＞詳細記事
査定を依頼する

訳あり物件買取プロは９２％

もうひとつ、訳あり物件買取プロでは、買取率を９２％と提示しています。

おそらく最初から例外を含めた数字なので、こちらも住宅地は１００％に近いと思われます。

■訳あり物件買取PRO
対応エリア　全国
	・訳あり物件でも買取 ・再建築不可・底地・事故物件 ・３日で現金化 ・電話不要・メール査定
＞＞詳細記事
査定を依頼する

イズミハウスは100％買取

大阪と近畿圏で買取数がNo.1の会社が、イズミハウスです。

イズミハウスは訳あり物件全般の買取保証を行っており、「全ての物件を買取します！」の通り、１００％の買取です。

「０円査定」はなしで、必ず値をつけて買取するのがポリシーです。

■イズミハウス
対応エリア　大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
	・大阪・近畿圏買取数No.1！ ・どんな不動産も１００％買取 ・最短４５秒で査定可 ・アマゾンギフト券５万円還元
＞＞詳細記事
査定を依頼する

事故物件「正しい買取」　１００％

事故物件での買取サービス成仏不動産の「正しい買取」も「どんな物件でも断りなし」と説明しています。

事故物件はもちろんのこと、不動産買取で断られないというのはたいへん安心なことと言えますね。

成仏不動産の正しい買取
	対応エリア　全国
	● 即日現金化が可能 ● どんな物件でも買取 ● 買取り後の責任なし ●手数料・見積もり無料
	エリア	全国	手数料	無料
	実績	全国No1	買取率	100％
査定を依頼する

他にも
事故物件の買取業者のおすすめ15選【2024年最新】

空き家の買取を断る会社

一方で、空き家の買取を断る会社は、たとえば知名度の高いリフォーム再販業者や、大手の不動産会社などがあげられます。

前者は買取をする不動産の条件が決まっているので、買い取れない空き家は断られてしまいます。

他に都市部でよく知られるような大手の有名な不動産会社は、そもそも買取に熱心ではない上、築年の古い低価格の空き家などの物件は扱わないことがあるようです。

私の実家はリフォーム再販の買取の会社２社に断られてしまいました

空き家の買取が断られる理由

それでは、どんな空き家でも買い取る会社と、買取ができないとする会社との違いは何でしょうか。

私が実家の査定を受けたカチタスは、

と説明してくれました。

つまり、ボロ屋や古家は買取を断る条件には入らないのです。

ある種のリフォーム再販業者が断るのは別な理由によるものです。

買取しない理由１　リフォームの違い

これもカチタスの人に教えてもらったことですが、カチタスのようなリフォーム再販業者は、事故物件、シロアリ被害の家、車庫なしの家、欠陥住宅等は買取しません。（注記：欠陥住宅は最近では相談は可能になったようです）

しかし、土地を買い取って家を建てる建売が専門の業者であれば、シロアリ被害は問題ありません。

また、新築の際には家を壊すことが前提なので、事故物件でも買取できます。

※カチタスの買い取らない家については
カチタスが買取不可なのはどんな家？断られる３つの理由

買取しない理由２　地域の違い

車庫なしの家は生活に車が必須の地方ではまず買取されません。

しかし、都会の市街地であれば車を持たない人もおり、そのような家は他に多くあるため、再建築不可物件含め買取の対象になります。

カチタスとカチタスに似たリフォーム再販会社は、多く地方の空き家が買取対象です。

上記のように買取の正否は業者により条件が違いますし、物件のある場所によっても違ってきます。

買取をしない会社が厳しいというわけではありません。

それぞれの会社のノウハウと戦略に違いがあるので、買ったり断ったりの違いが出るのです。

空き家の買取業者の違い

業者による違いをわかりやすく表にまとめてみましょう。

その中でも「どんな家でも買取します」という業者は、全国対応かつ買取の間口が広く、事故物件から再建築不可物件、共有持分まで扱います。

これらの業者は訳あり物件の業者と呼ばれています。

大手リフォーム業者が買い取らない家は、「訳あり物件」または「問題あり物件」と呼ばれます。

これらの「他で断られた家でも買い取ります」というのが「どんな家でも買取る」の訳あり物件の買取の会社です。

「どんな家でも」の場合の成約率は、土地や通常の住宅以外を含めても９割を越えますので、家や宅地であれば、まずほとんどの家を買い取ると言っていいでしょう。

関連記事：
訳あり物件の買取業者おすすめ５選！

対して、カチタスのようなタイプの業者は「リフォーム再販業者」と呼ばれます。

通常のリフォーム再販業者は、古くなった家以外の問題がある物件は買取しないと考えた方がいいでしょう。

実家が買取で成約

実際に、私の実家は築40年の古家で欠陥住宅、雨漏り・シロアリ被害あり、亡くなった人の名義、持分なし私道、建物の登記なしの家でも買取してもらえました。

上のような問題あり物件であっても買い取ってもらえましたので、実際ほとんどの家の買取が可能と思われます

買取で断られたら

実家は最初に書いた通り、買取業者の訪問査定後２社に断られてしまいました。

他にも、インターネットの査定でも断られたことも複数回あります。

ただし、その後でこちらもインターネットの査定サイトで見つけた会社が２社も見に来てくれて買いたいと言ってくれました。

なので、もし買取で断られても、あきらめる必要は全くありません。

どんどん次の業者に査定を依頼してみてください。

「どんな家でも買取ります」の買取業者

「どんな家でも買取ります」と銘打つ不動産会社であれば、それと地元の不動産で断られた家の買取も可能です。

地元の不動産店の多くは買取をしませんが、東京の不動産会社であっても買取会社は全国対応。

以下の業者であれば遠方でも見に来て買い取ってもらえますので、地方であっても心配はいりません。

この記事の上に買取率をご紹介した訳あり物件の有名な大手業者について詳しくご紹介していきます。

空き家買取隊

アルバリンク社の空き家買取、名称「空き家買取隊」」は、通常の空き家の他土地も含む訳あり物件の空き家の買取に対応します。

中古の一戸建てはもちろん、空き家以外にも問題あり物件、再建築不可物件、何でも無料で査定が受けられます。

モットー「どんな家でも買取します」のとおり、買い取り率は９２％、着手率は９７％です。

アルバリンク社の買取査定は電話番号を教える必要がなく、買取価格は次の日までにメールで知らせてもらえます。

電話応対の気遣いが不要ですので、どうぞお気軽に利用してみてください。

※口コミを先に読むなら
空き家買取隊の評判と口コミ

訳あり物件買取プロ

アルバリンク社の空き家買取、サイト名”訳あり物件買取プロ”は、空き家だけでなく、事故物件や底地、共有持分も買い取り対象。

訳あり物件全般に対応しています。

訳あり物件買取プロの特徴

即日メールで買取価格がわかる

査定依頼はネットからフォームに売りたい不動産の所在地を書き入れるだけ。

１２時間スピード査定で今日申し込めば今日か明日までにメールで価格がわかります。

※口コミを先に読むには
アルバリンク社の訳あり物件買取プロの評判と口コミ

ラクウルの買取

もう一つ、全国対応の買取専門、訳あり物件を買い取るおすすめの業者が、株式会社ネクサスプロパティマネジメントの運営する【ラクウル】です。

訳あり物件の幅は広く、ほとんどの問題あり不動産に対応。

訳あり物件の他、任意売却などのローンが支払えなくなったなどの債務整理の物件も買い取り対象です。

ラクウルのモットーは「どこよりも高く買い取ります」とういうことで、投資家への販路を前提に高額の買取が期待できます。

※ラクウルの口コミについては

ラクウルの評判と口コミ【訳アリ不動産買取専門】

イズミハウス

イズミハウスは、イズミハウス株式会社が運営する買取保証付きの不動産買取サービスです。

イズミハウスは　大阪府・近畿圏の空き家の月間買取数でNo.１を達成していることで有名です。

訳あり物件や事故物件の買取保証は他にはなく、イズミハウスが日本で最初で、ユーザー本位の考え方で空き家問題に貢献しているのも特徴です。

イズミハウスの買取のメリット

事故物件はもちろん、訳あり物件や瑕疵物件などの問題がある不動産も、０円やマイナスになることはなく、必ず値をつけて買い取りする、それがイズミハウスの買取保証です。

家やマンション、土地の他どんな不動産でも買取の対象となりますので、近畿圏の不動産をお持ちの方はぜひ査定を依頼してみましょう。

査定できる不動産種類

イズミハウスで査定する不動産の種類の例は

など、戸建にとどまらずビルや農地も対象です。

上記に当てはまらない不動産についても一度は相談してみてください。

最短４５秒で買取価格がわかる

20名の業界経験豊富な専属コンサルタントが種類を問わず２４時間対応、最短45秒で不動産を査定するため、急いで現金化したい場合にも安心です。イズミハウスは最短４５秒で買取の価格を知らせてくれます。

地域と物件種別を入力するだけで、迅速な査定額提示が可能ですので、まず最初に査定の依頼を送っておきましょう。

もちろん机上査定の他にも詳しい訪問査定も追加で依頼できます。

最短４５秒スピード査定
＞＞イズミハウス【お問合せ】

イズミハウスの会社概要

イズミハウスの不動産買取は２４時間対応です。

家の中に家具や物が残っていてもだいじょうぶですので、そのまま遠慮せず査定を依頼してみてください。

査定は無料、費用負担もなし、必ず値をつけて買い取ってもらえます。

※口コミを見る
イズミハウスの評判と口コミ

成仏不動産の事故物件買取

出典：https://jobutsu.jp/tadashiikaitori/

事故物件の売却でのおすすめできる専門会社のいちばんは、成仏不動産による「正しい買取」です。

成仏不動産は日本最大級の事故物件専門の不動産会社で、各地に支店があり全国の事故物件の買い取りを行っています。

成仏不動産のメリット

成仏不動産のメリットは買取価格が高い他にも

成仏不動産の場合は買取を依頼して断るということはないとしているので、く、扱えない場合は他社を紹介してくれることとなっています。

なので、依頼した物件はまず売却で解決しますので、安心して査定を依頼できます。

以下にはさらに、不動産の買取とその仕組みについて詳しく解説していきます。

家の買取のメリット

空き家売却のメリットは下の３つに集約されます。

売却までが早い

買取の最大のメリットは何と言っても早さと、買取の幅の広さです。

仲介だと敬遠される条件のある家でも買取の対象となり、スピーディーに現金化することが可能です。

売りに出しても売れない空き家、田舎にある家、他で断られてしまった家も買取なら即現金化をすることが可能です。

いわゆる訳あり物件といわれる、再建築不可物件、事故物件、底地、ボロや、共有持分なども十分買取の対象となります。

売れない空き家も売れる

築年の古い家は、住むには不便で耐久性も心配、リフォーム費用もかかりそうだという心配からそのままではなかなか売れません。

私と夫の実家もそうですが、郊外型住宅団地では、高齢者の転居や相続に伴い築年の古い空き家が増加、売れない家のほとんどがリフォーム再販業者と呼ばれる業種の会社に買取で売却をされるのが普通です。

「買取保証付き仲介」

不動産店では、仲介でも扱うものの「買取保証付き仲介」との売却時の契約で、仲介での売却３カ月試したのち売れなければそのまま買い取るとしているところもあります。

また、夫の築４０年の実家は、町の不動産店に仲介を依頼して最初に「買取の価格を聞いておいた方がいいですよ」とすすめられたこともあります。

夫の実家は田舎どころか県庁所在地の大型団地内の家で、それだけ家が売れないということなのですね。

このような家に唯一残された方法が、業者買取による売却です。

今は団地の売れない家は、ほとんどが買取で売却されているのです。

家の買取の仕組み

家を買い取るのは、リフォーム再販業者、それとパワービルダーと呼ばれる不動産会社です。

買い取られた空き家は、それぞれによって再販売に向けた戦略に沿ってリフォームが施されます。

空き家の多くはこれらの業者が買い取るわけですが、戦略にはやや違いがあります。

家を高く買い取るリフォーム業者

大手の空き家の会社は安く部材を調達し、効率よくリフォームを行うノウハウを熟知しています。

買主のニーズを読み取って、特に汚れやすいキッチン、お風呂、トイレなどの水回りは完全に交換されます。

その他に、内装やもちろん、車庫スペースの拡張などを含めて必要な補修・改修を行い、リフォーム済み物件として売り出されるのです。

再度売りに出して、家が売れたその差額が業者の利益となります。

家よりも土地が欲しい買取業者

リフォーム再販業者の買取の目的は、家のリフォームした後のリフォーム済み中古住宅の販売です。

その他に、空き家ごと土地を買い取り、土地に新築の建売住宅を建築して販売するパワービルダーと呼ばれるも空き家を買います。

リフォーム再販業者の買取の目的は、空き家と土地両方の取得のためですが、パワービルダーの買取の目的は土地にあります。

解体が前提の買取

土地だけを買い取って新築を建てたいという場合は解体費用が発生します。

また、新築の場合は土地の整地と、カーポートの設置などのエクステリアが含まれてきます。

これには費用がかかるため、家がある場合に土地ごと高く買い取ってくれるのはリフォーム再販業者の方です。

空き家の買取は、更地にして土地だけにするより、家のあるままで売った方が高く売れます。

更地にしてしまってからでは、解体費が既にマイナスされた上に、買い取る業者はパワービルダー系のみということになるのです。

買い取れない家の条件

空き家を高く買い取る業者は、パワービルダーよりもリフォーム再販業者ですが、その際、買い取れない家というのも出てきます。

一部のリフォーム再販業者の買取の基準はやや厳しいところもあります。

空き家をリフォーム再販する買取業者が買い取れない家の条件はおおむね以下のようなものです。

車庫スペースがない家は買い取れない

買取業者が買い取れないとする家の条件の一つは、車が置けない土地です。

更地にするなら問題はないのですが、再販業者の場合は、土地に家が乗っている状態で買い取るので、あとから車庫を増設することができません。

今家が建っているその状態で、車が入るスペースがなければ駄目だそうです。

事故物件は買い取れない

いわゆる事故物件、自殺や他殺のあった家は買取を断られることが多いようです。

これらは、建物そのものの欠陥ではありませんが、「心理的瑕疵」というものに該当します。

建て替えならともかく、元の建物が残っているとどうしても売れないということになるようです。

事故物件の買取のおすすめ

事故物件の買取は、下のサイト正しい買取。

こちらが事故物件を扱う買取専門の会社です。遠慮なく相談してみてください。

正しい買取

※成仏不動産の会社マークスについて詳しくは

欠陥住宅は買い取れない

欠陥住宅は基準の厳しいリフォーム再販業者の買取の場合は買取ができません。

これらの業者の場合は”瑕疵担保補償”という保証付きの条件で家を売るので、元々の家に直し難い欠陥があった場合は買取を断られます。

後に訴訟になる恐れもあり、会社の評判にも響きますので扱わないのも当然といえます。

4　シロアリ被害のある家

リフォーム再販業者の多くは、補修が不可能な程度のシロアリ被害がある家は買取を断られます。

有名な大手買取会社は、買取の前の家の見分時に、必ずシロアリ検査を同時に行います。

逆に、補修が可能な程度の軽微である場合は買取もありうるかと思いますが、シロアリ駆除が必要になるので買取額から引かれるおそれもあります。

シロアリ被害があっても買い取ってもらえた実家の例

私の実家は、見た目でシロアリ被害があることがわかりましたが、買取業者に買い取ってもらえました。

スケルトンリフォームといって、柱だけにするリフォームを行うということでした。

買取会社のリフォームにもいろいろな種類があり、できるだけ既存のパーツを残した形で再利用する場合は買取額が高くなります。

一方、柱だけにして新築同然にするリフォームの場合は、それだけ費用がかかるため買取額が安くなるのではないかと思われます。

実家の場合は住宅の何らかの欠陥の他、シロアリ被害があっても買い取ってもらえましたが、他にも、持分なし私道の問題がある問題物件でしたので、買取額もその分安くなったと思われます。

価格よりもまず買い取ってもらえたことに感謝しています。

ボロ家でも買取できる

買い取ってもらえない家として、一番に思い浮かぶのが「ぼろや」という言葉です。

しかし実家の下見に来た買取業者は

と教えてくれました。

買取再販業者は、買い取った後にリフォームをしますので、ボロに見えるところも改装すればボロではなくなります。

築古物件の改築のノウハウを知る業者には”ボロ家”との見方はないのです。

そういう家の評価の仕方はむしろ素人だけの見方といえます。

家の査定を依頼する時の注意点

私が実家の３軒の売却を通して分かったことは以下の通りです。

空き家の査定を依頼する時の注意点をまとめると上のようになります。

買い取る家は業者によって差がある

逆に買い取れないとされている家だったとしても、上に記した実家の例を見てもわかるように、事前にシロアリ検査を必須とする業者もいれば、シロアリ被害があっても買い取る業者もいます。

なので、空き家の買取の基準は業者によるので一概には言えません。

「どんな家でも買取りします」という業者は、空き家の条件の幅を広くとって空き家を買い取る業者です。

したがって、大手のリフォーム再販よりは

断られても別な買取業者が買いとる

私の実家の場合は、最初は有名な大手リフォーム再販業者買取の査定を受けましたが、２社ともに断られてしまいました。

そのあと、ネットの査定で買取の査定をしてもらったら、東京から２社が実家を見に来てくれてどちらもが買いたいと言ってくれました。

なので、もし、最初の会社に買取を断られたとしても、買取の条件には業者に差があるため、あきらめずに別な査定を受けてみることをおすすめします。

空き家の買取を断られたら

空き家や土地の買取を万が一断られたり、売却が期待できない場所にある場合には、空き家を一般の人に譲る”譲渡”の方法で手放すこともできます。

空き家の譲渡で手放す

本当にそんな人が現れるのか不思議に思うかもしれませんが、無料であるならもらいたいという人はたくさんいます。

みんなの０円物件の運営者は「物件が足りない」と話している通り、成約率は８割を超えています。

空き家・土地の掲載は無料

譲渡サイトみんなの０円物件への物件の提示は、写真と土地の説明を掲載してもらうだけで、掲載自体は無料でできますので、万が一欲しい人がいなくてもお金がかかることはありません。

その後の手続きの費用も自分で行えば、すべて無料で譲渡が完了できます。

手続きが難しければサイトの有料サービスへの依頼も選ぶことができます。

空き家を譲渡で手放したいという場合は、まずは掲載を依頼してみてください。

不動産の処分も買取業者に

不動産の処分は、そのまま上記の買取業者に査定の上、相談をしてみるのが良い方法です。

基本１００％の買取ですので０円の値付けにはなりません。

その場合は、不動産を買い取ることで、売り主が不動産を手放すことを目的とする不動産買取、わかりやすくいうと「買取処分」ということになります。

「処分だから買取ではない。買取業者は利用できないのでは」と思いがちですが、処分をしたい不動産の場合でも買取業者で差し支えありません。

訳あり物件や事故物件を含め　遠慮なく相談してみてください。

「どんな家でも買い取り」のまとめ

「どんな家でも買い取りします」という買取業者は、訳あり物件の買取業者なら、ほぼ１００％に近く買い取ってもらえます。

それ以外の、有名な買取再販の不動産会社は買取の条件が厳しいところもあります。

買取の基準は業者によって違うため、あきらめずに試すことが大切です。

買取をする不動産会社は一つではありませんので、心配せずにまずは査定を依頼してみてください。