夫の実家の売却額が決まりましたが、以前から売りに出ていた隣の空き家が成約。
なんと、うちよりも約5百万円高い価格で売れました。
一体どういうことだったのか。夫の空き家売却の様子をお知らせします。
夫の実家を売却へ
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私たち夫婦はこれまで夫の両親が所有する実家に住んでいました。
夫の母はもう一つ別な家に住んでいましたが、定年を機に夫が、母の住んでいる実家に近いところに新しい中古住宅を購入。
これまで住んでいた母名義の家を売りに出すこととなったのです。
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同時期に売りに出した隣の空き家
一方、実家の隣の家はそれ以前から空き家となっており、半月ほど前に売却を開始。
売り出し価格が1100万円だったところを、数ヶ月経って100万円お値下げして980万円でサイトに掲載されていました。
一方夫の方は、中古住宅を購入した大手不動産に売却を相談したところ
「最初に買取の価格を聞いた方がいいですよ」
と助言を受けました。
夫はその後、勧められた通りに、不動産店の定義する買取会社A、B、Cに査定を依頼、 何も500万円と言う買取額を提示されました。
その間中古住宅のリフォームを依頼したリフォーム業者の工務店が、家を探しているという人2人に売却の声かけをしてくれましたがどちらもいらないという返答でした。
その際の売却額は、夫は700万円を考えていました。
そして、購入した中古住宅に引っ越しが決まり欲しいという人が見つからなかったので、夫は最終的にはカチタスに買取を依頼、その手続きを進めていたところ、隣の家の成約が分かりました。
価格はどうなったかと言うと、商談でどのような交渉があったかわかりませんが、最終的なサイト上の提示価格は980万円でした。
うちとどれぐらいの差があったかと言うと、約500万円隣が高く売ったということになります。
売却の結果としては、全く失敗といえるでしょう。
隣の空き家売却はチャンス
実は私の方は隣の家が売りに出たのがわかるとすぐに
「隣の家を買いに来た人よりも家の価格が200万円安ければ見にきた人は必ずこちらを買う。なので隣の家を売っている間に、うちも売りに出すように」
と助言をしていました。元々うちの売却額は700万円でよいと夫が言っていたからです。
しかし最終的に、隣は一千万円近く、家は500万円台ということになったのです。
そして夫がそれを気にしているのかと言うと、不思議なことにまったく気にしていないのです。
夫の考えでは、買取会社に依頼した方が、仲介で売りに出すよりもリスクが少ないと漠然と考えているようなのですが、それは不動産店が入るので心配はありません。
夫の家の売却がなぜ失敗したか
今回の売却がなぜ失敗だったかと言うと、これはもう説明するのも馬鹿馬鹿しいようなことですが、要するに買い取りだけに依頼をして仲介に出さなかったからです。
夫はリフォームを依頼した工務店が2に声かけて、2人とも断られたところで諦めてしまったんですね。
しかし、それは大きな間違いです。
その際、家の内部の写真を私が撮影したものも用意したのですが、夫はそれも渡そうとはしませんでした。
インターネットのサイトに掲載が必須
今の家の売却というのは、以前のように、不動産店の店頭に来た人に対して物件を提示するというのではなく、インターネットのサイトに掲載、それを見た人が問い合わせて内見に来るというのが一般的です。
口コミで2人というのはどのくらいの数かというと、インターネットのサイトの閲覧数に比べるとはるかに少ない数です。
家を探している人は毎日のようにサイトを見ますので、1日に数十人か数百人かは地域に寄りますが、トータルで2人しか見なかったなどということはあり得ません。
そもそも、不動産は、物件の絶対的な良し悪しはありませんで、欲しい人は欲しいし欲しくない人は欲しくないのです。
私の実家の売却例は、実家のあった市内の不動産店をほとんど全部に問い合わせたところ、仲介すらどこにも断られましたが、東京の買い取り会社2社がどちらも欲しいと言ってくれました。
地元で断られたから売れないと諦めていたら、実家は到底売れなかったと思います。
そしてもう一つ、「最初に買取でどのくらいの金額になるのか聞いた方がいいですよ」といったのは不動産店の営業マンです。
不動産店の営業マンの言うとおり、買取に査定依頼したのは間違いではありませんが、最初から買取でしか売れないと思ったことも大きな誤りです。
これに関しては、夫だけでなく不動産店の営業マンにも、責任があります。仲介の金額は買取の金額の倍です。買取だけでなく仲介も同時に勧めるべきだったのです。
不動産の取引には大きなお金が動きます。
隣の家と夫の家がほぼ同時に売りに出していて、隣が仲介、うちが買取、隣は1千万円で売れて、うちは、一度も売りに出さずに、500万円で買い取ってもらった。 このような失敗があってはなりません。
親から依頼された家なのですが500万円をドブに捨てたような話になります。
不動産買取のメリット
不動産買い取りのメリットというのは、あくまで、仲介ではどうやっても売れない家を所有し続けることを回避できる最終手段です。
隣の家を売っているのも同じ不動産店の同じ営業マンで、仲介に一度も出さないで買取をするというような方法をなぜ、不動産店が勧めたのかがわかりません。
あくまで買取は最終手段であると考えて、仲介と並行して進めましょう。500万円の差です。
どうぞ皆様は、その順番を間違えないように。
下の、不動産売却サイトで、損をすることなく、仲介の6社比較の価格を最初から出してもらって売却につなげてください。