空き家買取

家が売れないストレスを感じたときの対処法2つ

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家が売れないという状態はストレスに直結します。

不動産の売買は買う時も売るときも大きなストレスであり、俗に「家を建てると1年間は寿命が縮む」とも言われてきましたが、家が売れないストレスはそれ以上です。

そもそも家が売れさえすれば問題ありません。

私は10年かけて訳あり物件の実家を売却できましたが、そうならないうちに早めの対策をするべきです。

この記事では、ストレスへの対処法と家が売れない原因を、なんとか家を売る方法をお知らせします。

この記事でわかること

  • あなただけではない!家が売れない社会風潮を理解してストレスを回避
  • 売れない家に対する考え方を変えよう
  • ストレスに負けないうちになんとか家を売却するアイディア

この記事を書いている人

持分なし私道、欠陥住宅、家屋・相続登記共に未登記の訳あり物件の実家を、ネットの査定で探した買取業者に売却が成功!空き家率18%の町で売れにくい不動産を売るための情報を発信中

家が売れないストレス

売りに出した家が、全く売れそうもなく、毎日のようにストレスを感じている。不動産屋に訴えてもらちが明かないし。どうしたらいいだろうか。

 

お答え

不動産の売買は誰にとっても等しくストレスであり、あなただけではありません。

空き家が売れないのは全国的な問題で、今や家を所有したり相続した多くの人が同じ悩みを抱えています。

答えの理由

私は空き家率18%、5軒に1軒が空き家という地方の町で相続した実家を売却しました。

ネットで査定後に売却を依頼してから話が決まるまでが数日でした。

しかし、そこに至るまでは相続から10年間かかりました。その間は言うまでもなくストレスの連続でした。

ストレスは適切な考え方と、解決に向けての行動を取りさえすれば必ず回避できます。

私の場合は空き家が売れたので、ストレスはなくなりました

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家を売却しようとしても売れない!?

空き家問題が取りざたされるようになって久しい現在、家が売れないストレスは不動産の流通性の少ない地方にある家や、築年の古い家の売却の際は誰でもが多かれ少なかれ直面するものです。

不動産の売買が活発に行われている都市部や市街地なら、家が売れればストレスはすぐに解決しますが、問題は地方の売れない地域に空き家がある場合です。

1年経っても2年経っても売れずに、半ばあきらめて放置されている家も多くあります。

そうなってしまうと売主にとってはいつになったら売れるのか、先が全く見えない状態に置かれることになります。

このような場合のストレスは計り知れないものがありますね。

家が売れないストレスの原因

家が売れないストレスの原因は下の2つに集約されます。

  • 不動産売買のテクニカルな要因
  • 家が売れないことからくる心理的な要因

家が売れないストレスは、単純に言えば家が売れさえすれば解決します。

つまり、家売却は純粋にテクニカルな問題で、この問題のためにストレスが発生しているのは間違いありません。

もう一つは、家が売れないことそれ自体がストレスの要因になっているというものです。

そしてこの場合、ストレスを招いているのは圧倒的に後者の方が大きいと思います。

まず、家売却の前のテクニックの前にストレスの心理的な側面について知っていただきたいと思います。

 

空き家が売れない理由

家が売れないことは全国的な現象で、その要因は人口の減少です。

結果日本全国のいたるところで、家余りの状態になっているということがわかっています。

特に地方は既に5軒に1軒の割合になっているところがほとんどです。

つまり、住んでいる地域によっては、空き家が売れないのは当たり前のことだということです。

たいていの人が空き家売却をストレスに感じてしまうのは、「空き家が売れる」と思い込んでいるからです。

たとえば、年数の経過で人は自然に年を取りますが、老齢に達したからといって、老化で不便を感じることはあっても、それがストレスになったりはしませんね。

それは誰でも年を取るのは当たり前だということがわかっているからです。

家の売却もそれと同じです。今の時代は昔の感覚で家を売ろうと思っても、家が売れないのが当たり前なのです。

 

「○○団地?売れません」実家売却の体験談

私の実家があったのは以前は大きな企業城下町で、人口は20万人と決して小さな町ではありません。

さらにその中でも実家があったのは200戸以上の単位の団地であり、ごく一般的な住宅地です。

相続した家を売りたいと思って、ある日駅前の不動産店に行ったときのことです。

店に入って、「○○町の家」というなり不動産店の事務員は開口一番、

○○団地?売れません

と言いました。

私はそれを聞いただけでたいして考えずに店を出てしまいましたが、後で思うとなんとも失礼な話です。

ところがさらに後でわかったことですが、その中央不動産の社長の住まいは同じ○○団地にあったのです。

売るに売れないので賃貸に出しているということでした。

つまり、不動産会社の社長であっても売れないものは売れないのです。

店が入っている持ちビルを持っているような地元の資産家の不動産会社ですので、家も立派な家なのですがそれでも高く売れないわけですから、その団地の中の家はどこも売れていない。

それがわかったのは最初に不動産店を訪れてから、10年後のことでした。

もちろん、その頃になってからでは最初の時に比べて団地の家はさらに価値が落ちていたのは言うまでもありません。

 

売れないのが普通の空き家

ここまでで記した通り、地方の団地はどこも同じ状況で、あなたの家だけが売れないわけではなくて、地域的、全国的な現象です。

売れると思っていると逆にストレスになります。

「売れないとストレスだ」いう時点で、考え方が時代に合っていないと言えるかもしれません。

「空き家は売れない。それでも売る」というところが出発点であり、その方が現況に即した考え方といえます。

その考えでもう一度価格設定や売り方を開始すべきです。

相続した実家が売れない場合のストレス

もう一つ言いたいのは、家が売れないのは、場所が悪いわけでも家が悪いわけでもありません。

特に相続した家が売れないとなると、自分の買ったものではないため、厄介な荷物をしょい込んだことに腹が立つことがあります。

それ以上に、自分たち家族が大切にしていた家に対して、心理的な面での「価値下げ」が行われることに誰もがストレスを感じるのが普通です。

誰かが見に来ても断られたり、不動産業者の値付けでたったこれだけか!と思うような価格を提示されたりすると、それまでの家族の歴史が否定されたように感じるのですね。

自分にとって大切なものを値切られたり、ケチをつけられるというのは大きなショックです。

このような心理的な要因がむしろ空き家が売れないストレスを倍加させているといえます。

 

空き家の価格の現況

相続以上に、実際にその家を買った人にしてみれば、数千万円をかけて買った家がなぜ?と思うことも自然な反応であり十分うなずけます。

苦労して買った家が値上がりどころか、同じ値段でも売れないとなるとストレスの大きな要因となるでしょう。

ちなみにその団地の土地は、40年前に父が買った時は1300万円、家が1000万円くらいだったと思います。

家の価値は20年経ったらゼロとなります。

そして、今の地価だと土地は値上がりしていませんで、1300万円で買った土地を売りに出すとしたら、売り出し可能な価格は900万円ですが実際に売れないとそれが半分に落ちます。

これを実勢価格と言います。

固定資産税の紙に書かれている不動産評価額などはあてにはなりません。

誰も実際にはその価格では売り買いしていないからです。

また、古家の場合は空き家の解体費用を最大で200万円相手に渡すとすると、さらにそこから200万円が引かれることとなります。

なので、土地だけとしても、売値は数百万円だったとしても地方では普通です。

たぶん空き家を売る方の側にしてみれば、少なくてももう一つ大きな単位である「1千万円以上のその単位で売れる」と思っているはずです。

しかしそれは今の価格ではありません。

ストレスを回避するには、このような現状をよく理解する必要があります。

間違った思い込みがストレスを作っているのという点に目を向ける必要があります。

家が売れないストレスの正体

家が売れないことは日本全国の地方都市で共通して起こっていることです。

銀座通りがシャッター街ばかりの町では、不動産がこれまで同様に高く売れるはずがありません。

しかし、売り手にとってみれば価格が高く売れるということは、家を売って儲けたいというようなことばかりではないのです。

そうすることで家への評価が得られれば、苦労が報われたり、実家を手放す寂しさの代償が得られるという側面があります。

自分の内面にあるものをよく理解することがストレスの軽減につながります。

そこをよく考えてみると、このストレスはストレスそのものではないこともわかります。

あくまでも所有する不動産への評価が得たい、それを金銭の形で確認したいのだが得られないということがストレスを生んでいるのです。

家が売れないストレスへの対処法

家が売れないストレスそのものへの対処法はこれでなんとなくわかると思います。

まず、家が売れないのはあなたの家だけではないということ。

地価の値下がりは、たとえば平均寿命の数字のようなもので、自分で不満を感じてもどうしようもありません。

自分ではどうにもならないことにストレスを感じても無駄だということです。

なので、考え方を変えましょう。

家が売れさえすれば、ストレスは解消します。

より現実的に、いったいどのくらいなら家が売れるのか、そちらのテクニカルな側面に目を向けていきましょう。

不動産屋任せにして売れるのを待っているだけではなく、まだまだできることはあります。

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家が売れない理由は何か

家売却は純粋にテクニカルな問題です。

売れるものは売れますが、売れない家は売れません。

お買い得ですてきな家なら、売れないわけがないでしょう。

いたずらにストレスに悩む前に、なぜ売れないのかを冷静に考える必要があります。

家が売れない場合に、考えられる原因をあげてみます。

  1. 家の価格が高すぎる
  2. 新築・中古に物件数が多く競争が厳しい
  3. リフォームなしなので魅力が薄い
  4. 地域が過疎化で需要がない
  5. 再建築不可、私道や車庫なしなど問題がある

売れないことには原因があります。

売れないストレスで悩む前に原因が何かを考えて、適切に対処をすることが大切です。

 

家の価格が高すぎる

最初にお伝えしたように、今現在の家の価格というのは、10年前の価格ではありませんし20年前の価格でもありません。

買った時の値段と売れる価格帯は大きくかけ離れているのが現状です。

それは地域によって違いますが、他の家がどのくらいの価格で売られているのかを見比べてみましょう。

不動産サイト、それから、土地取引情報検索などで、実際に売られている、または売却済みの家の価格がわかります。

築年の古い家は売れない

そして、地方においては築年数の経った家、古い家はまず人気がありません。

売りに出してすぐ売れる家というのは築5年以内の新築に近い家です。

それ以外の家は、値段以外にアピールポイントはないのです。

 

家は売れる価格で売る

今は、とにかく「売れる値段がその家の価格」です。

昔の相場にこだわっていると売れるタイミングを逃してしまいます。

固定資産税の請求書に書いてある評価額というのがありますが、売れない家は実際の価格はその評価額をも大きく下回ります。

「相場」ではなくて「実勢価格」が家の価格であり、それが今の相場であるのです。

街の不動産店を当てにしない

そして、これらの価格に関しては、町の不動産店はあまりあてにはなりません。

店に入るなり「売れません」というような不動産店には、売却を依頼できないのはいうまでもありません。

さらに言うと、その場合は地元の不動産店は全部が同じ状況です。

それを言うか言わないかその違いだけです。

売れない空き家の背景にある理由

家が売れないのは、単に家だけに理由があるのではありませんで、今盛んに売買されている家があることが、空き家が売れない原因の背景にあると思われます。

つまり、格安の空き家と下がった地価を利用したビジネスが、皮肉なことに、空き家の売却を阻害しているのです。

その二つは下の通りです。

  • パワービルダーの格安の新築の家
  • リフォーム再販業者のリフォーム済み中古住宅

 

新築中古共に競争が厳しい

家が売れない背景には、新築の家が安過ぎるということがあります。

新築の家が2千万円台前後で買える地方においては、中古の家には誰も手を出しません。

新築ならローンがいっぱいいっぱい利用でき、現在は金利が安いため頭金ゼロでも手に入ります。

そのため中古の方が割高感が高いのです。

頭金ゼロ、2千万円で買える家と、1500万円で築30年、リフォームが必要な家と比べれば、誰も中古を買わないのは明らかです。

 

リフォームしないと売れない

最近は、新築としのぎを削っているのが、中古住宅のリフォーム再販業者です。

水回りは全部、場合によっては新築そっくりに家をリフォームして格安で売りに出すのが、再販業者の手掛けるリフォーム住宅です。

内見で築40年のそのままの家をすてきだなあ、ほしいなあと思う人は限られています。

リフォーム済みの家とリフォームなしの家とがさほど変わらない価格で並んでいたら、買い手がどちらを買うかは言うまでもありません。

中古住宅のサイトを見ると、業者の家とそうでない家が並んでいるのが現状なので、古い空き家は売るのが厳しい状態となっています。

問題ありの空き家なので売れない

売れない地域での問題あり物件となれば、仲介では売れません。

その場合は問題あり物件の専門の業者に買い取ってもらいましょう。

再建築不可の場合でもスケルトンリフォームや、私道の持分取得、庭の整備なども行って売れるようにするので、高率で売却が可能です。

これらは素人では難しいので業者に任せた方がいいのです。

売るまでに10年かかった私の実家がいい例です。

解決しない問題でストレスを感じるのは今すぐやめて、買取業者に査定を依頼しましょう。

訳あり物件買取プロの査定何ら、ネットから物件住所を送れば次の日までにメールで返事が来ます。

電話番号は教えなくていいので、電話応対の必要はありません。

空き家を売るヒント

リフォーム済みの空き家なら売れると言っても、空き家を売るためにリフォームする人はいません。

いくら儲けがあるよと言っても資金がありませんし、売れるかわからない家にお金をかける人はいないのです。

今は、それができるのは再販業者だけで素人はビジネスで家を売るプロには太刀打ちできません。

こういう世の中になってしまっては、空き家は売れなくても当然なのです。

この場合は逆に再販業者に家を売る業者買取がおすすめです。

実際にも団地や住宅地の売れない家のほとんどが買取で売却されています。

周囲にリフォーム済み空き家が増えているなと思ったら、その場合は買取がされているのです。

 

売れない空き家は譲渡でも手放せる

その家がある地域に人が少ない。お店も少なく発展性がないとなると、家が売れないのも当然です。

どんなに立派で素敵な良い家でも、周辺環境が良くなければ売れゆきは落ちます。

その分を価格でカバーしているかどうか、現在の値段を再考しましょう。

それで売れなければ、このような家は譲渡で手放す方法もあります。

費用はかかりません。

自分で写真を撮って、空き家の所在地や説明文と共に投稿する、それが”みんなの0円物件”のサイトです。

譲渡は家土地共に成約率は8割を越えますので、大変高率で手放すことができます。

 

家の売却でストレスから解放された

私の実家は、接道が私道で持分なし、欠陥住宅、家屋未登記、相続登記ができず売るに売れない空き家で売却を10年間悩みに悩んでいました。

空き家のことを考えると毎日眠れないような状態でした。

このまま一生空き家を持ち続けなければならないのか、家が台風で壊れたらどうしよう、解体することになったら費用はどうするか、いつもストレスが絶えませんでした。

それまで、町の全部の不動産店に問い合わせをしましたがそのどこでも断られました。

が、ネットで見つけた不動産屋に依頼して、わずか数日後に業者への売却が決まりました。

共有持分の会社だったので音信不通だった弟にも交渉に行ってくれ、弟もすぐに自分の持分を売却、どちらもが家を手離すことができ、親族間のトラブルもそれで解消したのです。

10年間のストレスは何だったのか、今思うともっと早くから本気でアクションを起こすべきだったと思います。

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