土地売却

相続する不動産が売れない場合

相続する不動産が売れない場合はどうしたらいいでしょうか。

私は夫の両親名義の家に住んでいますが、今後売れなくなることが予想されます。

いずれ相続が生じることになりますが、相続した方がいいのか他の方法があるのか考えます。

売れない不動産は相続すべきか

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売れないことが予想される地域にある家や土地、相続した方がいいのか誰しも迷うところですよね。

夫は最初もらって家を建て替えようと思っていたようです。

しかし、住む場合でも問題があることがわかりました。

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売れない団地のスポンジ化

今の住まいは古くからある大型の郊外型の団地の中の戸建てで、周りも同じくらいの年数を経た家が建っています。

両親の世代の家ですので、建て主は皆私たちよりも高齢です。

その場合は、うちが建て替えても他の家が建て替えをするとは限りません。

周囲に新しい団地はできても古い団地は環境的に人気がなく、やがて空き家が増えることになります。

もし、家を建て替えて私たちが死ぬまで住んだとしたら、子どもが相続することになります。

今はともかく数十年後のその時には到底売れないだろうということが一つです。

売れない不動産は代々相続

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もし、売れなかった場合は、両親というより、祖父母の土地を孫以下の世代に渡って、固定資産税を支払って所有し続けなければならなくなります。

これは税制が変わらない限りは変わりません。

家は壊してなくすことができますが、土地に関しては売るか、固定資産税を支払いつつ管理を続けていくか、そのどちらかしかないのです。

土地は持っているだけで費用が

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夫の両親は自宅隣の貸家兼ガレージを前年に解体、更に数年前は、街に近いところに所有していた土地も売却しました。

両親所有のこの土地を売却しなかったのは、これは当然私たち息子夫婦が住んでいるからです。ちなみに家賃は支払っていません。

それで、地価が上がっているのならいいのですが、しかし今の地方の状況では、価格は買った時よりも間違いなく安くなってしまうわけです。

つまり、私たちがここに住んでいる、そのため土地を保有しているというだけで、両親の資産は目減りしているということになります。

土地として持っているだけでは投資にならない時代なのです。

できるだけ現金化をしておけば、別な形で資金を活用することもできるでしょう。

相続で兄弟にも損が及ぶ

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さらには親がいつまでも生きているのなら、それはそれでいいのですが、やがて相続の時がやってきます。

その時は両親の手元にお金が残らないどころか、夫とその兄弟が受け取るべきお金も減ることになります。

下手をすると土地が手離せなければ、それ以後も固定資産税と維持費を子供の私たちが支払い続けることになります。

相続を機会に早めの見直しを

親の土地に住んでいるという夫婦は結構居ると思いますが、その土地をもらうかもらわないかは早めに考えるべきです。

相続しないということであれば、あらかじめよく考え、不要な場合はできるだけ早く売却した方がいいと思います。

万が一数年経って、半額になったというようなことでは、賃貸の家賃どころではありません。

もはや老後の資金も見込めないことになってしまいます。

子どもが親の土地に住んでいるからと言って、子どもも親も得はしないのです。

今は東京都心部の地価が過去最高水準、不動産バブルの時と言われていますが、2022年の生産緑地の問題、これがさらに市場に甚大な影響を与える可能性が高いのです。

2022年台には不要な土地は売り抜く、その強い気構えがだいじです。

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