旧耐震基準とは地震に十分耐えられる能力を持つ家の基準の時期を示す時の呼び名です。
家を売ろうとするときに「建物が旧耐震基準」とされるとそれだけで売れにくくなってしまいます。
この記事では旧耐震基準の家を売却するにはどうしたらよいのか、旧耐震基準である古い家でも高く売る方法をお知らせします。
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旧耐震基準とは
現在の建物は「新耐震基準」で建てられているのに対して、1981年6月より前に建てられた家は、旧耐震基準の仕様で建てられています。
つまり、今から42年前の家は「旧耐震基準」であると言えます。
耐震基準とは、一定の強さの地震が起きても、倒壊・損壊しない最低限度の耐震能力を有した建物が建築されるために設けられた基準です。
旧基準よりも新基準の方が耐震性がより強くなった家となっています。
旧耐震基準の家は売りに出しても売れない
すると旧基準の家は「地震に弱い」という印象を持たれてしまうため、購入希望者には少なからず影響があります。
建物の欠陥である「瑕疵」ではなくても、欠点のある家とみなされてしまうのです。
また、実際にも、住宅ローンの審査に通りにくい他にも税金面での優遇が制限されたり、地震保険料が割高になるなど買い手にとっての実際のデメリットが多く存在します。
旧耐震基準の家の耐震工事の費用は
旧耐震基準の家を、耐震補強工事をする際の費用はどのくらいかというと、平均で150万円、多くて200万円と言われています。
逆に解体をして更地にしたとすると、解体費は平均が170万円とされていますので、ほぼ同じくらいの出費になるかもしれません。
旧耐震基準の家を高く売却する方法
旧耐震基準の家は上記の通り購入者にとってデメリットが大きいように思えますが、立地の良いところであれば、自分で耐震補強工事をしてもその家に住みたいという希望者が見つかる可能性が高いです。
一方、その逆の不便なところにある家は耐震基準が十分でもそもそも売れゆきが悪いわけで、自分で耐震補強をしてから売りに出すということは考えられないでしょう。
その分を業者に任せる形で、買い取ってもらおうというのが買取です。
補強工事をするかしないかの前に、まず売却したらいくらになるのかを知ることがおすすめです。
旧耐震の家は訳あり物件の買取業者かまたは空き家の買取業者に依頼をします。
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旧耐震基準の家の買取がおすすめの理由
買取だと相場は仲介の最大限に売れた場合の7割の価格が標準的ですが、旧耐震基準の家の場合は、上記の明らかなデメリットがはっきりしています。
要は普通に売り出しても、買い手の費用負担の分を考えて価格を低く設定せざるを得ませんし、それでも買い手がつかないことも多くあります。
単に古いだけでなく耐久性に不安のある旧耐震の家は普通の家と同等に売るということがそもそも難しいため、買取で売却をするのが一番おすすめの方法となります。
旧耐震の実家を買取で売却
うちの夫の実家の場合は親の生前中の売却でしたが、耐震基準が問題となりました。
所有者である母が高齢で売った後で問題になることを避けたかったためもあって、その後買取に切り替えて無事売却ができています。
買取の場合は家に欠点があっても、やむを得ない場合を除いてはそれを指摘されるということはほとんどありません。
この点でもストレスがまったくなく売却ができるので、問題がある家の場合は買取がたいへんおすすめです。
旧耐震基準の家を買い取る不動産業者
旧耐震の家や建物、アパート、マンションであっても買取が可能な業者は下の通りです。
Wakegai(ワケガイ)
・訳あり物件買取専門の国内最大手
・買取率100%
訳あり物件買取プロ
・訳あり物件全般
・ボロ家・問題あり物件も買取可
アルバリンクの空き家買取隊
・空き家・古家・古アパートの買取
・メール12時間査定が利用できる
ラクウル
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・相続物件の無料相談併設
Wakegai(ワケガイ)
Wakegaiは、株式会社ネクスウィルが運営する訳あり物件専門の国内の最大手。
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田、畑などの農地、墓地、山林、市街化調整区域、建物の建築、増改築が難しい土地
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Wakegai運営会社概要
Wakegaiを運営するのは株式会社ネクスウィル。
不動産売買だけでなく、マネープロデュース事業、studyFIRE運営、不動産売買・仲介・管理・不動産投資事業を行っています。
会社名 | 株式会社ネクスウィル |
役員 | 代表取締役 丸岡 智幸 |
本社所在地 | 東京都港区新橋6丁目11-8 1F |
設立 | 2019年 1月29日 |
資本金 | 5000万円 |
免許 | 東京都知事(1)第103238号 |
事業内容 | 不動産売買、仲介、賃貸管理、資産運用コンサルティング |
地図 | |
公式サイト | https://www.nexwill.co.jp/ |
Wakegaiへの査定依頼
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アルバリンク社の空き家買取、サイト名”訳あり物件買取プロ”は、ボロ家もゴミ屋敷も買い取り対象です。
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空き家事業をも手掛けるアルバリンク社は自社でリフォーム再販を行うため、高額の買取が期待できます。
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キャッチコピー「どんな家でも買い取りします」のとおり、成約率は92%。
これには土地のみやアパート、底地なども含まれるため、空き家ならほとんどの不動産がまず買い取ってもらえます。
買い取り実績多数
買い取り実績は十分で、北海道から沖縄まで問い合わせは年間3000件に及びます。
買い取り資金は5億円の用意があることも公開しています。
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本社は東京で、支店は他にも、千葉支店、埼玉の大宮支店、茨城のつくば支店と大阪の各地に支店があり、そこを拠点に全国の不動産を精力的に買取しています。
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訳あり物件買取プロの評判
訳あり物件買取プロの特徴
■訳あり物件買取プロの買取 | |
買い取る種類 | 築古物件・ボロ家・事故物件や再建築不可など訳あり物件全般 |
買取する地域 | 全国対応 東京本社・千葉・埼玉・茨城・神奈川・大阪各地に支店 |
買い取り実績 | 年間6千件問い合わせ |
買い取り資金 | 5億円の用意あり |
モットー | 「どんな家でも買取りします」 |
買取の査定 | メール対応可・12時間で返答 |
>>公式サイト |
運営会社の概要
社名 | 株式会社アルバリンク |
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本社 | 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F |
支店 | 福岡支店 横浜支店 大宮支店 千葉支店 茨城支店 大阪支店 |
設立 | 平成23年1月 |
資本金 | 2,400万円 |
事業内容 | 不動産の売買・仲介・管理・鑑定・買取再販・リフォーム |
対応エリア | 全国 |
地図 | |
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※アルバリンク社について詳しく
アルバリンクの口コミと評判
訳あり物件買取プロの口コミ
訳あり物件プロのアルバリンク社の口コミをgoogleのレビューよりご紹介します。
木に覆われ車も入らない相当なゴミ屋敷であり、どこに相談しても断られていましたが条件を相談の上前向きに検討して頂き、この度売却まで至ることが出来ました。相続はしたがどうしようもない家であったので家族一同救われた気持ちでとてもありがたく思っています。(同)
上のように条件の悪い家でも買い取ってもらえていますので、お気軽に査定を依頼してみてください。
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Albalinkの空き家買取
訳あり物件の中でも、空き家に特化した買取ならAlbalinkの空き家買取部門がおすすめです。
こちらからも査定の申し込みができます。
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通常の空き家だけでなく、収益物件でも査定できますし、他で断られた空き家でも買い取り対象です。
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アルバリンクの空き家買取隊の評判と口コミ
ラクウル
全国対応の買取専門、訳あり物件を買い取るおすすめの不動産会社の査定サイトが株式会社ネクサスプロパティマネジメントの運営する【ラクウル】です。
東京本社と千葉市内に支店があり、全国対応です。
ラクウルの特徴
- ・スピード感のある買取・現金化
- ・自社買取のため他社よりも高く買い取れる
- ・投資家会員への売却で高く売れる
- ・地域の不動産会社とは違うルート・視点で買取
- ・直買取なので手数料・諸経費が掛からない
- ・銀行と提携して資金が十分
高額買取の理由
ラクウルの特徴は、地域の不動産会社とは違うルート・視点で買取ができる というところ。
ラクウルは不動産投資のコンサルティングと投資物件の売買も扱うため、ボロ家を今流行のボロ物件投資の賃貸物件として売買を強化しています。
そのためキャッチコピーは「どこよりも高く買います」となっており、より高い査定金額での買取が期待できます。
業績は十分
訳あり物件の他、 債務整理の物件も買い取り対象です。
会社は不動産投資サロンのある投資部門、相続相談のための【相続の窓口】を開設するなど業績は十分で、様々な方面にビジネスを拡大しています。
ラクウルの運営会社概要
社名 | 株式会社ネクサスプロパティマネジメント |
本社 | 東京本社 東京都港区赤坂三丁目11-15 VORT赤坂見附5F |
支店 | 千葉支店 千葉市中央区中央4-12-9-3F |
設立 | 平成30年2月9日 |
代表者 | 廣兼 卓真 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | ・不動産の売買、賃貸、仲介 ・.不動産管理業 ・建築に関する請負、企画、コンサルティング業・建築のリフォーム業 |
地図 |
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※ラクウル詳細記事
ラクウルの評判と口コミ【訳アリ不動産買取専門】
旧耐震の家かどうかの調べ方
査定に出す前に、自分でも所有する家がどちらに当たるのかを確認する方法をお知らせします。
境となるのが、1980年よりも前か後かという点です。
旧耐震の家は1980年以前
- 1980年以前に建てられた建物⇒旧耐震基準
- 1982年以上に建てられた建物⇒新耐震基準
1980年の建物であれば建築確認の日付の確認の必要があります。
- 「建築確認」を受けた日付が6月1日よりも前⇒旧耐震基準
- 「建築確認」を受けた日付が6月1日より後⇒新耐震基準
旧耐震かを確認できる書類
建築確認の日付は、建築確認済証で確認できます。
万が一手元に残っていない場合は、市町村の建築課の窓口で「確認台帳記載事項証明」の発行を申請すれば、そちらに記されているために確認が可能です。
旧耐震基準の家が売れない理由
旧耐震基準の家が売れない理由は、どうしても地震に脆弱であるという印象が強くなるためです。
そのため買い手に不安が生じてしまうわけですが、それ以外にももっと実質的な売れない理由が旧耐震基準の家の評価が低くなるという点です。
旧耐震基準の家には、住宅ローンが組めない他にもの受けられる特典が受けられないという下のようなデメリットがあります。
- 住宅ローンの審査に通りにくい
- 家・建物が古い
- 住宅ローン控除を受けられない
- 贈与税の非課税対象にならない
- 地震保険料が割高になる
それぞれを簡単に説明していきます。
住宅ローンの審査に通りにくい
旧耐震基準の建物だと、買い手の印象だけでなく公にも倒壊のリスクが高いと判断されてしまいます。
そのため、担保価値が低く、住宅ローンの審査に通りにくくなってしまいます。
借りられる場合でも買い入れできる金額が少なくなってしまうので、ローンを元に家を購入しようとする希望者がいれば、購入資金が調達できなくなるおそれがあります。
また、旧基準の家は築年が古いのでリフォームをする資金も必要となります。
ローンが通らない、低い金額になるという以上に、価値が低いということになると、十分な金額で売ることが自体が難しく、値下げを余儀なくされることも考えられます。
家や建物が古い
そもそも、1980年を境に耐震基準が変わりそれ以前の家なので、旧耐震の家は築42年前後ということになり、古い家、築古物件に分類されます。
家の価値は築20年を過ぎると基本的に0円と考えられるのが普通です。
築古物件は、新築やリフォーム済み物件に比べると人気がありません。
また、買い手はリフォームが前提なので、費用がかかるのももちろんのこと、前もってのリフォーム費用の検討がつけにくいとその点でも売れにくくなってしまいます。
住宅ローン控除を受けられない
一般的に、不動産を購入する際は一定の条件を満たせば「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」を受けられます。
住宅ローン控除とは年末のローン残高の0.7%をその年の所得税から最大13年間控除する制ですが、しかし、旧耐震基準の建物は、住宅ローン控除の「対象外」になってしまいます。
耐震基準適合証明書を取得した建物であれば、控除は受けられますが、これには耐震補強工事を行うことが必要となります。
逆に言うと耐震補強工事でも、売却以前に耐震補強工事を行った履歴があれば、控除が受けられるのはもちろn旧耐震であっても十分耐久性があるとみなさ⒮れます。
贈与税の非課税対象にならない
建物を購入する際に、両親や祖父母などから住宅の購入や増改築のための資金贈与を受けるということはたいへん多くあります。
この場合、通常の建物なら、資金の援助を受けたとすると減税が受けられ、それを贈与税減税と言います。
ただし、旧耐震基準の建物の購入の場合は、この贈与税減税も受けられなくなります。
地震保険料が割高になる
東日本大震災以後は、火災保険と共に地震保険に加入する人が増加しました。
旧耐震基準の家は、この地震保険も保険料が割高となり、余計に費用がかかります。
等級によって割引率が決まり、月々の保険料が安くなるのが普通ですが、補強工事の履歴なしの家は、この割引が多く受けられない低い等級になってしまうのためです。
旧耐震基準の売却のポイント
これらの点を考え合わせると買い手にとってデメリットの大きな点が目立ちます。
改善点はやはり、耐震補強工事を売却前に行われたかどうかという点です。
行われていれば仲介でも売りに出せそうですが、耐震工事を一度も行っていない、売却前に行ったとしても売れるかどうかわからない家は費用をかけて売るわけにはいきません。
やはりその際は、買取業者に査定の金額を聞いてみて、今後の売却方法を決めていくのが一番おすすめの方法です。
また、耐震基準が新しい方だったとしても、古い家には違いありません。
他にも空き家が多くみられる地域なら、買取で早く売却をするのが、こちらもおすすめといえます。
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