空き家の中に残っている物、家具や家財道具をどうしたらいいのかは誰しもが考えるところです
処分をすると費用や手間がかかりますし、処分をするかしないかは、今後空き家をどう活用するかによって違ってきます。
特に空き家を売却したい場合は、売り方によって、処分を慌てると逆に損をする場合があります。
空き家の家財道具の処分はどうするのがいいのかをお知らせします。
空き家の家具の処分
空き家となった家の中には、親や家を使用した人の生活用品や家財道具、家具が必ず残っています。
家財というより不用品がそのままという家も少なくありません。
これらを自力で片付けようとした場合、一人で行ったら数年がかりだったという話もあります。
空き家の家具や家財道具の処分はどのようにするべきでしょうか。
空き家を住むか売るか決める
それにはまず空き家をどうする、このあとの活用方法の意思を固めることが先決です。
空き家をもらって住むのなら、使えるものは取り分けるなど家具の処分には期限がなく、自由に行えるので問題はありません。
問題は空き家を売却をするという場合です。
住まない空き家は売却する
もちろん、空き家が増加して売れなくなる恐れがない地域以外は、住まない空き家は売却するのが鉄則です。
空き家が売れるのか売れないかは、空き家のある地域の空き家率や地価の推移、不動産の流通度などをチェックすることで推測ができます。
またある程度売却が視野に入っているのであれば、不動産査定を受けてみるのもおすすめです。
ゴミも現況のまま買取
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空き家の売却による家具処分の違い
空き家の家具を処分しなければならない場合とは、空き家を売却する場合です。
- 空き家の仲介での売却・・・家の中を空にする必要がある
- 空き家の業者買取・・・家具・家財道具は残ったままでよい
空き家の売却方法は上記の通り、２つあり、通常「家を売りに出す」という時の売却方法が仲介での売却。
もう一つは、業者に空き家を買い取ってもらって業者に売却するのが、不動産の買取です。
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空き家を仲介で売りに出す場合
空き家を売りに出して、希望者がいれば、買いたい人が家の内外を見に来ます。
その前に、不動産店の担当者が査定に家の中に入ることもあります。
家具の印象は家の価格には関係ありませんが、売主の中にはきれいにしてから見せたいと、物があるのに抵抗を感じる方もいます。
売却前に家財撤去が必要
仲介での売却が前提なら、家具や家財道具は、自分で行うか、費用をかけても専門の業者に依頼をするなどして、すべてを撤去することが必要となります。
その他にもハウスクリーニングをするなどして家の魅力をアップさせることも、売却に繋がりますので、物の撤去は必ず行わなくてはなりません。
庭の家財や不用品も処分
また庭木のある場合は、不必要な庭木はこちらも撤去したり、適宜剪定をするのが望ましいです。
ガーデンセットなど庭に置いたものもすべて撤去が必要となります。
空き家を買取で売りに出す場合
ただし、同じ売却でも空き家を買取で売りに出す場合は、家具・家財道具の撤去はいっさい不要です。
もちろん、家の内外の清掃も不要ですし、庭木の撤去や剪定もいりません。
そればかりか、ゴミ屋敷と呼ばれるような状態でも、不動産買取ならほとんどの業者がそのままで対応してくれます。
費用や手間も格段に少なくて済みますので、あまりにも家財が多い空き家の場合は、業者買取で売却するのがおすすめです。
空き家を解体する場合
もし、空き家を解体するという場合には、家具の撤去は解体業者にまず相談してからにしましょう。
業者にもよりますが、家の中に残ったままにしておいていい、という解体業者がいるからです。
大きな家具は難しくても、多少の物品であれば家と一緒に解体して不用品を一括して処分してくれるということもあります。
また、自分で撤去をしなくても全てお任せで依頼することも可能ですので、いずれにしても、慌ててゴミの処分に費用をかけない方が得策です。
空き家の家具家財の撤去の費用
不動産の売却時に家の中にあるものは、「残置物」と呼ばれますが、これらをすべて撤去した場合の費用はどのくらいになるのかは、ゴミの量によります。
一戸建てのゴミの撤去の費用
ゴミ屋敷バスターズでは、一戸建てのゴミの撤去の費用について一軒家のゴミ屋敷片付けの相場は、 4LDK以上で220,000円〜650,000円 としています。
ゴミの処分費用については、自分で片付けた場合も、処理費用はほぼ同じです。
自力で空き家の片づけをした場合
ちなみに筆者が自分で実家の売却のゴミを撤去した際の内訳は下のようなものでした。
- ゴミ屋敷業者に依頼が２回・・・２０万円
- 自分でゴミ処理場に持ち込み・・・無料
- 集荷ゴミに出す複数回・・・無料と有料
- 衣類処分の店舗に持ち込み２回・・・プラス２千円
- 買取業者に支払い・・・約１０万円
うちの場合は何度も分けて行いましたが、半年以上はかかったと思います。
ちなみに、父が一人だけで住んでいた家なので他の家よりは物は少ない方ではなかったかと思います。
相続した実家の家具処分
東洋経済誌には、ゴミの処分費用があまりにも多大で、家を売ろうとしても売れなかったケースが記されています。
実家の家具処分が１００万円
東京昭島市の５０代の夫婦は実家の家財道具の処分の見積もりを取ったら、見積もりが高額で空き家の売却ができなかったといいます。
「相続した家を売却しようと売却しようと仲介会社に相談したが、残った家具の処分がネックになりうまくいかなかった」
見積もりでは５０万円～１００万円の費用がかかるといわれて売却をあきらめ、買取で空き家を売却しました。
空き家は家財ごと売ろう
家財道具やゴミの処分が面倒だからと、空き家の売却を遅らせていても、いつかは行わなかければなりません。
また、空き家はゴミを残したままだと、湿気で劣化が進んだり、害虫が発生することもあります。
何より、空き家自体が住めなくなってしまえば価格が落ちて、家屋を解体するようになり、２重の費用がかかります。
空き家の買取は現況のまま
空き家の買取は「現況のまま」と記されている買取業者なら、家具家財、ゴミもあるまま買取が可能です。
費用については、一歳費用を取らないという業者もいますが、あまりにもゴミが多い場合は費用が発生する場合もあると常識的には考えられます。
サービスで「ゴミ処分も無料」をうたう業者もいますが、結局売却代金がその分安くなっている、つまり処分料金も中に含まれていることもあります。
この辺りは実際の買取の査定の金額を聞いての判断も必要でしょう。
家具家財の処分と家売却を一度で済ます
それでも、家財の処分業者に依頼をするのと売却と両方を別々に頼むよう、費用も手間もはるかに楽に済みます。
何よりも、家具・家財があるからと面倒を恐れるあまり、空き家の売却が遅れて、いざ売ろうと思った時に空き家が安くしか売れなくなってしまうのは避けたいところです。
家財をそのままに買い取るとする、空き家の買取業者に査定を依頼して、処分費用を含め高く買い取るという会社を見つけて、家財と空き家を一度に売却するのがいちばんおすすめです。
家財処分に手をこまねいているのは得策ではありません。速やかに空き家の売却に向かって進みましょう。
空き家の家財がそのままで買取する業者一覧
| ■Wakegai |
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| 特徴 | ・訳あり物件買取の国内最大手 ・１００％買取・費用０円 ・即日買も可 |
| 対応物件 | 空き家、築古物件、共有不動産、事故物件、再建築不可物件他 |
| 対応 | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社ネクスウィル |
| ■イズミハウス | |
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| 特徴 | ・近畿圏買取数No.1 ・買取率１００％ ・２４時間対応・最短45秒査定 |
| 対応物件 | 空き家、土地、農地築古物件、収益物件、事故物件、再建築不可物件 |
| 対応エリア | 大阪府 兵庫県 京都府 奈良県 滋賀県 和歌山県 |
| 運営会社 | イズミハウス株式会社 |
| ■空き家買取隊 | |
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| 特徴 | ・空き家・訳あり物件買取の専門会社 ・「どんな物件でも買取」がモットー |
| 対応物件 | 空き家、築古物件、収益物件、事故物件、再建築不可物件 |
| 紹介会社 | 自社買取 |
| 運営会社 | 株式会社AlbaLink |
| ■ラクウル | |
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| 特徴 | ・空き家・訳あり物件買取の専門会社 ・投資事業運営のため高額買取 |
| 対応物件 | 事故物件・再建築不可・共有持分・旧耐震・築古物件・紛争物件・借地権・長屋・収益不動産・ |
| 紹介会社 | 自社買取 |
| 運営会社 | ネクサスプロパティマネジメント |