不動産一括査定

不動産の一括査定サイトの仕組みを解説

2023年12月25日

※当サイトは広告を含む場合があります。読みづらかったら申し訳ありません

不動産を売りたいときに、おすすめの方法が不動産の一括無料査定のサイトです。

一括査定のサービスはもっとも手軽に利用できる無料のサービスですが、そもそも一括査定とはどのようなものか、一括査定の仕組みとメリットを説明します。

不動産の一括無料査定

家を売却するおすすめの方法を知りたい。ネットの不動産一括査定は有名だが、どのような仕組みなのだろうか。メリットも併せて知りたい

 

答え

家を売却するのに現在最もおすすめの方法は、ネットを使った不動産無料一括査定です。

依頼すると仲介と買取のそれぞれを利用できる不動産会社名がわかる他、「いくらで売れる」、買取依頼の場合は「いくらで買い取る」と査定金額が提示されます。

一度に複数の会社の見積もりを受け取れて、一番高い値段、または好みの業者を選んだ上で依頼することができます。

比較とスピーディーさが一括査定の一番大きなポイントでありメリットです。

答えの根拠

私自身も実家をネットの査定で出会った業者2社の金額を比較、高い方に売りました。

1社だけではなく2社だったので、査定の金額を比較、自分で好きな方を選ぶことができたのです。

なお、実家は問題あり物件だったので地元の不動産店にはすべて断られましたが、ネットでは買いたいという業者を2社も見つけることができました。

ネットを使わなかったら今でも空き家の固定資産税を払っていたと思います。

というのも、一括査定を利用するまでは、地元の不動産店で売却の方法を模索して10年が過ぎていました。

ネットで出会った業者とは数日後に売却が決まって、今では安心の日々を送っています

地方でも一括査定はおすすめですよ

 

不動産一括査定とは

リビンマッチ

https://www.lvnmatch.jp/

今までは不動産を売却をしようとしたら、まず最初から不動産店の店頭に行かなければなりませんでした。

一度に何社も回るということは当然不可能で、その不動産業者に言われる最初の査定そのままの価格で売りに出したり、買取してもらうことが普通でした。

しかし、不動産の査定金額というのは業者によってかなり違います。

実際、夫の実家買取は3社で200万円の差、問題あり物件の私の実家でさえ数十万円の差がありました。

だからといって、6つの不動産会社をすべて回って高い査定金額のところを選ぼうと思っても物理的に不可能です。

それを可能にしたのが不動産の一括査定です。

一括査定サイトは利用者と業者、両方の便宜を考えて生まれたものです。

今や査定サイトは不動産に限らずあらゆる業種において、ネットのマッチングサービスが最も効率が良いものとなっています。

不動産の価格の比較ができる

そもそも、アマゾンや楽天で買い物をするときにも「安い順に表示」というボタンを押せば、同じ商品が安い順に何個も並んで表示されます。

ネットを使った買い物ではそれは当たり前のことになっています。

不動産の場合は、物を買うのではなくて、物を売る方になるわけですから、商品そのものではなく提示される価格と、その価格で売ってくれる業者が一括査定で得られる主要な情報となります。

一括査定の”マッチングサービス”とは

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マッチングサービスというのは「マッチング」の場と機会の提供、つまり、物を提供しようとする人と物を探して買いたい人との最適な引き合わせを行うことです。

たとえば、昼ごはんを美味しい店で食べたいと思ってネットで検索をすると答えが出てきて、お店の名前がわかることも一種の自力でのマッチングといえます。

今は電車の指定券を買うときわざわざ駅に行く人はいませんで、スマホやパソコンで空いている座席とそうでない席がすぐに分かり、そのままスマホで決済もすることができます。

ホテルの宿泊も同じように希望の日にちが空いている部屋が即座にわかります。

類似のサービスはあらゆる業種で多くの人に日常的に利用されているのです。

不動産一括査定のマッチング

 

それと同じように、不動産を売るときに、空き家や土地をサービスを通してその地域で取り扱いする業者がすぐに分かるシステムが一括査定です。

不動産を扱う大手の業者や町の不動産店などがそれぞれのマッチングサービスに登録、地域や不動産の種類を入力すると、どの業者が個々の物件をいくらで取り扱いをするかがすぐ伝わるようになっています。

不動産一括査定のメリット

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一括査定の場合、「マッチング」より大切なのが価格の比較です。

一括査定では最初から査定をするのは、複数社であるということが前提となっています。

一つの会社であれば自分で最寄りの不動産に行けばいいわけですが、どうせ不動産を売るなら多数の中から一番高く売れそうな会社に依頼したいですよね。

そのためには、手間なく複数社の価格が一度の入力で比較できればいいわけです。

なので、そのマッチングサービスのことを単なる「不動産査定」ではなく、不動産の「一括査定」と呼んでいるわけなのです。

不動産一括査定サイトのデメリットはある?

不動産一括査定の仕組み

一括査定の意味は分かったけれども、実際の仕組みはどうなっているのだろう。

手順や流れも知りたい

それでは一括査定の仕組みというのは、実際どのようになっているのでしょうか。

一括査定の仕組みについて

私が実際に利用したセンチュリー21系の不動産の店舗では、一括査定サービスについて担当者がその方法を説明してくれました。

査定を依頼したい物件の情報は、マッチングサービスがその情報を業者向けのサイトに掲載して、物件のエリアや条件を確認して扱える不動産会社が査定を開始するのだそうです。

要するに、査定を依頼した物件の情報を業者向けの不動産の物件の一覧サイトに掲載して返答を得るというものです。

ネットだからといってうさんくさいことはまったくありませんで、ごく普通の方法といえます。

このような業者向けの不動産サイトというのは他にもたくさんあり、地方の裁判所が情報を掲載して運営している官公庁の競売物件を扱う「競売BIT」なども基本業者向けに物件を提示するサイトです。

上のサイトは業者の他にも一般の人も見られますが、不動産査定の依頼は個人情報ですのでもちろん誰でもがみられるものではなく登録した業者だけが閲覧可能なものです。

サービスに登録した業者向けの情報の伝達ですので、ネットだからといって危ないとか不安だとかいったことはまったくありません。

そもそも、登録している業者は全国的に名前の通った大手がほとんどですが、地方の場合は地元の業者ももちろん登録しています。

最初はネットですが、希望する不動産店が決まれば電話や対面で話すことや、売却の条件や価格を相談することなどももちろんできます。

マッチングの後は通常の不動産売買と変わりません。あくまで高く不動産を売ってくれる不動産会社を選ぶことが一括査定のポイントです。

不動産一括査定の手順

一括査定は、おおむね下のように進みます。

1.申込み:○○市○○町xxの中古戸建の価格を知りたい

2.掲載:マッチングサービスがその情報を業者向けのサイトに掲載

3.不動産業者がチェック:物件に対応できるエリアの業者が一覧を見て選択

4.査定完了:売却希望者に返答

上記の流れを下に解説しましょう。

一括査定の流れ

上の一括査定の流れをより詳しく解説すると下のように説明できます。

売りたい不動産を査定してもらいたい

一括査定に入力

家の住所や物件の種類が登録する業者に伝わります。価格はその地域の地価を元に算出されるので、まずは住所を入力します

うちのエリアにある物件なので即査定してみよう!

メールまたは電話で査定結果の返事がきます

査定額を元に会社を選んで契約

その価格で売却開始!

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売買完了!

 

不動産売却は最初が大切

一括査定というのは、家や土地を売る、または買い取る不動産店が決まるまでの、その一番最初の部分だけを担うものです。

なぜ一括査定に意味があるのかというと、不動産売却は最初のところで価格が決まります。

なので、この段階が売却で一番大切なところとなります。

家を売却する方法には何がある?価格を決める業者の比較が必要な理由

売却には媒介契約

そのあとは通常の売却と全く同じですので、売却を依頼してみたい、または買取を依頼してみたい不動産会社の担当者とは現地の物件の内覧の他、媒介契約を結ぶ必要があります。

なお一括査定を試したからと言って、必ず売却しなければならないというものではありません。

そもそも価格がわからないと売るか売らないかも決められませんよね。

そのための査定です。まずは価格を知るところから検討を始めてください

おすすめの一括査定のサイトと会社は

それでは、おすすめの一括査定のサイト、または会社について説明します。

一括査定のサービスは、現在では大手から小さいところまで30社くらいあるといわれます。

そして、1つの一括査定のサービスに登録している数の不動産会社は首都圏特化などで数少なくても500社、全国規模では多くて1600もの会社が登録をしています。

つまり、たいていの有名な不動産会社はどれか1つ、または複数の一括査定に登録をしていると思っていいと思います。

一括査定を選ぶポイント

その上で、一括査定を選ぶ上で外せないポイントは下の2つです。

・会社数が多いところ

・登録している会社や業者が良質

・不動産のある場所と取り扱いのエリアが合う

・遠方でも取り扱う専門業者

 

不動産会社の数が多いサイト

一括査定選ぶポイントの1つ目は、登録している業者や不動産会社の登録社数が多いところです。

ショッピングモールと同じでお店の数が多ければ、様々に見比べて安いもの、気に入ったものが買えますね。

それと同じように、不動産も高く売る店を選ぶことができれば、売主はそれだけ売却益を増やす結果につながります。

登録社数の多いサイト

イエウールとリビンマッチは共に登録業者数がそれぞれ2000社と1600社。最大となっています。

※それぞれのサイトへ移動

イエウールで一括査定

【リビンマッチ】不動産売却 一括無料申込

不動産業者の対応エリアで選ぶ

現在の不動産売却は、東京、大阪、福岡などの大都市と地方では、地価はもちろん流通性の度合いが全く違います。

東京場合はマンションが億単位のものもざらにあり、戸建てについてももちろんピンキリではありますが、地方よりも地価が高いことは言うまでもありません。それでいてどんどん売り買いがなされています。

このような都市部の不動産はやはりその都市部に慣れた不動産会社がふさわしいと言えます。

その場合は、「首都圏のみ」「東京・千葉・埼玉・神奈川のみ」「関西圏のみ」、または「全国対応」といった表示をあらかじめ確認しましょう。

また、首都圏のマンションの場合は、マンションに特化した一括査定や不動産会社もありますので、その点もチェックが必要です。

エリア別の査定サイト

首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)のみと、全国対応に分かれます。

ポイント

地方は「全国対応」の一括査定

一方、地方の不動産は、売れないところは数百万円から。高い方の物件を見ても、中古なら、おおむね、2千万円台後半から3千万円台が普通で、首都圏とは価格帯が全く違います。

なので、一括査定と言っても必ずしも大手が得意というわけではありませんで、地方の価格の安い物件は扱わないというところもあります。

なので、大都市以外は「全国対応」となっているところの一括査定を選ぶ必要があります。

一口に一括査定と言ってもエリアの違いがあるので、物件のある地域にあったところを根気よく探してくださいね。

査定が特におすすめの不動産

一括査定は必ずしも近くの業者でなければならないかというとそうではありません。

ネットの不動産会社とその査定が特におすすめなのは、地元不動産で断られたり、扱えない物件です。

  • 売れない空き家
  • 地元不動産で断られた不動産
  • 再建築不可などの問題あり物件
  • 仲介で売れない物件

これらの家は仲介で売れないとされて諦められていることも少なくありませんが、買取で十分に売却ができることが多いです。

買取についての説明は下の記事に

空き家を売却するなら仲介と買取どちら?

遠方でも対応

私が売却した地方の問題あり物件は、地元不動産では買取できず、東京など大都市の専門の業者でなければ扱いません。

ちなみに、私が売った実家は、東京から2県離れた北関東の地方の市の戸建でしたが、地元の不動産店には、すべて取り扱いを断られたのに東京の業者が2社が数日中に見に来てくれました。

一括査定に登録している業者なら大都市から距離があっても扱ってくれる専門業者はいるので、この点でも先入観を持たずに、査定は積極的に試していただきたいと思います。

▼不動産売却のおすすめサイト▼

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