戸建ての買取業者ランキングおすすめ３選！全国対応・即日スピード査定

戸建の家や空き家が売れにくくて困っているときや、家を早く売って手放したい時は、不動産会社に空き家を買い取ってもらう、業者買取での売却をおすすめします。

いずれの業者もスマホやパソコンで査定の申し込みが簡単にできます。

この記事では実家を買取で売却した経験から、もっとも高く戸建を買ってくれるサイトサービスを比較、いちばん良いと思われるおすすめをご紹介していきます。

戸建の買取業者の探し方

戸建の買取業者の探し方は、買取をする専門の会社に直接査定を依頼する方法と、不動産一括査定を利用して買取業者を探して売却する方法の２種類があります。

不動産一括査定は、買取再販業者も多数登録をしているため、どちらからでも探すことができます。

また、直接に売却を依頼するのと一括査定はどちらか一つというのではなく、両方を併用しても差し支えありません。

その両方を見ていきましょう。

戸建の買取業者

戸建を直接買い取る買取業者でおすすめの不動産会社は以下の会社の買取サービスです。

これらはすべて全国対応の業者で、47都道府県のどこからでも査定を依頼することができます。

会社名	特徴	査定依頼
ワケガイ	・訳あり物件の評価三冠 ・価格満足度No.1 　⇒詳細記事	公式
空き家買取隊	・空き家・訳あり対応 ・メール12時間査定可 　⇒詳細記事	公式
ラクウル	「どこよりも高く」買取 ・相続の無料相談 　⇒詳細記事	公式
WISH	・空き家買取くん運営 ・「買取価格に自信」 ⇒詳細記事	公式
訳あり不動産相談所	・価格のベストレート保証 ・処分依頼も可 　⇒詳細記事	公式

いずれもよく知られる買取業者で、サービスの内容も明確なため、それぞれの特徴をまとめます。

ワケガイ

ワケガイ　訳あり物件No.１！
	● 買取価格満足度No.1 ● 即日スピード査定・即日現金化 ● 買取率100％ ・・・ 査定依頼

会社名	株式会社ネクスウィル
本社所在地	東京都港区東新橋２丁目１１−４ Mayapada Shiodome Plaza 3階
買取エリア	名古屋支店と大阪支店あり　全国対応
役員	代表取締役　丸岡 智幸
事業内容	不動産売買、仲介、賃貸管理、資産運用コンサルティング
公式サイト	https://www.nexwill.co.jp/

ワケガイは株式会社ネクスウィルが運営する訳あり物件全般の買取サービスです。

訳あり物件の買取では、東京本社の他、大阪と名古屋に支店を置いて全国対応規模、年間6,000件の相談件数は買取業者トップクラスです。

また、訳あり物件の中でも買取の難易度の高い共有名義の共有持分の買取では最大手であり、難しい物件でも買取のスキルが高く、対外的な評価も高く信頼できる買取サービスとなっているのが特徴です。

買取する不動産の種類

買取の特徴

ワケガイのモットーは「すべての不動産に価値を」というもので、山林、墓地などの特殊な土地を除けば買取率は100％です。

対外的な評価も高く、訳あり物件の買取の３つの部門でいずれもNo.1を獲得するという評価の高い買取サービスです。

特に不動産買取価格の満足度No.1は、買取価格が高いことを示しており、見逃せないところです。

口コミ

「対応が早く、買取金額も他社を圧倒していた」

「実家が空き家になり、どんな家でも買い取りするという話をネットで見つけてとりあえず2社に見積もりを依頼。ワケガイはもう一社の4倍で買取してくれた。片付けや登記も同時に依頼ができてよかった」

「相続予定だった実家を迅速（問合せしたその日）に査定、相続関係も含めてサポートしていただき安心して手放す事ができた」

ワケガイはスピード即日査定を行っており遠方は立ち合い不要、その日のうちに買取価格を知らせてもらえますので、今すぐに公式ページのフォームから物件の住所を送っておきましょう。

※詳細と口コミはこちらから
ワケガイの口コミと評判

空き家買取隊

空き家買取隊
	● 空き家・訳あり物件買取 ● 最短３日で現金化 ● 電話不要・メール12時間査定 ・・・ 査定依頼

社名	(株）AlbaLink
本社	東京都江東区木場二丁目17番16号 BESIDE KIBA 3階
エリア	大阪・名古屋他全国15支店で全国対応
代表者	河田憲二
事業内容	不動産の売買・仲介・管理・鑑定・買取再販・リフォーム
公式サイト	https://wakearipro.com/

空き家買取隊はアルバリンク社が運営する訳あり物件の買取サービスで、年間の問い合わせ数が6,000件を超す人気の高い不動産買取です。

また買取の会社としては稀な東京プロマーケットにも上場、信頼度の高い会社です。

買取する不動産の種類

買取の特徴

口コミ

「査定から契約まで1週間で対応いただきとても助かりました。仲介では中々話が進まないときに買い取りで対応いただき満足しています」

「長い間放置していた空き家の訳あり物件の買取り相談をしたところ真摯に相談に乗っていただき、無事解決することができました。諦めかけていたのでとても感謝しています」

アルバリンクは訳あり物件を賃貸物件として活用できる１千人規模の投資家会員がいるため、積極的に高額で買取します。

査定は机上査定を採用しているため、電話番号記入不要、メールで買取価格を知らせてもらえる１２時間査定が利用できるのも人気の高い理由となっています。

※口コミと詳細は
空き家買取隊の評判と口コミ【2024年最新】

ラクウル

ラクウル
	●投資物件運用で高額買取 ●少額物件も対応 ●相続物件に強い ・・・ 査定を依頼する

社名	株式会社ネクサスプロパティマネジメント
本社	東京都港区赤坂三丁目11－15 VORT赤坂見附5F
代表者	廣兼 卓真
事業内容	不動産の売買・賃貸・管理・建築請負・企画・コンサルティング業
公式サイト	ラクウル公式ページ

全国の空き家の売却におすすめなのが、空き家と訳あり物件買取専門のラクウルです。

運営会社のネクサスプロパティマネジメントは、買取の他相続のトラブルを解決する相続の窓口も開設しているため、相続物件の買取に強みがあるのが特徴です。

物理的に難しい訳あり物件だけでなく、法律的な面での訳あり物件の悩みも解決、相続時の問題の段階から、不動産の売却までをワンストップで解決しています。

買取の特徴

口コミ

「年間解決出来なかった物件を無事解決し、処分して頂きました。ありがとうございます。」

「実担当者の豊田氏の対応がとてもよく他社には無い提案でスムーズに良い取引をしてくださいました。ありがとうございました」

ラクウルの査定の依頼は最初にAI査定が使えますので、申込画面で住所を入力するとすぐその地域の地価に基づく不動産の価格が提示されます。

査定はもちろん無料でできますので、お気軽にご依頼ください。

※ラクウルの詳細は下の記事に
ラクウルの評判と口コミ【訳あり不動産買取専門】

その他の不動産会社は
WISHの不動産買取の評判と口コミ【空き家買取・訳あり物件】

訳あり不動産相談所の評判と口コミ　売れない不動産を現金化

戸建の買取に利用できる不動産一括査定

中古戸建や空き家の買取業者は一括査定で、最大６から15社の中から提示される価格を比較の上で選ぶことができます。

最初から空き家の価格を比較したい方には一括査定がおすすめです。

おうちクラベル　最多の15社比較

おうちクラベルは日本最大級の不動産一括査定の一つで、東証プライム上場企業であるSREホールディングスが運営、信頼できるサービスとして全国で利用されています。

査定のメリット

同時査定数が１５社で一括査定では最多です。各不動産会社の情報が見やすく 掲載されており、 買取査定ができる会社が明記されて 選びやすいです。
また AI 査定を取り入れているため 空き家の情報を登録後、その場で不動産の価格がすぐにわかるメリットもあります。

おすすめ度　★★★★★

最大15社の利点を生かし 多くの会社を比較したい方におすすめです。

\おうちクラベルなら最大15社比較/

※おうちクラベルの詳細は下の記事を
おうちクラベルの評判と口コミ

LIFULL HOME'S　日本最大級サイト

LIFULL　HOME’Sは日本最大級の不動産サイトLIFULLの査定サービスとして知名度が卓、東証プライム上場会社が運営する信頼できるサイトとして全国で利用されています。

査定のメリット

全国対応で大手から地元企業まで最大１０社の不動産会社に査定依頼ができます。知名度の高さに加え、PCでの利用者数、売買総合、、訪問査定率の高さ、キャンセル率の低さNo.1と高い評価を得ています。

おすすめ度　★★★★

大手でセキュリティーも安心として、これまで838万人が利用、売却と買取の両方の査定に利用できます。LIFULL　HOME’Sは、不動産売却だけでなく、購入や賃貸探しにもオールラウンドに利用できる総合サイトとしていちばんにおすすめです。

※詳細記事は
LIFULL HOME'Sの口コミと評判

リビンマッチ　地方の空き家の査定に強い

リビンマッチは利用したい不動産一括査定 ナンバーワンに選ばれた歴史のある不動産一括査定です。 登録者数も 全国1700社と十分で、仲介の他 買い取り専用サイトのある 全国対応の一括査定は リビンマッチだけです。

査定の特徴

市街地から離れた地方に強い地域密着型で、問題がある空き家や ローン残債のある物件も査定が可能という特色があります。

仲介と買取の査定の他に、 空き家の活用方法として、 空き家を賃貸に利用した際の賃料の査定もできるのが大きな強みです。

おすすめ度　★★★★★

リビンマッチは地方に強く条件の悪い 空き家も 査定が 依頼できるため 空き家の売却におすすめです。 歴史の長い老舗サイトなので安心しておすすめできます。

\リビンマッチで地方の価格を比較/

※リビンマッチについて詳しくは
リビンマッチの口コミと評判

 

一戸建ての売却方法

一戸建てを含めた不動産の売却方法は仲介と買取の２つがあります。

他にも「買取保証付き仲介」というものが最近宣伝されるようになりました。

これは、最初は仲介に出して、売れなければ買い取るという不動産会社の提案する方法です。

それぞれを一覧にまとめると下のようになります。

	買う人	価格比較	売却までの速さ
仲介	一般の購入希望者	相場や希望する価格	不定
買取	不動産会社・業者	相場の７割	数日でも成約可
買取保証付き	売れなければ買取	相場～７割	３カ月で買取に移行

仲介で売りに出す期限はおおむね、３か月、または半年とするところが多いです。

自分で売りに出す場合でも３カ月を一つの目安とし、その後は買取に切り替えて業者に売却するというのが一般的な売り方になってきています。

戸建の仲介と買取の違い

まずは、仲介と買取のそれぞれの内容と違いを確認しておきましょう。

	買う人	価格比較	売却までの速さ
仲介	一般	相場や希望価格	不定
買取	業者	相場の７割	最短数日

仲介での売却の手順については下の記事に詳しく記しています。

仲介だけではなく、買取での売却が選択肢に入ってきた理由は、仲介では空き家が売れないからです。

なぜ仲介では売れないのか、まず仲介での売り方の仕組みから見ていきましょう。

戸建の仲介での売却

仲介というのは文字通り、不動産会社が売買の仲介をするという方法です。

不動産会社は、家を売りたい人に買いたい人を紹介する、間に入って価格の交渉をしたり、購入の売買契約の手続きをしたりするという役割です。

このような手順をとっても築年の古い戸建は売れないという現象が全国で起こるようになったため、買取という方法が注目を浴びることとなったのです。

戸建の買取での売却

買取での売却は、売り主と不動産会社、買主の三者ではなく、売主と買取業者との間で直接に売買を行うという方法です。

それによって、戸建や不動産が何年も売れないで保有し続けなければならないその間に、経年劣化によって解体を余儀なくされるという事態を免れます。

解体費は最低でも１５０万円から２００万円ですので、解体に至る前に売るのが鉄則です。

戸建てがとうとう売れなかったので、更地にして持ち続けているというケースの中には、早めに買取に切り替えて売っていれば現金化できただろうところが多く含まれています。

戸建そのものの価値は築２０年を過ぎれば０円ですが、家があるのとないのでは、買取の際は大きく違うからです。

仲介で売れない時は、その地域では家は売れないというのがまぎれもない事実なので、早めに買取に切り替えるのがおすすめです。

戸建の買取の相場

中古の戸建の買取の相場は、市場価格の７割と言われます。

そうなると「買取は安いのでは」と思われるかもしれませんが、そう単純ではありません。

仲介ならかかる費用が買取ならかからないということが意外に多いため、差し引きそれほど変わらなかったというのが実際の印象です。

戸建の売却と解体費

築４０年前後の家の場合は、売却時に解体費を差し引くのが普通です。

この解体費は１５０万円から２００万円が相場です。

たとえば１千万円で売れる中古戸建であっても、実際には８００万円になるわけです。

そうなると、買取で７割として７００万円で売れたとしても、大きな違いではありません。

戸建の維持費

８００万といっても、その価格で売れるとはかぎりませんで、売れなければさらに値下げをする可能性もあります。

また、いつ売れるかはわからないので、１年後５年後となれば、その間に固定資産税と費用が加算されていきます。

戸建買取なら手数料無料

そして、仲介の場合は売れたとすると、売買の手数料、売却額の３％+６万円を不動産店に支払う必要があります。

たとえば１千万円の家がそれぞれいくらになるのかというと、マイナスが３６万円も出る計算になります。

買取の場合は、手数料は無料なので、その分も売却益に加算されます。

戸建の残置物

また買取の場合には残置物の処分費用を不要とする業者がほとんどです。

残置物とは家の中の家具やゴミ類ですが、これだけでも最低数十万円はかかります。

さらに、更地にして土地を売却するという場合なら、庭木や外構も全部撤去しなければなりません。

たとえば、解体費はもちろん車庫や物置、カーポートのコンクリート敷きなども取り除いて、土の状態にする必要があります。

これらの費用を含めて考えると、買取の７割は決して安い価格ではないことがわかります。

私の実家の場合は残置物処分は物が多かったため、自分で捨てたほかにも２度業者を頼み、最後の買取の時も残ったものを支払いましたが、トータルで数十万円はかかりました。

塀や庭木、庭石などの撤去は費用は、買取の場合はいりませんでした。

費用について比較をまとめると

	解体費	維持費	売買の手数料	残置物処分
仲介	〇	〇	〇	〇
買取	✖	✖	✖	✖（業者による）

戸建の買取業者ランキング

都心部での不動産は戸建に比べてマンションの戸数の方が上回っています。そのため、不動産買取というとマンションの買取業者が多く表示されるようになりました。

マンションの買取を主な業務として行う会社も都心部には多く見られますが、戸建を取り扱う会社ももちろんたくさんありますし、買取再販業者として有名なところは、やはり戸建を扱う会社です。

全国ランキングでいえば、全国レベルの戸建のの買取でランキングトップ４は、カチタスを筆頭とする以下の不動産会社です。横スクロールできます。

（データ参照：リフォーム産業新聞 第1562号「買取再販年間販売戸数ランキング2023」2023年7月31日発行）

これらの会社のうち全国で利用で樹のはカチタスのみです。リプライスはカチタスの子会社です。

しかし、カチタスの買取には基準があり全部の戸建を買い取るわけではありません。

カチタスはリフォーム再販の会社なので、リフォームができない家は買取しませんし、またリフォーム後に売れない家は買取しません。

たとえば再建築不可物件や事故物件(条件による)など、リフォームができないことがわかっている家や再販後に売れないことが予想できる位は対象外です。

そのような時に空き家を買取で手なせるのは、カチタス以外の訳あり物件を取り扱う、カチタスとは別なリフォーム再販の不動産会社ということになります。

関連記事：
カチタスが買取不可なのはどんな家？断られる３つの理由大切な車庫スペース

戸建の買取業者の探し方

通常の不動産店では扱わない戸建は、「どんな家でも買取します」というタイプの全国対応の訳あり物件を買い取りする買取業者に依頼をするのがおすすめです。

そのような戸建の買取業者は地元の不動産店よりもインターネットで探す方が早く見つかります。

その理由は

不動産の買取は仲介と違って、業者の提示額がそのまま売却で受け取れる金額となります。

そのため、できるだけ多くの会社の買取額を比較して、いちばん高い買取額を提示する会社に売る方が高く売れます。

注意したいのは地元の不動産店でも買取は行いますが、自社の買取でないため価格が安くなるということです。

自社で買取後にリフォーム⇒再販というルートを持つところが、買取額がいちばん高いのです。

戸建の買取業者の探し方は２つ

インターネットでの買取業者の探し方は、下の２つに分けられます。

どちらか一つというのではなく、状況に応じて両方を併用するのがおすすめです。

大切なのは戸建と土地を早く確実に売ることです。

そのためには無料の査定はどんどん利用しましょう。

戸建の買取の一括査定のメリット

戸建の買取の一括査定のメリットは

買取の時には不動産の無料一括査定は、見つけた会社が提示する希望の金額でそのまま売却できるためたいへんおすすめです。

また、買取をする専門の会社が見つかれば、直接依頼するのも同様に良い方法です。

一括査定と直接依頼の両方を一度に試すかまたは、買取の会社を先に試して価格が折り合わない時は、いったん保留としておいて一括査定を利用して価格を比較するのもおすすめです。

目的はとにかく一番高い価格で戸建を売ることです。

一括査定は複数のサービスがあるので、一つ目で見つからなければ他のサービスを利用してもまったくOKです。

また、一括査定はどのサービスも同じサービスを何度でも利用することができます。

もちろん料金はすべて無料なので積極的に利用して、高い売却につなげましょう。

戸建の査定の価格

実際にやって見るとわかりますが、中古住宅の戸建の買取の代金は会社によってかなり開きがあります。

夫の実家の査定の例では買取に３社の見積もりを取りましたが、金額は以下の通りでした。

空き家の買取の査定の例

このうち一社だけが直接の指名交渉でした。

結果は上記の通りで、いずれも大手の不動産会社なのに買取金額に倍の差があることがわかると思います。

買取の場合は、会社の提示する金額がそのまま受け取れる代金となるので、できるだけ多くの会社に当たるのがポイントです。

空き家の買取はしない不動産店

地元の不動産店の看板をあげているところでは、買取はしないのかな？

空き家の買取は地元の不動産店では買取はしないのでしょうか。

地方では、地元不動産店には買取を断られることが多いです。

理由の一つは資金を持っていないからでもあり、買い取った後のリフォームなどの活用のノウハウが専門会社ほど確立していないからです。

不動産店に依頼すると、要はどんなに売れないとわかっている家でも、「仲介の方が高く売れますよ」と言われて仲介で売りに出すということになってしまいます。

仲介がいいわけではなくて、不動産店が買取のルートを持っていないため、買取では儲けが生じないためです。

その場合はいつまでたっても買取はすすめませんし、仲介ですぐに売れればいいですが、家が売れないうちに老朽化してしまいます。

中には不動産店でも買取をしますと言っているところもあるのですが、買取をすすめる場合は紹介料が目的で、その分買取額が安くなることがあるため注意が必要です。

戸建の買取の仕組み

不動産会社であれば、皆が不動産の買取をするわけではありません。

不動産の売買をする不動産会社と、空き家を活用する会社は業務内容はまったく別なのです。

また、専門の会社でなければ、買取額が安くなるということも経験しています。

専門の会社との買取額の違いについてお知らせしていきますが、まずは、不動産買取の相場と仕組みについてみていきましょう。

不動産買取業者の目的

中古住宅の買取の目的は、空き家を買った後にリフォームをした後で希望する人に売る「リフォーム再販」、もしくは、空き家を解体して新築の家を建てる建売住宅の販売のどちらかです。

素人からすると買取も仲介も皆同じように不動産業者がやるように考えていますが、内容が全く違います。

不動産買取には、買取の代金の支払いの他、リフォームまたは新築の建設という高額の資本が必要です。

最終的に上のどちらかの目的がなければ、空き家の買取はしないわけです。

この場合の資金は、一度にたくさんの空き家を買い取って同時進行でリフォームを進めていくわけですので、お金を一銭も出さずに、不動産売買の仲介を主要な業務とする地元の不動産店とは大きな違いがあります。

戸建の買取の利益

買取業者の利益についても見てみましょう。

買取の場合の利益や、空き家の仕入れの買取額とリフォームにかかる費用と、最終的な売却額のその差額にあります。

大まかに言ってこの差額が買取業者の利益となりますので、リフォームの建材を安く仕入れることや、リフォーム時の設計に対応できるスタッフや建設会社との提携などが利益につながります。

地元不動産店はこれらを行う資金やリフォームのノウハウ、リフォームを行うためのシステムが整っていないので、空き家は買い取れないということがわかります。

最近は不動産店の大手は買取もしているところが増えていますが、古くからの買取再販業者と比べると、材料を安く仕入れたりするリフォームのノウハウの点では劣ることが多いです。

戸建の買取額はなぜ違う

なので、中古戸建の買取は上記のような自社でリフォームをする会社か、その会社に連携をしている買取業者を選ぶことが必要になってきます。

中古戸建を買い取っても必ず売れる、そういう会社や業者は戸建を高額で買い取ります。

そうではない会社は安く買い叩くことになりますので注意が必要です。

われわれが受け取れる買取額の高い低いは、空き家や土地を利用してどれだけ利益が上げられるかという買取業者の能力にかかってくるのです。

ビジネスのノウハウが買取額に直接反映するということなので、その観点からも査定の金額を元に、買取をする会社を選ぶ必要があります。

一般の不動産店は買取額が安い

買取の会社を注意して選ぶ必要があるというのは、買取をするとうたっていても、上記のリフォーム再販などの活用が目的でない会社が多いからです。

特に地元の不動産会社などでは自社ではリフォーム再販は行わず、買取業者に転売をする目的で「買い取ります」とするところは多くあります。

しかし、その買取はリフォーム再販業者の買取とは大きく違います。

戸建の買取の注意点

その場合は転売目的での買取となりますが、そうなると最初に買い取った不動産店の報酬が上乗せされることになるため、結果的に買取価格が安くなるため注意が必要です。

先に夫の実家の買取額をお知らせしましたが、このうちB社は、リフォーム再販の専門の会社です。

そして、C社の方が一見価格が高く見えますが、これは地元不動産店D社の担当者が別会社E社に紹介をするというもので、紹介料が５０万円取られるということがあらかじめわかっていました。

地元不動産店D社では不動産サイトを見ると自社でリフォームした物件を売ってはいるのですが、他社への紹介となったものです。

ちなみに、上記のA社３００万円というのも地元の不動産会社の同じ担当者の紹介です。

これを見ても地元の不動産店の紹介する金額は、買取の専門会社に比べると「極端に安い」「手数料込みで安い」ということがわかります。

戸建専門の業者なら高く買い取る

買取で家を売る場合は、直接リフォーム再販を自社で行っている会社か、専門の買取業者に直接売ることがもっとも高額で家を売ることができます。

地元の不動産店は、上記の通りまったくおすすめできません。

中古の戸建を高く買い取る買取のおすすめは専門の業者です。

地元にはありませんので、買取の会社はインターネットで探しましょう。

買取の不動産会社は遠方でもOK

買取の不動産会社はたいてい大きな都市部にあり、そこを拠点に各地に買取に出向きます。

私の実家を査定に来てくれた業者は、2社ともが2県またいだ東京の業者でした。

夫の実家を買い取ってもらった業者の方は「車に乗ってばかりなので座るのがつらい」とのことで、自宅に来た際も椅子をすすめても座ろうとはしませんでした。

限られたエリアでは早々空き家が連続で売りに出たりはしないので、買取業者たちは常時そのくらい遠方の距離を移動して、物件の査定に当たるのが普通のようです。

最初はそんな離れたところから買取に来てくれるのか半信半疑でしたが、買取業者の場合、各地に支店や支店ではなくても連携する不動産会社を持つところも多く、遠方でもまったく心配はありません。

まとめ【戸建を高く売るために】

不動産の売却は何よりも価格が大切です。購入と違って売却は一度きりで、アフターサービスはいりません。

貝土地の場合は仲介と違い、不動産会社が提示した価格でそのまま売却が決まります。

寄って、売却は会社の名前や場所よりも、査定の価格を元に選ぶのがおすすめです。

無料査定を効率よく活用し、提示された価格を元に不動産会社を選び、空き家の高値での売却を目指しましょう。

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