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松本明子の高松市の実家が空き家バンクで640万円で売れた!25年間の維持費1800万は多過ぎる

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タレントの松本明子さんが実家の空き家を、1月に空き家バンクを通して、650万円で売ったという1月のニュース記事を見つけました。
その状況をもとに考えてみようと思います。

 

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物件概要と使用状況

 

松本明子さんのご実家は、香川県高松市にあり、ご両親が建てられたものです。
当初の費用は2000万円。木造の一戸建て、築45年5DK。査定の金額や、希望があることなどから、比較的利便性の良い場所にあったとも思われます。高齢になった両親を、松本さんが東京に呼んだため転居。25年前の時点で空き家となりました。ご両親の亡くなったのは10年前と言います。

亡くなる前にお父さんが「高松の家を守ってくれ」と言い残されたため、松本さんがそれをほぼ遺言のように思い、維持をされてきたとのこと。

 

維持の限界

松本さんは、たびたび帰省し掃除などをされていましたが、維持費もかさみ、「もう50歳になりましたし、通うのもキツい」と、体力的にも、状況に限界を感じて売却を決意されたといいます。

 

空き家の維持費用は1800万円

築45年5DKの物件にリフォームを行ったため、そのリフォーム費用が620万円、そして東京から通う交通費、水道代など、空き家を25年間維持するための費用は、総額で1800万円だそうです。

 

最初の査定では買取額200万

2017年、7月28日放送の「爆報!THEフライデー」(TBS系)の番組の中で、地元高松市の不動産業者に買い取り額として査定を受けたところ、金額は200万円ということでした。

周辺の相場は坪5万円として、それよりはるかに安くなるのは、追加のリフォームに300万円かかるため、と業者の説明でした。

 

空き家バンクに登録

 

結局、買い取りをあきらめ、松本さんは高松市の空き家バンクに登録しました。
そこで最終的に売却が決まりました。

どのくらいかかったのかは、書かれていないのでわかりませんが、最初の査定から7か月後ですので、比較的短期であったと思われます。

 

価格の推移

当初の売却希望額は680万円でした。不動産業者から購入希望の申し出があったようで、その時の金額は335万円でした。

そしてその後、高齢者のご夫婦が640万円での購入を希望したので、売却の話がまとまったということです。

 

思うこと

 

上の記事を読んで思ったことを書いてみます。まず、真っ先に思うのは、売れてよかったということです。

地方は売れないおそれも

四国は不動産状況が悪い方の地域で、売るのも難しいようなところが、たくさんあります。
空き家バンクで買い手が見つかるのはよい方です。また見つかるまでにも数年かかったという話もよく聞きます。
希望者があって売れたというところを見ると、松本さんの実家は、元々土地の条件が良かったのだろうと思います。

 

価格について

 

坪5万が相場ということなので、それ自体がそもそもかなり安いです。
2000万円の家の査定が200万円と言われて、松本さんはかなり驚いたようですが、その場合は買取なのでそれもありだと思います。さほど買い叩かれたということでもないでしょう。空き家バンクに登録しても、希望者のないところもたくさんありますので、売れなければ、処分価格も仕方がありません。

ただ、松本さんの場合は、業者が買取をしたいと、申し出てくるようなところなので、業者が売れると踏んでいるような物件だということです。その場合は、思案のしどころですが、投げ売りは避けてもいいように思います。

空き家バンクを積極的に利用する

必ず成功するとは限りませんが、この場合は空き家バンクが最大限に功を奏した例だと思います。
空き家バンクのあるところは、これは自治体の管理するところですから、迷わずに登録するのがいいと思います。買い手がつけばラッキーです。

とにかく、土地も空き家も短期に成約すれば何の苦労もないわけです。
成約しない場合の維持費と手間に加えて、その間の思案と売れないのではないかという心労が案外大変です。

 

家は残した方がいい

松本さんの場合を見ても、住める状態の家ならば、修繕の必要なところがあっても、家があった方がいいです。更地であれば、そこに家を建てて利用するとなったら、1千万円弱はかかってしまう。家さえあれば数百万円程度かければ何とか住めます。
中古物件を買いたいという人は、こぎれいで高い家よりは、古くても安い物件を探しているのです。

そして松本さんの場合は、その前に620万円をかけてリフォームをしていますから、比較的良い状態であったのでしょう。そのためもあって、「高額」で売れたのでしょう。

そもそも、私の印象では地方で600万円台というのはいい方です。あるいはテレビ番組なのでその辺どうかなという気もするくらいです。

 

リフォームは必要か

 

これも何とも言えないです。古い家であっても、その分を安くして「現況のまま」という方法もあります。

売れるところであれば、リフォームをしてもいいですが、売れなければ、誰も済まない家にお金をかけただけになってしまいます。

 

外壁の塗り替え

一口にリフォームと言っても、いろいろあるので、何とも言えませんが、最低限やった方がいいと思うのは、外壁とそれから水回りです。

外壁は、やはり怠るといかにも古い、家の全体が手入れをしていない印象になってしまいます。

 

水回りはリフォームかクリーニングを

そして、水回りは清潔であるのと不潔であるのとでは、成約する前の下見の段階で印象がかなり変わってしまうと言われていますので、その部分だけはあらかじめ手を入れる、または業者にハウスクリーニングを依頼するのが必須です。

 

部屋は買い手の好みも

しかし、居間や、その他の部屋の内装や、間取に関わる部分は、これは好みの問題もありますので、お金をかけてリフォームしたからと言って、買う人が必ずしも気に入るかどうかはわからない。その場合はリフォーム前提で価格が安い方が好まれるでしょう。

家の損傷がひどい場合でも、とりあえず建物を置いておき売却が決まったら解体するという契約で、解体を終えて引き渡すという方法もあります。その辺りは、仲介に入る業者と最初に相談してみるといいと思います。

 

 

親の「遺言」は聞くべきか

身内としては聞いてあげたいと思いますし、自分の育った家でもあれば、手放したくない気持ちはわかります。
しかし、松本さんはお仕事をされている人だから費用をかけて維持が出来ましたが、一般の人が親にもらった家を1800万かけて維持するなどは、とてもできることではありません。

仮にぼろぼろになって放置というのでは、遺言の意を満たすものではないでしょう。

生前に親と話し合う

その土地に家をもらって住みたいというのでなければ、まず、親が生きているうちに、意向を伝えて、話し合いをするべきです。

松本さんの場合でしたら、親の死後にすぐ売ったとしても、10年のロスは避けられ、その上1800万円マイナスにならずに済んだのです。あるいは、そもそも親が東京に転居した時点で売っていたとしたら、今の売値の600万円台も、あと数百万円は高く売れたかもしれません。維持費と合わせて、あともう一つ家が建てられるくらいは残った計算になります。

高齢親は現況を知らない

「遺言」をする親の方は、家を残したいといっても、不動産状況が当時とは違うということを知らないことが大半です。

買値よりも安くしかならないということ、それから固定資産税と合わせて、空き家の維持管理にお金がかかるということ、あるいはそのまま買い手が見つからないということなどを、夢にも考えていないからそう言うわけなので、現在の相場を知らない親にはそれを説明してあげるのが先です。

 

資産を守るのは子の役目

そして、何よりも、家は親の財産なので、子供が儲かる儲からないではなくて、子供が生前に家族信託を結んででも、生前から親の資産が価値あるうちに守るということが重要です。

特に高齢になってくると、お金に疎くなりますので、金銭の管理をすることは子供の役目でもあるのです。
たとえば、金利が1円しかつかない銀行と、100円つく銀行があると知っているとしたら、1円の銀行にお金を預けたままにする人はいません。

その上で、お金よりも家は売りたくないという場合は、それは個人の自由なので、親子の意見が合う限り維持すればいいのです。

まとめ

土地は売るならお金に変わる内に売りましょう。そしてできるだけ高く売れる間に売りましょう。
資産価値がゼロになってから売りに出すというのは、殊更もったいない方法で、売るということが見えているなら、早くしなければ売る意味がなくなります。

「売る」というのは、土地がお金に変わって初めて「売った」ということになるのです。

そしてもう一度言うと、松本さんのように家が「売れた」というのは、地方においてはうらやましい方の事例なのです。

 



 

テレビ番組の内容

2018年1月12日

タレントの松本明子(51)が12日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。香川・高松市にある実家売却の様子を公開した。
松本は亡くなった父親の「高松の家を守ってくれ」という遺言により、実家を25年間に渡って、空き家にも関わらず維持してきた。築45年5DKの物件をリフォーム代だけで620万円、東京から通う交通費、水道代など総額1800万円をかけて懸命に維持してきたという。
しかし、「もう50歳になりましたし、通うのもキツい」という理由から地方自治体のホームページ「空き家バンク」に売却の意思を登録。売却希望額680万円から購入者を募った。
最初に訪れた不動産業者の購入希望額は335万円。がっくりと肩を落とした松本だが、その後、高齢夫婦が640万円での購入を希望。これには松本も「はい! (売却を)お願いしていいいですか」と即決。「本当に良い方に選んでいただいて良かったです。愛着もありますし、思い出もありますし…。うれしい反面、寂しさもありますけど、肩の荷が下りました」と笑顔で続けていた。

2017年7月28日
松本明子が実家の買取査定額にあ然…2千万円の一軒家が200万円

 

28日放送の「爆報!THEフライデー」(TBS系)で、タレントの松本明子が、実家の査定額にあ然となった。番組では、松本が直面する「空き家問題」を特集した。松本は両親が2千万円をかけて建てた築45年、木造の一軒家を香川・高松に持つ。しかし25年前に両親を東京に呼んでから空き家となっており、10年前に両親が他界した後も残されている。現在でも松本はたびたび帰省し掃除をしているが、これまでの維持は25年間で1800万円以上になるというのだ。だが今の状況に限界を感じており、松本は売却を決断する。松本の予想額は500万円だったが、高松の不動産会社が買取査定したところ、最大でも200万円とのこと。この結果に松本はがく然とした表情を見せた。ちなみに松本の実家付近の土地相場は90坪で約500万円だという。土地代を下回る安さなの理由について不動産会社は、追加リフォーム費用に300万円以上かかると説明していた。

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