カチタスなどのリフォーム再販の買取業者は、欠陥住宅である家は買取できないといわれます。
ただし、再販の条件を満たさない欠陥住宅や違法建築、既存不適格建築物に当たる家でも、買取する業者はいます。
カチタスが欠陥住宅を買取しない理由の一つは、リフォーム方法の違いにあります。
また、売却はできなくても賃貸物件として活用できれば、問題のある家であっても売買の対象となります。
欠陥住宅を買取しない業者、買取する業者の違いについてお知らせします。
この記事でわかること
- カチタス・買取再販業者は欠陥住宅を買取しない
- カチタスが買取しない理由
- 欠陥住宅でも売却できる方法
- 欠陥住宅でも買取が可能な買取業者
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カチタスが買い取れない欠陥住宅
お答え
私の実家も欠陥住宅であるとの理由で、カチタスと他の買取の会社にも買取を断られてしまいました。
カチタスのような一般の買い手に空き家を販売するタイプの買取再販業者の多くは、欠陥住宅は買取しません。
ただし、実家は同じリフォーム再販の別な買取業者に買い取ってもらえました。
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カチタスが買取不可なのはどんな家?断られる3つの理由
カチタスが欠陥住宅を買取しない理由
カチタスが欠陥住宅を買取しない理由は、カチタスの基準に合わないためだと思います。
カチタスの場合は、買取をする家の査定基準はマニュアル化されており、買取をするしないは最終的に会議で決められます。
カチタスで販売している家の平均は、1600万円くらいの価格です。
いわゆる低価格路線ですが、この価格は厳密に決められています。
大掛かりなリフォームを必要とするような不具合のある家は、リフォームに費用がかかってしまうため、上記の価格より高くなってしまいます。
なのでカチタスは欠陥住宅や、それ以外の不具合のある家は買取しないのです。
カチタスが買い取れない家とは
ちなみに、カチタスが買い取れない家というのは、下のような条件の家です。
- 車庫スペースのない家
- 事故物件
- 欠陥住宅
これはカチタスの支店長に直接聞いたものです。
一方で、古い家、いわゆるボロ家に関してはまったくOKであるそうです。
古い家を見違えるようにきれいにするのが、カチタスの特徴です!
欠陥住宅の実家の買取が断られた
私の実家をカチタスが買い取れなかったのは、上記の3番目、欠陥住宅であったというのがその理由です。
最初は「良い家」
その際の欠陥の程度は、というと、最初は支店長ではなく年配の女性の営業マンが見に来ましたが、「良い家」だとほめられるという始末で、一見してはまったくわからない状態でした。
その後で支店長が来て「買い取れない」となったのですが、カチタス以外にも依頼した他の業者が見ても話題になったことは一度もありませんでした。
査定で初めてわかる欠陥住宅
東日本大震災で隣家の瓦が飛ぶような程度の被害を受けた地域でしたが、倒壊はもちろん傾くなどはしなかったので、基本的な作りはしっかりしていたのです。
なので、欠陥といっても普通の人が見てわかるようなものでは全くなかったと思います。
ただし、実家を建てて間もなく何らかの不具合があったことは両親から聞いていましたので、軽微ではあっても専門家から見ては問題があったことは十分推察できます。
カチタス以外でも断られた欠陥住宅
私の実家の場合はカチタスに見てもらう前にも、別な地元のリフォーム再販会社にも査定を受けています。
地元の人は名前を知っているような割と有名なところでしたが、その会社の場合にも、理由はわからないものの断られました。
カチタスに断られる以前でたいへんショックだったので、その時は理由は聞かないでしまいました。
とにかく、カチタス含め地元のリフォーム再販会社の2社には断られたわけです。
なので、買い取った家をリフォームして一般向けに売り出すタイプの会社であれば、欠陥住宅は断られると思った方がいいでしょう
欠陥住宅を売却した方法
それではリフォーム再販業者に断られる家は、売却ができなのかというとそんなことはありません。
欠陥住宅であっても、訳あり物件を専門に取り扱う業者や、投資物件向けに空き家を販売する目的の買取業者なら十分買い取ってもらえます。
買取業者とカチタスとの違い
実家の場合はインターネットから全国対応の買取業者の査定を依頼したら、買いたいという業者が2つも見つかったのです。
そのような家を誰が買ったのかというと、やはりそれは東京にある会社でリフォーム再販会社なのです。
ただカチタスと違っていたのは、空き家を投資物件として活用できる会社であったこと。
そのため、いわゆる「訳あり物件」の空き家も扱う会社であったので、同じ買取業者でもカチタスとは業務内容が違います。
欠陥住宅の買取の理由
つまり、カチタスの場合は、リフォーム後に一般向けに空き家を売却します。
住む目的で売るわけですから、欠陥があれば苦情が来ることになります。
空き家を投資物件として活用する会社の場合は、販売後に買った人が自分で住むのではなくて、賃貸運営をするという選択肢が入ります。
その場合は、リフォームの基準がカチタスのような買取再販に比べるとややゆるいこと、そして逆にカチタスよりも費用をかけたリフォームが可能であることがあげられると思います。
欠陥住宅のリフォーム方法の違い
最終的に査定を依頼した2社共が東京にある会社であるにもかかわらず、どちらも買いたいと言ってくれたので価格を比較の上、高い買取額を提示した方に売却が決まりました。
その場合、築39年40坪弱の6LDK、利便性の悪い高台で、解体費200万円もマイナスされたと思われますが、その割には高額の買取額であったと思います。
欠陥住宅のスケルトンリフォーム
買取業者側は「リフォームして売りに出す、場合によってはスケルトンリフォームにする」と計画を語っていましたので、リフォームをして売るというのはカチタスとほぼ変わりありません。
ただ、カチタスの場合は、スケルトンリフォームのような大掛かりなリフォームはしません。
できるだけ費用を押さえてリフォームをする、その上で安い価格で販売するというのがカチタスの戦略だからです。
カチタスには断られて、他の会社に買い取ってもらえたのには、このリフォーム方法の違いがあると思います。
欠陥住宅でも売れた!
私の実家の例を見てもカチタスが買わない、買い取れないといった場合でも、他の会社なら買い取ってくれるケースは十分にあります。
また、リフォームではなく、家付の土地を買って家を解体後、格安の住宅を建てて販売するパワービルダーも大変多くなっています。
なので、現在は空き家ビジネスに参入しているのはカチタスばかりではありません。
買い取りを一度でも断られると、もう売れないのではと思いがちですが、あきらめずに査定を受けてみてください。
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