過疎地の土地の買取

田舎の過疎地にある空き家や土地の売却は、地域によっては難しいことがあります。

不要な土地を持ち続けるのは、固定資産税の支払い以上に管理の面でたいへんなことがあります。

しかも、田舎の不要な土地を相続したくない場合でも、不動産は手放さない限り相続せざるを得ないという困った状況に陥ることもあります。

土地の買取は可能なのか、他に手放す方法はないのか、過疎地の土地についてお知らせします。

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＞＞訳あり物件買取の最大手　ワケガイ

過疎地の土地

不動産の流通性の高い都市部にある土地は相続しても何ら困ることはありません。

売却が可能で容易に現金化ができる土地であれば、ためらいなく相続したいものです。

しかし、人口の減少が著しい田舎、特に人の流出が続き集落としての存続も不可能な過疎地も地方には多く見られます。

これらの土地は、固定資産税はそれほど高くないこともあって、所有するのにもそれほど困らないのですが、問題は相続をするときです。

不要な土地や行ったこともない山林や使い手のない農地などは、相続するよりも何とかして売却したいところですが、それが売れないというのが困りものです。

田舎の過疎地の売却方法

田舎の過疎地の土地の売却方法は、そもそも仲介での売却ができるのどうかの確認が必要です。

「こんなところは売れないかも」と思っても売れる場合もありますし、「これだけの価格で買ったのだから売れるはずだ」と思っていても、駅から遠いニュータウン系の団地だと売れないということもあります。

どこがどうとは一口に言えないので、個別の物件については実際に査定を受けてみて判別をつけ、確実に売れる方法を試す必要があります。

不動産の買取を専門の業者に依頼する

不動産会社が見つからなかったり、連絡が来ないなど仲介での売却が取り扱いがない場合には、不動産の買取をする方向で売却活動を進めていきましょう。

買い取るという不動産業者が見つかれば、最短１週間でも現金化することができます。

不動産の買取を行う業者を選ぶには

不動産の買取は、過疎地であってもかなり行われています。

買取を行うのは主に、不動産の買取再販の業者ですが、ほとんどは空き家やマンションの建物をリフォームしての再販が目的なので、幅広い物件を扱う業者を選ぶ必要があります。

たとえば、買取再販の大手であるカチタスは、土地のみの買取ではなく、空き家の買取が主流です。

地方の土地でも買取はしますが、リセールバリューのあるところしか扱いませんので、過疎地の場合は向いていません。

訳あり物件の買取業者を探す

過疎地の土地の買取は、全国対応の訳あり不動産の買取業者が最も適しており、これらの業者は単独で査定を依頼できます。

買取の査定は専門業者ならかなりスピーディーな上、遠方なら立ち合い不要、ネットから査定の申し込みができて電話の塔体も不要でメールで１２時間で買取価格を教えてもらえるようになっていますので、ぜひ査定を依頼してみましょう。

買取をする会社には以下のようなところがあります。

会社名	特徴	査定依頼
Wakegaiワケガイ）	・国内最大手 ・買取率１００％	査定依頼 詳細記事
イズミハウス	・買取率１００％ ・大阪No.1の買取会社	査定依頼 詳細記事
訳あり物件買取プロ	・訳あり物件でも買取 ・ボロ家・問題あり物件	査定依頼 詳細記事
ラクウル	・訳あり物件全般 ・相続物件の無料相談併設	査定依頼 詳細記事

このうち、訳あり物件買取の最大手のWakegai（ワケガイ）と　大阪・近畿圏の空き家買取数No.1のイズミハウス　は、どちらも１００％の買取率です。

一覧で見るには
訳あり物件の買取業者おすすめ５選！

不動産買取の一括査定

不動産の売却ではなく、買取の一括査定でその地域の不動産を買取りする不動産会社を探すこともできます。

イエウールは買取の査定は行っていませんが、リビンマッチとLIFULL HOME'S、おうちクラベルは不動産買取に対応している業者を、地域別で指定することができますので利用してみましょう。

いきなり査定を依頼せずとも、登録している不動産会社にどこのどのようなところがあるのか、買取に対応しているのか、会社名と詳しい取り扱い内容は公式ページからいつでも確認が可能ですので、確認してから査定の依頼が可能です。

サイト名	対応エリア	登録社数	同時依頼可能	特徴と強み
いえカツLIFE	東京・神奈川・千葉・埼玉のみ	約500社	6社	仲介と買取の両方が試せる 首都圏特化で高額査定
LIFULL HOME’S	全国	約3400社	10社	仲介と買取の両方が試せる 国内最大級の不動産査定
リビンマッチ	全国	1800社	6社	仲介と買取の両方が試せる 利用したいサイトNo.1

※買取の一括査定については
不動産買取の一括査定おすすめサイト５選！

過疎地の土地の売却ができない場合

売却でも買取でも土地や家付土地が売れないとわかった場合は、下のような方法で手放す方法があります。

過疎地の不動産の譲渡

空き家や土地の買取が期待できない場所にある不動産は、欲しい人に譲る”譲渡”の方法で手放すことができます。

成約率は８割と高く、費用０円でも完了できるのが、インターネットの譲渡サイトで有名な”みんなの０円物件”です。

空き家譲渡の成約率は８割

本当にそんな人が現れるのか不思議に思うかもしれませんが、無料であるならもらいたいという人はたくさん見つかります。

みんなの０円物件の運営者は「物件が足りない」と話している通り、成約率は８割を超えます。

不動産の掲載は無料

譲渡サイトみんなの０円物件への物件の提示は、写真と土地の説明を掲載してもらうだけで、掲載自体は無料でできますので、万が一欲しい人がいなくてもお金がかかることはありません。

その後の手続きの費用も自分で行えば、すべて無料で譲渡が完了できます。

手続きの依頼もできる

手続きを自分で行うのが難しければサイトの有料サービスに依頼するプランも選ぶことができます。

譲渡で手放したいという場合は、まずは以下のサイトで説明を読んでみて、その上で掲載を依頼してみてください。

※みんなの0円物件については
みんなの０円物件の口コミと評判

相続時に国の有料引き取りを申請する

相続をする土地に限っては、国の引き取りである、相続土地国家帰属制度という新しい法律に従って土地を手放すことができるようになりました。

ただし、こちらの制度は最低額２０万円からで基本的に有料で、家屋やその土地にあるものは全部取り除いて更地にする必要があるので、その費用がかかります。

また、引き取る土地には条件があるため、それを満たさない土地には適用になりません。

申請にも費用がかかる上、その前の準備がたいへんなので、できれば現況のまま引き取ってもらいたいところです。

過疎地の土地の売却例

業界最大手のワケガイの買取事例を公式ページよりご紹介します。

城里町は人口わずか１万８千人の町ですが買取に成功しています。

というのは、Wakegaiは訳あり物件、特に共有持分の国内再大手の買取業者で、買取は１００％、つまり断られることはまずありません。

こちらの場合は、家付土地の現況のままでの買取となり、平均１７０万円と言われる解体費用が不要となり、現金化に成功しています。

※Wakegaiの口コミと詳細を読む
Wakegai（ワケガイ）の口コミと評判　共有持分と訳あり物件

事故物件の買取査定の例

こちらは事故物件の査定の例です。

事故物件のため買取の価格はプライバシーに配慮して明らかになっていません。

・・・・

こちらのお宅のある佐賀県の多久市は人口はわずか１万９千人の市です。

しかも事故物件であるのに、買取の査定が行われていることがわかります。

査定を受けた成仏不動産は１００％の買取なので、現金化はもちろん必ず手放すことができますので、ご親族も安心されたことでしょう。

＞＞成仏不動産公式ページへ

過疎地の不動産売却の体験談

空き家率１８％とたいへん高い市において、実家を買取業者に買い取ってもらった実例をお知らせします。

築４０年の訳あり物件の実家

私の実家は築４０年の空き家で、欠陥有住宅、持分なし私道、建物の登記と相続登記の両方ができないトラブル物件でした。

いちばん困ったのは、空き家率が１８％で、山の上という条件の悪いところにあったことです。

山の上にあった他の家に住む人たちは、次々に家を引っ越して駅に近い平地に住むという状況でした。

不動産会社に断られ続けた末に現金化に成功

地元の不動産店には全部断られてしまい、インターネットの買取の一括査定でも、建物の表題登記ができていないため底地扱いとなり断られてしまいました。

しかし、相談に行った弁護士に助言を受けて、訳あり物件の買取業者を探してあらためて査定依頼をしたら、なんと３県またいだ東京の業者２社ともが買いたいという返事をくれました。

問題の多い物件でしたが解体をせず、８桁の価格で売ることができ、私ともう一人の相続人も現金を手にすることができ、相続の問題も無事解決をしました。

地域自体は人口は１９万人の市なので、全体が過疎地というわけではありませんでしたが、それでもこのような物件が良く売れたものだと思います。

無理をしても売ろうと思った理由は、子どもに不要な不動産を相続させたくないとの思いからでした。

売れない土地をお持ちの方、インターネット時代の今なら、どんな業者であっても探すことができます。

売れにくい物件でも売れる率は高いですし、売れない場合でも、費用をできるだけかけずに手放すことも可能ですので、あきらめずに、引き受けてくれる業者を探してください。

複数の業者に出会えば、条件の良い方を選ぶこともできます。もうひと頑張りして大切な資産を売り抜きましょう。

過疎地の不動産売却のまとめ

過疎地の不動産売却で大切なのは、一度の査定や不成立であきらめないで、買取先が見つかるまで何度でも試してほしいということです。

一括査定なら一度の入力で６社から最大１５社まで比較可能、買取業者なら最短２日のスピード査定です。

気後れせずにどんどん査定を依頼して、売却活動を始めてください。

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