カチタスは中古住宅の買取で有名なところですがカチタスはどういう会社なのか、実際に空き家の買取を依頼するとどうなるのかは、家の購入や空き家の売却の際には知っておきたいところです。
私と夫の実家は両方ともカチタスに買取の査定を受けましたが、私の実家は断られてしまい、夫の実家は買い取ってもらえました。
不動産業者としてのカチタスと、カチタスの家買取についてまとめます。
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※カチタスが買い取れない家について詳しくは
カチタスが買取不可なのはどんな家?断られる3つの理由
カチタスは中古戸建販売の最大手
カチタスは中古住宅を買い取りするリフォーム再販業者の一つです。
テレビCMに流れていることもあって、社名を聞いたことのない人はいないのではないでしょうか。
カチタスの社名の由来
カチタスの社名の由良は、既存の古い家に「価値」を「足す」というもの。
買い取った家を自社でリフォーム、きれいになった家を売りに出すという不動産業者がカチタスです。
今は地方で販売される中古住宅の一覧にカチタスの家を見かけないということはないくらい、カチタスの活躍ぶりはすごいです。
まずは不動産会社としてのカチタスがどうなのかを見ていきましょう。
カチタス会社概要
社名 | 社名 株式会社 カチタス |
設立 | 1978年9月1日 |
代表取締役 | 新井 健資 |
事業内容 | 中古住宅再生事業 |
資本金 | 37億7,887万1,000円(2022年3月31日現在) |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
所在地 | 群馬県桐生市美原町4番2号 |
東京本部 | 東京都中央区新川1-18-3 新川中埜THビル4階 |
連絡先 | 0120-593-000(カチタスコールセンター):9時~20時 |
東京本部地図 | |
公式ページ | https://katitas.jp/ |
カチタスの設立
カチタスの設立は1978年、最初の社名は「やすらぎ」というもので、競売物件を買い取ってリフォーム再販をする会社から、今の社名に変更。
競売物件買取の際は、他の業者が驚くような高値で買い取ったということで有名になっていました。
さらに、カチタスは中古住宅をターゲットとしたビジネスで急成長。
空き家はこれからもまだまだ増えますので、まず、カチタスはこれからも大きな会社としてさらに活躍することは疑いのないところです。
カチタスは上場会社
新井健資社長の下、競売物件から中古住宅の買い取りに軸足を移して、業績も急回復。2017年12月には再上場を果たす。再上場後は連続で2桁の営業増益を続けている。
-出典:家は「中古」がいい!住宅を蘇らせる再生請負人 - 東洋経済https://toyokeizai.net
今では東京証券取引所プライム市場に上場を遂げています。
カチタスの店舗・支店数
カチタスの各地の店舗数、支店数は、22年時点で137店と公表されています。
47都道府県で全体で137店ですから、平均すると各県に2店ずつの割合です。大変な数ですね。
カチタスの店舗の探し方
カチタスの店舗は、カチタスのホームページから探せる他に、不動産一括査定の最大手であるLIFULL HOME'Sの登録会社一覧から探すことができます。
LIFULL HOME'Sは、仲介での売却の査定と買取の査定の価格の比較が一度でできますし、カチタスと同じ買取を手掛ける不動産会社の価格が10社まで選べるので、家のより高い価格の売却に大変役立ちます。
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カチタスのリフォーム済み住宅
カチタスは、全国に支店を置いて、全国の空き家を買取。
リフォーム後に再販をするという方法で販売をしている、買取再販が主力業務です。
中古不動産再販戸数ランキング1位
カチタスがこれまで全国で手掛けた空き家の総数は、6万戸を超えており、中古不動産再販戸数ランキングではカチタスが1位になっています。
2021年度の年間販売件数は前年度比403件増の6558件を見込み、4月には1998年からの累計販売は6万戸を突破した。
-出典:家は「中古」がいい!住宅を蘇らせる再生請負人 - 東洋経済https://toyokeizai.net
23年3月期の戸建の販売件数は、6845件と公開されています。
今では、不動産の売却サイトを見ていると、必ずカチタスの物件が含まれています。
リフォーム後の家の成約率は100%だと思います。
カチタスのリフォーム後の家は、売れないということはまず聞いたことがありませんね。
カチタスが再販する家の価格
カチタスが販売するの中古物件の平均は、土地建物の両方で、平均1552万円とされています。
新井社長の説明だと
これは地方における新築物件の平均的な価格のおよそ半分の水準だ―出典:(同)
カチタスは、他の大手のリフォーム再販とは違って、高級なリフォームはしません。
そうすると価格が上がってしまうからです。
カチタスの戦略は、あくまで低価格路線であり、それが持ち家が欲しい人のニーズにこたえる形となっています。
カチタスのリフォーム済みの家が安い理由
この価格設定は地価によっても差があり、私のいる市ですと、新築のローコスト住宅が2000万円で売り出されており、カチタスの家が16000万円位です。
新築の価格そのものが、ローコスト住宅のメーカーの出現により、かなり安くなっているので、それより安い価格に設定する必要があるのです。
カチタスの家は30年以上住める
カチタスの家はいったい何年住めるのかというのは、購入の時には最も気になる点でしょう。
カチタスの家は30年以上の前提でリフォームされています。
「販売価格と改装費用のバランスを考え抜いて、、30年以上安心して住める住宅を提供している」
というのが、新井社長の説明です。
カチタスの中古住宅の買取
家を売り出そうとしてなかなか売れない、そのような中古住宅や空き家を買い取ってくれる際にもっとも最初に連想されるのがカチタスです。
買取の際には様々な条件があります。
ざっというと下のような条件の家が適しているということです。
- リフォーム後に低価格で販売できる家
- 30年住める家
- 再販時に売れる家
カチタスの買取する家は、上記のように家と土地合わせて平均1552万円で販売できる家ですので、リフォームのコストがかからない家ということが買取の条件です。
また、買取後に保証をつけて販売した上で「30年住める家」ですので、家そのものがある程度しっかりした作りの家でなくてはいけません。
もちろん、再販の際に買い手がつくような地域とその家であることも条件です。
なので、地価が高い地域よりも、地方都市の方がカチタスの店舗が活躍している印象です。
ただし、地方で過疎地のところはそもそも買取には向きません。
そして、最終的に売りに出した時に売れない家では困りますので、それに当てはまるには下のような条件が必須になります。
カチタスの買取不可の家
カチタスが買取できない家は下のような家です
- 車庫スペースがない
- 欠陥住宅
- シロアリ被害がある家
- 事故物件(要相談)
- その他瑕疵のある物件
- 土地のみは買取しない
車庫スペースがない
車庫スペースがない家はもちろんのこと、道路に問題がある、例えば私道持分なしとか、再建築不可物件などは買取が難しくなるとも思われます。
再建築不可物件・私道などの問題
再建築不可物件は特に賃貸物件として投資家に売買されることが多いのですが、カチタスの場合はあくまで実需、つまり、家を買った人が実際にそこに売住むための目的で購入するものが基本です。
欠陥住宅
カチタスの場合は「30年住める家」が目標で、売った後に苦情が来るような家であれば最初から買取はしません。
なので、家が欠陥住宅だったり、土地を含めて瑕疵がある物件は買い取ってもらえません。
私の実家の場合、カチタスに断られたのは、何らの欠陥が見られたからのようです。
他に仲介ので売却を依頼した不動産会社の社長からは
「作りがしっかりしていますね。鉄骨住宅ではないですか」
と聞かれたくらいだったので、カチタスの担当者の選択は相当厳しいと言えるかもしれません。
シロアリ被害がある家
実家の査定のあとに、カチタスは査定の際の全棟シロアリ検査をするように変わりました。
査定の時に担当者がシロアリ業者を連れてきますので、専門家が床下にもぐっての本格的な検査となります。
シロアリ被害が見られればここで買取を断られることになります。
最近の築年の古い家はシロアリ被害があっても売りに出ているところもあるので、シロアリ検査があるということは普通の中古住宅の売却よりも厳しいと言えます。
事故物件(要相談)
カチタスは事故物件は買取しないとされていましたが、近年は相談も可能ということになりました。
ただし、事故物件の心理的瑕疵と言われる条件は、実際には買取はかなり難しいのではないかと思われます。
もし、カチタスで販売されている家に事故物件が含まれているとなったら、心理的瑕疵に敏感な方はカチタスから家を買わなくなってしまうかもしれません。
その他瑕疵のある物件
たとえば土地の境界の問題がある、崖地である、周辺環境が悪いなど、そのような条件がある家は買取が難しいと予想されます。。
これらもリフォームではカバーができませんし、整地や測量などコストがかかり過ぎるものも断られる可能性が高いです。
土地のみは買取しない
カチタスは基本的に、中古住宅の買取なので、土地のみは買取はしていません。
買取再販の場合は、ほとんどが家つきであるため、できるだけ家があるうちに売却をするのが高く売れますし、解体費をかけないのが家を高額売却するいちばんんおポイントです。
※詳しくは
カチタスが買取不可なのはどんな家?断られる3つの理由
カチタスの買取の価格
カチタスの再販時の家の価格が平均1500万円台です。
買取の価格は、そこからリフォーム費用を引いた分ということになります。
カチタスに関わらず、中古住宅の買取の相場は7割です。
これについては下の記事に解説しています。
カチタスとニトリが提携
カチタスは、家具などでおなじみのニトリホールディングスと業務提携しました。
ニトリとの協力体制により、両社の資産・リソースを積極的に 相互活用することで、さらなるコストダウンやサービス向上が期待できます。
カチタスの住宅購入時に5倍ポイント
カチタスの十τを購入した際の特典の一つとして大きいのは、ニトリと提携したことにより、住宅購入にサービスとしてポイントがもらるという点です。
カチタスは家具・インテリア販売大手のニトリホールディングスと業務・資本提携しています。カチタスの住宅を購入される方にはもれなく、ニトリで使えるポイント5倍クーポンをお引き渡し時に差し上げています。新居での新生活のご準備にお役立てください。-カチタスのホームページhttps://home.katitas.jp/contents/code/katitas_info/id/15
ニトリと提携のメリット
その他にも
- 家具付き住宅の販売
- 販売促進キャンペーン商品としてのニトリ商品などの購買
- ニトリ店内などでカチタスへの仕入れ告知機会の提供
カチタスで住宅を購入する方にとってはもちろん、ニトリユーザーにとっても、カチタスの十分な情報が得られる機会が増えることとなります。
何といってもニトリは知名度も抜群、若い世代で利用しない人はいない人気の家具メーカーです。
これから家を探したい人も多いため、カチタスとニトリ両社にとって大きな発展が見込めることとなるでしょう。
不動産業者カチタスのまとめ
日本全国で空き家が増加している今では、カチタスのような家の買取再販は盛況です。
しかし、、現在は5軒に1軒の地域はやがて3軒に1軒となり、そうなると家を買う人自体が減ってしまいます。
カチタスが買取をする空き家も限られた地域の身になってしまうでしょう。
さらに家の中でも築年の古い空き家の売却は時間との闘いです。
できるだけ早く、家に値が付くうちに家を売り抜くのが得策です。
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