
夫の実家をカチタスへ売却し、無事に手続きが完了しました。所有者である夫の母も「売れてよかった」と胸をなで下ろしています。
実は私自身の実家もカチタスに査定を依頼したことがあり、今回が2度目のカチタス体験です。
2軒の査定を経験したからこそわかる「カチタスに売れる家・売れない家の違い」や、査定から売買契約完了までのリアルな流れをくわしくお伝えします。
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カチタスへの売却 全体の流れ
カチタスへの買取依頼から売却完了までの手順は以下のとおりです。
なお今回は私たちが新たに購入した中古住宅のリフォームに1か月半ほどかかったため、最初の問い合わせから売却完了まで約半年かかりました。
売却を急ぐ場合、カチタス側の手続きは1週間程度で完結できる見込みです。
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STEP 1 カチタスへ電話で問い合わせ |
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STEP 2 カチタスがストリートビュー等で物件を事前確認 |
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STEP 3 カチタスから「内見したい」と連絡 |
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STEP 4 担当者が来訪。同日にシロアリ業者による検査を実施 |
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STEP 5 カチタスから電話にて買取額を提示 |
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STEP 6 売却決定の連絡を入れる |
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STEP 7 必要書類(評価証明書・住民票・権利書など)を収集 |
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STEP 8 書類をカメラ撮影してメールでカチタスへ送付 |
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STEP 9 所有者(高齢の母)の意思疎通・署名が可能かを事前確認 |
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STEP 10 カチタスの事務所で売買契約を締結 |
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STEP 11 銀行で入金確認→鍵の引渡し→売却完了 |
最初の問い合わせ電話をしたのは年末でした。
売却完了はその翌年の6月です。
カチタスは日程調整に最大限の柔軟性を持たせてくれており、私たちのリフォームが長引いた分も快く待っていただきました。こうした融通の利きやすさは、業者買取ならではの強みだと感じました。
カチタスの査定【体験談】
カチタスの査定プロセスは、大きく「建物調査(担当者による目視確認)」と「シロアリ検査」の2段階に分かれます。
シロアリ検査の様子
査定を依頼してまもなく、カチタスの担当者とシロアリ業者が来訪しました。カチタスの担当者は30〜40代、シロアリ業者は30代くらいの方で、物件と同じ市内の提携業者さんでした。
シロアリ業者は床下収納庫を開け、そこから床下へと潜っていきます。入るなり木片を一つ拾い上げ、不安そうな顔で「これ」と差し出してきました。シロアリに食われたような跡が……。「これで買取不可になってしまうのでは」と、思わず青ざめました。
しかし業者はさらに奥まで確認を続け、結果として被害はその箇所のみで、広範囲への拡散は見られませんでした。カチタスの担当者も家の内外を一通り確認し、最終的に「買取可能」との判断に至りました。
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【ポイント】シロアリ被害が補修不可能な広範囲に及ぶ場合、その場で「買取不可」と判断されることがあります。 軽微な被害であれば、問題なく買取が進むケースも多いです。 |
カチタスが買い取れない家もある 私の実家の場合
実は私自身の実家は、カチタスに「買取不可」と判断されています。
最初は通常の営業担当者が来訪し、「良い家ですね」とほめていました。ところがその後、支店長が改めて確認しに来た際、「うちでは対応できない」との結論になったのです。
外観からはまったくわからないレベルの問題でしたが、建築後まもなく何らかの不具合があったと両親から聞いており、専門家が精査するとやはり引っかかるものがあったのでしょう。東日本大震災でも倒壊・傾きはなかった物件でしたが、カチタスは「リフォームして再販する」ビジネスモデルのため、どんな物件でも買い取るわけではありません。
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リフォームして再販するタイプの買取業者(カチタス・地元の買取再販会社など)は、 欠陥住宅・再建築不可・事故物件などは断られるケースが多いです。 そうした「訳あり物件」は、訳あり専門の買取業者に相談しましょう。 |
ちなみに私の実家は、訳あり物件専門の買取業者に相談したところ無事に売却できました。一社に断られても諦める必要はありません。物件の性質に合った業者を選ぶことが大切です。
3. カチタスから提示された買取価格
現地調査・シロアリ検査の後、カチタスから買取価格の連絡がありました。夫の実家の査定額は620万円です。
売却前に地元の不動産会社にも査定を依頼しており、「確実に売るなら750万円、条件が整えば900万円まで」と言われていました。
| 査定・比較 | 金額 |
|---|---|
| 地元不動産(仲介・確実ライン) | 750万円 |
| 地元不動産(好条件の場合の上限) | 900万円 |
| カチタスの買取価格 | 620万円 |
夫は「妥当な金額だ」と感じ、売却を決断しました。
仲介の場合は確実に売れるとは限らない上、売れるまでの間も管理費・固定資産税・場合によっては解体費用がかかり続けます。
特に高齢の所有者(夫の母は90歳近い)にとっては、精神的な負担の少なさも重要な判断材料でした。
残置物をそのまま置いていける
カチタスの大きなメリットのひとつが、残置物の処分が不要な点です。
家具・家電・冷蔵庫・ゴミ類にいたるまで、価格決定後でもそのまま置いていってよいとのことでした。
空き家の残置物処分費用は、物件の状態によっては100万円単位になることもあります。
「残置物ゼロで引き渡す」前提で買取価格を比べると、カチタスの実質的な手取り額はさらに有利になるケースがあります。
買取価格の相場について
一般的に、業者買取の価格は「仲介で最大限売れた場合の価格の7割前後」が相場とされています。
今回の620万円も、確実ラインの750万円に対しておよそ83%という水準であり、相場の範囲内といえます。
「どうせ高く売れるかわからない」という不確実性を排除して確実に現金化できる——それが業者買取の本質的な価値です。仲介か買取かは、価格だけでなく「いつまでに・どれくらいの手間で売りたいか」で判断することをおすすめします。
カチタスとの売買契約 当日の流れ
売買契約は、カチタスの最寄り事務所(自宅から車で約10分)で行いました。当日の流れをご紹介します。
① 司法書士と委任契約
事務所に到着してまず行ったのは、司法書士との委任契約です。これは、不動産の移転登記をカチタスが手配した司法書士に依頼するための手続きです。今回の司法書士さんは、たまたま近所によく知っている事務所の方だったので、少し安心できました。
② 売買契約書への署名・捺印
次に、所有者である夫の母が売買契約書に署名します。母は高齢のため、カチタスから事前に「意思疎通が取れるか」「署名できるか」の確認があっていました。手が不自由な場合など、署名に支障があると手続きに影響するためです。こうした事前確認は高齢の所有者にとってありがたい配慮でした。
③ 本社への入金依頼
署名が完了すると、担当者と司法書士がカチタス本社へ電話します。司法書士が登記書類に問題がない旨を確認し、担当者が口座情報を伝えて「入金をお願いします」と告げます。これで後は入金を待つだけの状態になります。
④ 銀行で入金確認→鍵の引渡し
一同は近くの銀行(車で約3分)へ移動し、通帳を記帳してカチタス本社からの入金を確認します。入金が確認できたところで、物件の鍵をすべて引き渡し、売却が正式に完了しました。
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売買契約の所要時間:移動を除いて約30分 かかった費用:収入印紙代(数千円)のみ 司法書士費用・移転登記費用はカチタス負担 登記の完了は法務局の処理が済んだ数週間後(特段の確認不要) |
担当者と対面したのは「内見時」と「売買契約時」の2回のみ。それ以外はすべて電話とメールで完結しました。
書類集めはそれなりに手間がかかりましたが、手続き全体を通じて「面倒だ」と感じる場面は少なかったというのが正直な感想です。
まとめ カチタスで売却してわかったこと
2軒の実家をカチタスに査定依頼し、1軒は売却完了・1軒は他社で売却という経験から、カチタスへの売却についてわかったことをまとめます。
✓ 売却完了まで最短1週間も可能。日程の融通も利く
✓ シロアリ検査が査定とセットで行われる(費用は無料)
✓ 残置物はそのまま置いていってよい(処分費用の節約になる)
✓ 司法書士費用・移転登記費用はカチタス負担
✓ 対面は2回だけ。あとは電話・メールで完結
✓ 買取価格は仲介の7〜8割程度が目安
✓ 欠陥住宅・再建築不可・事故物件は対応外になることが多い
業者買取の最大のメリットは「いつ・いくらで売れるか」が確定することです。仲介では900万円の可能性もあったかもしれませんが、「売れるかどうかわからない」「売れるまで管理し続けなければならない」というリスクと比較すれば、620万円で確実に・スピーディーに売却できたことは十分に納得のいく選択でした。
特に高齢の所有者がいる場合、「元気なうちに手続きを終える」こと自体が最優先事項になります。その観点では、カチタスは誠実かつ迅速に動いてくれた会社だったと感じています。
なお、私自身の実家は、カチタスに査定を依頼したのですが、断られてしまいました。家が欠陥住宅気味だったのと、道路が持分なし私道であったことが査定後に判明したためです。
しかしこの実家は訳あり物件を取り扱う業者に、同じように買取で売却することができました。
なので、一社の結果だけで諦めず、物件の性質に合った業者を複数当たってみることをおすすめします。
※本記事は執筆者の実体験に基づいた内容です。買取価格・手続きの詳細は物件・時期・担当者によって異なります。最新の条件はカチタスへ直接お問い合わせください。
まとめ
家の業者買取のメリットは、とにかくスピーディーだということで、いちばんは、やはり高齢の母が元気な時に家が売れたことです。
高く売却することももちろん大切ですが、心労がないこと、もめごとにならないことも、相続予定の家の売却の場合はたいへん大切です。
業者買取はカチタスの人も言うように、通常の売却よりは金額的には安くなりますが、空き家を放置する方が管理費用の他やがては解体費用も掛かるため、大きなデメリットがあります。
それを防ぐためには早めの売却が必要です。
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