カチタスは中古戸建の買取再販の最大手の不動産業者です。
カチタスに家を売りたいが評判はどうかという人が多いようですが、私としてはおすすめです。
私の実家はカチタスに査定を受けたことがあり、夫の実家はカチタスに買い取ってもらえました。
この記事では売主目線でカチタスの口コミと不動産会社としてのカチタスの評判、実際カチタスの買取を利用した感想についてお知らせします。
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空き家の買取業者ランキング【2024年】高く買い取る大手有名5社
カチタスが買い取れない家については下の記事に
カチタスが買取不可なのはどんな家?断られる3つの理由
実家がカチタスのシロアリ検査を受けた時の様子です
シロアリ被害のある家はカチタスは買取しない
カチタスは中古戸建販売の最大手
カチタスは中古住宅を買い取りするリフォーム再販業者の一つです。
買い取った家を自社でリフォーム、きれいになった家を売りに出すという不動産業者がカチタスです。
今は地方の空き家の再販にカチタスの家を見かけないということはないくらい、カチタスの活躍ぶりはすごいです。
まずは不動産会社としてのカチタスがどうなのかを見ていきましょう。
カチタスの設立
カチタスの設立は1978年、最初の社名は「やすらぎ」というもので、競売物件を買い取ってリフォーム再販をする会社から、今の社名に変更。
今では東京証券取引所プライム市場に上場を遂げており、リフォーム再販の日本で最大手の会社として現在も成長を続けています。
カチタスは上場会社
新井健資社長の下、競売物件から中古住宅の買い取りに軸足を移して、業績も急回復。2017年12月には再上場を果たす。再上場後は連続で2桁の営業増益を続けている。
-出典:家は「中古」がいい!住宅を蘇らせる再生請負人 - 東洋経済https://toyokeizai.net
カチタスは中古住宅をターゲットとしたビジネスで急成長を遂げています。
空き家はこれからもまだまだ増えますので、まず、カチタスはこれからも大きな会社としてさらに活躍することは疑いのないところです。
カチタスの会社概要
社名 | 社名 株式会社 カチタス |
設立 | 1978年9月1日 |
代表取締役 | 新井 健資 |
事業内容 | 中古住宅再生事業 |
資本金 | 37億7,887万1,000円(2022年3月31日現在) |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
所在地 | 群馬県桐生市美原町4番2号 |
東京本部 | 東京都中央区新川1-18-3 新川中埜THビル4階 |
連絡先 | 0120-593-000(カチタスコールセンター):9時~20時 |
東京本部地図 | |
公式ページ | https://katitas.jp/ |
カチタスとニトリが提携
カチタスは、家具などでおなじみのニトリホールディングスと業務提携しました。
ニトリとの協力体制により、両社の資産・リソースを積極的に 相互活用することで、さらなるコストダウンやサービス向上が期待できます。
カチタスの住宅購入時に5倍ポイント
特典の一つとして大きいのは、ニトリと提携したことにより、住宅購入時のサービスとしてポイントがもらるという点です。
カチタスのホームページでは
カチタスは家具・インテリア販売大手のニトリホールディングスと業務・資本提携しています。カチタスの住宅を購入される方にはもれなく、ニトリで使えるポイント5倍クーポンをお引き渡し時に差し上げています。新居での新生活のご準備にお役立てください。―https://home.katitas.jp/contents/code/katitas_info/id/15
ニトリと提携のメリット
その他にも
- 家具付き住宅の販売
- 販売促進キャンペーン商品としてのニトリ商品などの購買
- ニトリ店内などでカチタスへの仕入れ告知機会の提供
カチタスで住宅を購入する方にとってはもちろん、ニトリユーザーにとっても、カチタスの十分な情報が得られる機会が増えることとなります。
何といってもニトリは知名度も抜群、若い世代で利用しない人はいない人気の家具メーカーです。
これから家を探したい人も多いため、カチタスニトリ両社にとって大きな発展が見込めることとなるでしょう。
カチタスのリフォーム戸数は全国6万戸
カチタスが全国で手掛けた空き家の総数は、6万戸を超えています。
2021年度の年間販売件数は前年度比403件増の6558件を見込み、4月には1998年からの累計販売は6万戸を突破した。
-出典:家は「中古」がいい!住宅を蘇らせる再生請負人 - 東洋経済https://toyokeizai.net
23年3月期の戸建の販売件数は、6845件と公開されています。
カチタスの家に売れ残りはある?
今では、不動産の売却サイトを見ていると、必ずカチタスの物件が含まれています。
リフォーム後の家の成約率は100%だと思います。
カチタスのリフォーム後の家は、売れないということはまず聞いたことがありません。
最初から綿密な市場調査ので、売れる地域の空き家だけを買い取るので、売れ残りが出るはずがないのです。
カチタスが再販する家の価格は平均1552万円
カチタスが販売するの中古物件の平均は、土地建物の両方で、平均1552万円とされています。
これは地方における新築物件の平均的な価格のおよそ半分の水準だ(新井社長)
カチタスは、他の大手のリフォーム再販とは違って、高級なリフォームはしません。
そうすると価格が上がってしまうからです。
カチタスの戦略は、あくまで低価格路線であり、それが持ち家が欲しい人のニーズにこたえる形となっています。
カチタスの家は何年住める
カチタスの家はいったい何年住めるのかというのは、購入の時には最も気になる点でしょう。
カチタスの家は、結論を言うと30年住めます。
これを木造の一般的な住宅の耐用年数と比較してみましょう。
木造の家の耐用年数は築60年
そもそも家が住める年数は一般に思われているよりはかなり長く、築60年以上 とされています。
これには木造の家だけでなくマンションも含まれています。
築30年の家は、戸建て・マンションどちらも築60年まで住むことができます。 新築や建て替えより費用も抑えられるので、ぜひリフォームを検討してみてください。(出典:https://rise-creation.com › column)
他にも、
築40年の戸建て住宅の寿命に限界はありません。 使い方やメンテナンス次第で、80〜100年以上住めます。 実際に、古民家やお寺など建築から100年以上経っている建物はたくさんあります。(出典:sumire-house)
カチタスの家は30年以上住める
カチタスの家はカチタスの新井社長の説明によると30年以上の前提でリフォームされています。
「販売価格と改装費用のバランスを考え抜いて、30年以上安心して住める住宅を提供している」(新井社長)
リフォーム費用をかければ、40年、50年でも可能になりますが、そうなると価格が高くなってしまいます。
皆が手に入れやすい価格でのリフォーム費用のバランスを考えると、30年ということになるようです。
カチタスの評判
カチタスの対外的な評判は考えるまでもありません。
カチタスは買取再販の会社としてトップの会社です。
カチタスの場合は買取にしてもリフォームにしても、ノウハウが一段上だと思います。
だからこそ国内リフォーム再販No,1の会社となったのです。
今のように有名になる前から、業者間でも競売物件を買い取りするのに他の会社が出し渋るところを驚くような高値で落札する、それがカチタスだと言われていました。
その通り資本力も大きいのはもちろんですが、それだけお金をかけて買い取っても、リフォーム後に売れるという自信があるためです。
評判はそのとおりですが、実際の口コミをさらに見ていきましょう。
カチタスの口コミ
ネットでのカチタスの口コミを見てまとめると、カチタスの評判は多く下のように言われます。
- ・早いという意見が圧倒的に多い
- ・社員の対応が良かった
これらは実際にカチタスに買取をしてもらった人の評判です。
他にも
- ・「買取額が1万円だったが納得している」
- ・「買取額が50万円と言われたので低いと思ったが説明で妥当だとわかった」
という意見も見つかっています。
これはかなり意外なのですが、「1万円」ということは処分価格での買取も行っているということのようですが、これはかなりの例外です。
1500万円台で販売されている家の買取価格は、おおむね600万円台~700万円位ではないかと推測しています。
最近はおしゃれなアイランドキッチンを備えた家など、デザイン性の良い家も出回っています。
カチタスで家を買いたい時には、ある程度長いスパンでチェックをするのがいいと思います。
カチタスの口コミの不満
口コミの中にはもちろん不満もあります。
・家を買い取ってもらえなかった
・家の買取価格が後で下がってしまった
不満の多くは買取ができるかできないかの根本の問題と、買取の価格に関する問題です。
カチタスに買い取ってもらえなかった
その一番がカチタスに実際査定を受けたが買い取ってもらえなかったというものです。
買取の際はカチタスばかりではなく、すべての家が買い取ってもらえるわけではないようでが、その分け目はあらかじめわかることがあります。
カチタスが買取不可とする家
私は自分の実家の査定の際、カチタスの支店長クラスの人に、どんな家が買い取れないのかを直接聞いたことがあります。
カチタスが買取不可とする家は
- 車庫スペースのない家
- 事故物件
- 欠陥住宅
の3点が主に理由としてあげられます。
詳しくは下の記事で確認してください。
カチタスのシロアリ検査
なお、実家の査定の際には行われていなかったのですが、その後間もなくカチタスは白アリの全棟検査を行うように変わったので、シロアリの被害の大きな家はそれも買取の対象外となると思います。
それについて詳しくは
カチタスは事故物件を買い取る?
リフォーム再販の会社は事故物件は買い取らないとするところが大半です。
カチタスも以前はそうだったと思われますが、今では公式ページでは「相談」の上という説明となっています。
事故物件にも程度がありますので、頭から決めつけずに相談の上査定を依頼してみるのがいいと思います。
カチタスの買取価格が下がった
買取の価格については、カチタスが一度提示した価格が「1か月しないうちに数十万円下がった」というものもありました。
つまり、カチタスに売ろうと思ったが、その方はいったん売るのをやめたか、思い迷った期間があったようです。
そのあとでやはり思い直して売ろうとしたら、数十万円下がってしまったということのようです。
「変わらない」と言われた実家
個々の物件や地域の違いがあるので一概には言えませんが、カチタスに買い取ってもらった夫実家の場合は査定後に、今後家の値段は「これ以上変わりません」と言われたことがあります。
夫の実家の場合、これも最後の返答をするまで1か月かそれ以上はかかったと思いますが、最後に売るという返事をした時もそのままの価格で売却をすることができました。
価格の変動は地域によって違うと言えるかもしれrません。
カチタスばかりではなく不動産はやはり必ずしも一定しないものととらえる方が良いと思います。
売れる売れないは地域によりますので、提示された金額には安心せずに、早めに契約をした方がよさそうです。
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空き家の買取の価格の相場
空き家の買取相場はカチタスに限らず一般的な買取の相場は、売却できる最大の価格の7割が相場だと言われています。
たとえば、最大1千万円で売買できる家ならば700万円ということになります。
価格についてはカチタスは最初から上記の説明をします。
つまり、仲介で出回っている家の価格よりは「安くなります」というのは、最初に電話などで問い合わせをした時に必ず正直に説明してくれます。
売主の方はそれを納得した上で査定を依頼することになります。
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カチタスの買取の体験談
私自身は、カチタスに今回接するのは2回目です。
1回目は、自分の父が住んでいた実家の方の買取依頼で、支店長クラスの人が家の見分に来てくれました。
実家の場合は欠陥住宅で断られたため、シロアリ検査はしませんでしたが、夫の家の場合はシロアリ業者を連れて検査をしてもらいました。
これは調査が一度で済むので、家を見せる側としては大変楽なことです。
カチタスの査定の手順
カチタスに依頼する際の手順は実際の体験では下の通りでした。
- カチタスに電話などで買取依頼をする
- カチタスが家を見に来る・シロアリ検査込み
- カチタス内で審査
- 電話で買取金額が告げられる
- 売買契約
というようになります。
部屋の中と外を見るだけで、この時は書類の受け渡しなどはなにもありませんので大変なことは何もありませんでした。
カチタスの方は査定する家を見に来た後で、買取りを決めるのは見に来た人一人ではなくて、社内の会議のようなところに出して、皆で検討するということでした。
その上で買取をするかどうか決定し、「決定したら電話をします」ということで、「たぶん明日当たり」という通り、その通りのスケジュールで買取を受諾するという連絡が来ました。
カチタスの査定にかかる日数
今1月は、ちょうど引っ越しシーズンに入るところで忙しいためか、査定後、電話で返答があるまでには、2週間ほどです。
また、最初に買取を依頼した際も、家を見に来るまでにも年末の休みを引いても、2週間以上かかった覚えがあります。
カチタスの人はかなり忙しいようです。うちに来たときにも車の移動がたいへん多くて、座ってばかりいるので、ということをちょっとお話しされていましたね。
時間がかかっても買いたくないというわけではないので、その間はあまり心配しない方が良いようです。
実家の買取額について
今回の夫の実家のカチタスの買取額は、うちが「実勢価格」と考えていた金額のぴったり7割をやや超えるものでした。
とはいっても、実勢価格というのがややあいまいなところになるため説明が難しいですが、一般的な不動産サイトを見ていると大体どのくらいの家だったら売れているのかということは注意をしていると案外わかります。
その価格に0.7を掛けたくらいがカチタスの買取額だということです。
うちの場合は、売却と同時に住み替える中古住宅を何年もかけて探していたため、同じ地域で中古住宅がどのくらいの価格で売られているかをよくしっていました。
また、同じ団地の家がどのくらいで売れているのかも数年かけてウォッチしていたため、カチタスの買取額は妥当だと感じています。
リフォーム後の家の価格
カチタスは売りに出すときには、更にそこに1千万円前後を足した値段で売りに出すようになるようです。
実際この団地で売れている家の価格は、直近で1500万円以上でしたので、わかりやすく言うと、500万円で買い取った家は、1千500万円前後で売りに出すというくらいになるのだと思います。
ただし、リフォームをした上ですので、カチタスがそんなに儲かるわけではないと思います。
そして、カチタスの家でいつまでも売れ残っていて売れないというものは、まず見たことがありません。
それだけ買い取り物件を細かく選んでいると言えるかもしれません。
カチタスに売却した際の費用
カチタスに売却した場合は家の代金は決まっていますが、売却の際の費用は一切かかるものはありませんでした。
逆にカチタスの場合は、通常より数十万円はお得に売れる、または売ったのと同じということを一つお知らせしておきます。
残置物の処分費用が不要
カチタスに売却する際に憶えておきたいのは、「家の中のものを残しておいても良い」ということです。
通常の仲介なら、家の中のものはすべて外に出して処分する必要があります。
カチタスの場合はそれが要りませんで、家具やゴミはそのままで良いとのことでしたので、どうしても処分しきれなかったものや大きな家具類はそのまま残してよかったので、費用はもちろん、それ以上にとても楽に引っ越しができました。
この場合の処分費用ですが、例えば私の実家の場合は、処分業者を2度依頼して、その2度目の場合でも費用に10万円はかかりました。
今は物品の処分は、ベッドが何千円、箪笥が何千円、袋ゴミは1つ数百円とすべて定価が決まっており、トータルするとどうしてもそのくらいの金額になりがちです。
今回の夫の実家の方は、40坪近い家にどの部屋にも家具や物が入っており、外には瓦の残ったものやエクステリアのフェンスなどもありますので、それを全部処分するとなると数十万円はかかったと思います。
さらに、庭には大きな庭石が相当ありましたので、もし更地などの売買で全部撤去してくれと言われたら、もっとかかっただろうと思います。
この物品の処分費用は思うよりも高額ですので、家に物がたくさんある場合の売却はあらかじめそれらの処分費用も含めて考えた方がいいと思います。
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カチタスの買取まとめ
「買取が仲介の7割」についてはそれを安いと感じるかどうかは人それぞれだと思いますが、カチタスの買取額は今回体験したところでは買取の相場のとおりでもあり、満足ができるものでした。
もちろん、仲介で売れればそれ以上にはなる可能性はありますが、仲介では売れない場合は買取は何よりありがたいサービスといえます。
ちなみに、カチタスの前に査定を依頼したところは、カチタスよりもさらに200万円安い500万という買取額でした。
同じ買取でも、業者によって買取の査定金額は大きく違うということがわかった貴重な体験でした。
皆さまも家の買取依頼の際でも、必ず数社に買取を依頼してみてください。
カチタスの価格が比べられる不動産一括査定
カチタスの買取価格、他の会社A、他の会社Bというように、6社から最大10社の不動産会社で比較ができるというのが、不動産一括査定です。
一括査定はインターネット上に30以上あるとされていますが、そのうち、カチタスが提携している不動産査定で有名なところは、LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)の一括査定です。
これらの一括査定を利用すれば、カチタスだけでなく、カチタス以外の不動産会社と10社まで一緒に査定を依頼します。
そして、それぞれの買取価格を比較の上で、いちばん高いところを選ぶことができます。
カチタスに買取を依頼したい時には、LIFULL HOME'Sの一括査定から査定を依頼してみましょう。
地域によって一括査定にカチタスの店舗の表示がされない場合は、不動産会社の一覧ページから依頼してみてくださいね。
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